第79弾
『マキシ・ジャズ & E-タイプ・ボーイズ/シンプル.. ナット・イージー』(2016年録音)
マキシ・ジャズ(本名はマクスウェル・フレイザー、1957.6.14~ )は、英国のヒップホップ・ミュージシャンで、ラッパー、シンガー・ソングライター、DJでもある。1995年に結成され、2012年に解散した英国のエレクトロ・バンド、「フェイスレス」のリードヴォーカルとして有名である。
2015年以降、「マキシ・ジャズ・アンド・E-タイプ・ボーイズ」という新しいバンドを結成し、リード・ヴォーカルとギターを担当し、活動している。
拙い英語力で英語版 Wikipedia の記事から読み取れたのは、ざっとこんなところです。
マキシ・ジャズというステージ・ネームも「フェイスレス」という音楽ムーヴメントも全く縁のなかったよーのすけは、店頭でこのLPのジャケットを見た瞬間に、これは買わざるを得ないなと思ったわけですが、その時はマキシ・ジャズっていうくらいだからジャズマンなんだろうくらいに思っていたのでした。
家に帰って、レコード盤をターンテーブルにのせ、聞いてみると、JAZZではないけれど、まあ、かっこいい。ベースの低音と、炸裂するブラス。低くくぐもったマキシ・ジャズのヴォーカル。ジャケットの裏面にギターケースをさげて佇む痩せた長身の男の写真もかっこいい。
今の若い人たちは、Youtube みたいなもので新しい音楽に出会っていくのでしょうが、よーのすけのような古い人間は相変わらず、レコードを所有することにこだわりを持ってしまいます。昔は、深夜のラジオ番組とか、FM放送とかをつうじて世界の新しい音楽とつながっていて、気に入ったミュージシャンがいれば、レコードを購入することで、新しい発見を積み重ねていきました。JAZZにのめりこんでからは、新宿や明大前、四谷、御茶ノ水などのJAZZ喫茶に入り浸り、日がな一日JAZZを聞いて、掲示されたレコード・ジャケットを見て演奏者や曲目、録音年月日などを確認していったものです。
昔に比べ、新しい音楽との出会いが少なくなっている今日この頃ですが、こうやってジャケット買いの結果、新しい音楽に出会うとやはり嬉しいものです。
そのジャケットですが、
ジャガー・E-タイプのヘッドライトを大写しにしたこのアングルは、以前に紹介したこれらのアルバムと共通しています。
左から、
第50弾、
第62弾、
第63弾
そもそも、自分のバンドの名前を「E-タイプ・ボーイズ」と名付けるくらいだから、マキシ・ジャズはクルマ好きなのに違いありません。英語版の Wikipedia には、彼がクルマとレースが好きで、スバル・インプレッサ、フォード・エスコート、フォード・フィエスタ、フォード・シエラ・コスワース、マーコスLM500Rのほか、ニッサン350Zを所有していることなどが書かれてありますが、ジャガー・E-タイプとの関係は特に触れられていません。
Posted at 2020/12/01 00:39:52 | |
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JAZZのLP | 日記