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よーのすけ@NB1のブログ一覧

2018年11月30日 イイね!

LPジャケットに描かれたクルマ(その74)

LPジャケットに描かれたクルマ(その74)第74弾
『チャーリー・パーカー/バード・オン・フィフティーセカンド・ストリート』(1948年録音)

チャーリー・パーカー(1920年8月29日~1955年3月12日)は、アルトサックスの天才にしてモダン・ジャズの神様ということになっています。この、LPジャケットシリーズでも第11弾が初出で、「お気に入りジャケットⅡ」に続き、3度目の登場ということになります。

JAZZファン歴40年以上のよーのすけですが、パーカーを好きかと聞かれると、返答に困ります。確かに天才だし、神様でもあります。パーカーがいなかったら、モダン・ジャズは全く違う音楽になっていたでしょうし、マイルスもコルトレーンもスターダムにのし上がれなかったかもしれません。

このレコードは、1948年7月6日、ニューヨーク52丁目にあったスリー・デューセスというクラブでのライブ録音です。ジミー・ネッパ-(トロンボーン奏者。ミンガスに殴られて前歯を折られたことで有名)がパーカーの追っかけをやっていて、こっそり録音していたテープをもとに編集されたレコードですが、私家版の音源のため音は悪いし、曲によってはパーカーのアドリブが終わるとぷっつりと切れてしまうというひどいしろもの。研究者にとっては意味があるかもしれませんが、これを聞いて楽しむということは、ちょっと難しいレコードです。

スイングジャーナルの元編集長・中山康樹氏が、名著『マイルスを聞け!』で書かれている次の文章が、よーのすけにはストンと納得できます。

ボクには、チャーリー・パーカーがよくわからない。いや、むしろ嫌いといったほうがいい。ビ・バップという新しいジャズを創造し、目もくらむようなハイ・スピードで即興演奏をくり広げたこの人を、ジャズの世界では「天才」とか「神様」とか、とにかくエライということになっているのだが、どうもピンとこない。〈中略)パーカーの天才ぶりを伝える逸話として、同じ曲でまったく異なるアドリブをくり広げたというのがある。いかにパーカーがインスピレーションに富んだ、天才プレイヤーだったかということを言っているわけだが、過大評価もはなはだしい。何も考えていなかっただけの話なのだ。この曲はこう吹かねばならぬ、という確固たるポリシーがなかっただけなのだ。その結果、テーマ・メロディーこそ違っても、アドリブ・パートに入ると、どれもこれもみんな一緒という印象を抱かせてしまうのである。(中山康樹)

確かに、パーカーはビ・バップを創造したかもしれないが、ビ・バップグループのなかでパーカーよりもメロディラインの美しいアドリブを繰り広げたミュージシャンはたくさんいます。よーのすけの好みでいえば、アルトサックスならソニー・クリスなんかがそうです。

そんなわけで、このレコード、内容については特に申し上げることがありませんので、ジャケット写真のほうを見ていきます。ニューヨーク52丁目のスリー・デューセスの前に佇むチャーリー・パーカー。彼は右手をちょっと上げて、誰かに挨拶をしているかのようでもある。

そのパーカーとスリー・デューセスの間にクルマが何台か停まっているのですが、妙に背中が丸く膨らんだこのクルマは、その形状とこのレコードの制作年代から推して1946年型フォード・スーパーデラックス・クーペかと思われます。





このクルマ、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくるビフ・タネンの愛車(映画の中では黒塗りのコンバーチブル・タイプ)としても存在感がありましたね。やっぱり、この時代のクルマは独特のオーラがあり、カッコいいです。







Posted at 2018/11/30 16:16:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | JAZZのLP | 日記
2018年11月25日 イイね!

今年最後の合宿

今年最後の合宿2018年11月24日(土)~25日(日)
年内最後のゴルフ合宿に参加してきました。

←静ヒルズの9番ホール。24日の夕方、夕日に照らされたクラブハウスと紅葉、そして雲の形がカッコよかったので写真を撮りました。

最近のラウンドの成績が割と調子よかった
ので、自分なりの課題として、集中力をきらさないことと、ミスをした後の気持ちの切り替えを早くすることと考えて、今回の合宿に臨んだのですが、伏兵は全然別のところにいました。

合宿の2日目、疲労が蓄積してくるとやはり集中力がきれて、スコアが中だるみになってしまうのは、予想どおりだったのですが、今回は途中からパターが全く入らなくなってしまったのです。

年内にあと2回のラウンドの予定があるのですが、100を切る目標は遠のくばかり。悩みは深いです。
Posted at 2018/11/25 21:44:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | ゴルフ | 日記
2018年11月23日 イイね!

音楽のちから

音楽のちから映画『ボヘミアン・ラプソディー』を観てきました。

公開直後なので、内容に触れることはしませんが、一言、
これはすごい!

イギリスのロックバンド「QUEEN」の軌跡を、フレディー・マーキュリーにフォーカスして描いているのですが、役者がそれぞれの登場人物を演じきっていて、これはドキュメンタリーかと勘違いするくらいに再現度がすごい。

成功への渇望と、成功した後の孤独、恐怖・・・それらを貫き、すべてを覆いつくす音楽のちから。

間違いなく、今年観た映画の中でも最高の作品です。映画館も混んでました。周りの人が話しているのを聞くと、2度目、3度目というようにリピーターになっている人が結構いるらしい。

観終わって、その気持ち、よくわかりました。

Posted at 2018/11/23 23:47:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | 徒然 | 日記
2018年11月17日 イイね!

【2018】青森・岩手探訪⑤ ガレージと手料理

【2018】青森・岩手探訪⑤ ガレージと手料理2018年11月4日(日)承前

ポチさんと待ち合わせている啄木記念館は滝沢ICの近くなのですが、松尾八幡平ICを下りて、アスピーテラインを走ってきた後なので、そのまま下道を走って行くことにしました。

前のブログで報告した通り、途中で給油&洗車をしたりして、のんびり進めてきて、啄木記念館を小一時間見学する時間もあって、ちょうどよかったです。




ポチさんは、シロ号で時間通りに現れました。
緑と白のツーショット。啄木記念館の紅葉は少し盛りを過ぎたころか。


啄木記念館から10分ほどで、瀟洒な P's Garage に到着。
普段はシロ号が収まっている区画にターくんを入れさせてもらいました。
(洗車しといてよかった!泥だらけのままだったらきれいなガレージに申し訳ないところでした。)



ポチさん邸では、ポチさんご夫妻が歓待してくださったのですが、ガレージ兼住宅の見事なこと。
まるで住宅展示場のモデルハウスに住んでいるの?というくらい、整理整頓が行き届いていて、生活感というものがまるで感じられません。


大画面でBABYMETALのデロを鑑賞したのは言うまでもありませんが、ポチさんのおススメは、2017年1月の横浜アリーナでの公演で、YUI-METALが最高に可愛かった頃。SU-METAL推しで、生コンサートもみてきたよーのすけとはちょっと意見が違うところですね。

ポチ号とターくんの後姿をガラス越しに眺めることのできる居間で、ポチさんの手料理によるもてなしを受けました。

よーのすけがポチさんと初めて会ったのは、2010年10月の「神様」を囲む青い森ツアーだったのですが、その2日目の夜、ウェスパ椿山のコテージで、大きな鯛を見事にさばいて10人前のお刺身とアラ汁を作ってくれたポチさんを見て、この人は料理人なんだなと思って疑わなかったのでした。

今回のポチさん邸での酒宴には、ポチさん手作りのお品書きまで用意されていました。



どれも美味しかったけれど、特に、鶏むね肉の自家製ハム と 芋の子汁 は絶品でした。
あまりに感激して、お品書きにサインをおねだりしました。

深更まで、クルマとかBABYMETALとか、JAZZとかお酒とか、いろいろな話をして楽しかったです。



翌朝、ガレージの中でポチ号のキレイに磨かれたエンジンルームを鑑賞。


8時半ごろお暇して、東京へ向かって出発しようとしていると、ポチさんが
「ちょっと待って。よーのすけさん、タイヤの空気、甘くない?」

コンプレッサーを出してきて、4輪の空気圧を調整してくれました。
さすが、ガレージってやっぱこうでなくちゃ、ね。


ポチさん邸を辞して、滝沢ICへ向かうまでの間に、岩手山がとても美しく見える場所があったので、車を停めて写真を撮りました。


‐‐‐‐‐‐

4日間の走行記録
11月2日 615Km
       都内-東北道-松尾八幡平IC-宿
11月3日 299Km
       宿-松尾八幡平IC- 東北道-小坂IC-十和田湖発荷峠-奥入瀬ー城ヶ倉大橋ー山寺ー暗門ー
       津軽ダムー弘前りんご園ー伝承館
11月4日 189Km
       伝承館ー黒石IC-東北道ー夏生八幡平IC-アスピーテライン(見返り峠まで往復)-啄木記念館―
       P's Garage
11月5日 599Km
       P's Garage-滝沢IC-東北道-都内
      
       合計1702Km 給油4回(平均燃費11.74Km/L)


追記:
今回の遠征で大変お世話になった、白神さん、ポチさん、ポチ子さんに、改めて御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

おしまい










Posted at 2018/11/18 11:21:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | ロードスター | 日記
2018年11月16日 イイね!

【2018】青森・岩手探訪④ アスピーテライン

【2018】青森・岩手探訪④ アスピーテライン2018年11月4日(日)

朝8時に白神邸を辞して、黒石ICから東北道に乗りました。
この日は15時半に石川啄木記念館でポチさんと合流することになっていて、それまで時間はたっぷりあります。

プランとしては、松尾八幡平ICまでとにかく行って、高速を降りたら、アスピーテラインを走りに行くことくらいしか決めていませんでした。



東北道小坂ICを過ぎたあたりで、前方に霧が発生しています。
一昨日、逆方向からここを走った時はもっと濃い霧でしたが、この辺りは霧が発生しやすい場所なのかな。


安代JCTを過ぎると、正面に安比高原スキー場が見えてきます。
スキー場のコースの部分だけ雪が付いていて、シーズンが近いのがわかります。


松尾八幡平ICを降りて、アスピーテラインにやってきました。
本当に良い天気で、山頂のほうは雪をかぶっているのが見えます。


この辺りはすすきが枯れて、秋の風情なんですが。


御在所のバス停近く。盛んに蒸気を噴き上げている施設(温泉関係?)があるのですが、建物にも何の表示もなく、なんだかよくわかりませんでした。

ここで、クルマの写真を撮っていたら、グループ旅行らしい若者から写真を撮ってくれと頼まれ、集合写真を撮ってあげたはいいけれど、次々に今度は俺のカメラで、とか、次は私のスマホで、とか、なんだかんだで10分近くかかってしまった・・・

そうしている間に、軽トラのおっちゃんがしげしげとターくん(マツダ・ロードスターNB1)を観察していて、「懐かしいねえ、ハヤシ・スピードのホイール!」とか言いながら話しかけてきます。

聞くと、昔この辺りはスキー場で、おっちゃんはリフトの係だったのだそうな。今はもう引退して、悠々自適なんだけど、時々懐かしくてアスピーテラインを走りに来る。今日は軽トラで来てるけど、ハーレーも持っていて、それで流すのもありだな。

だけど、歳とってからはハーレーはきつい。こういうオープンの2シーターがやっぱりかっこいいな。欲しくなっちゃうけど、これはマツダだからなあ。トヨタだったらよかったのに。あ、俺は、昔トヨタのMR2に乗ってたこともあるの。

・・・なんて話を、だらだらと30分も。時間はたっぷりあるので、かまわないんですけど。トヨタ自慢の話になった辺りから、解放してほしいなぁなんてね。

それでも、アスピーテラインは明日から冬期通行止めになるので、今日が最後だとか。今日も見返り峠まででその先は、八幡平スキー場方面も樹海ラインも昨日から通行止めになっているとか、有益な情報を得ることができました。





御在所から少し上へ駆け上がっていくと、路肩に雪が積もっています。
前を行くホンダS660。
さっき、御在所でよーのすけが軽トラのおっちゃんに捕まって話し込んでいる間、S660が近くへ停まり、何か話しかけたそうにしていました。
おっちゃんがなかなか開放してくれないので、S660はしかたなくスタートしていってしまったのでした。

追いついたあと、オープン2シーターのよしみで、しばらくミニTRGができるかと期待したのですが、
煽られていると勘違いしたのか、路肩に寄せて先に行けというジェスチャー。

ホンダS660は、マツダ・ロードスターとは仲良くできないのかな?





アスピーテラインの最高点、見返り峠。
まるで真冬の気温でした。




見返り峠から先は通行止めなので、来た道を引き返します。
途中で岩手山の写真をとりながら。



北のほうへ目をやると、灰色の陰鬱な雲がびっしり。ちょうどここが晴れと曇りの天気の境目だったのですね。


10
アスピーテラインをふもとまで下りてしまうと、紅葉真っ盛りでした。
融雪剤が撒かれた雪道を走行してきたので、ボディが汚れています。


11
1日のうちに、秋から冬へ、また秋へと様々な季節の様相を感じることが出来て幸せでした。

ポチさんと合流するまでまだ少し時間があるので、ガソリンスタンドで給油のついでに、洗車しました。


つづく
Posted at 2018/11/16 21:31:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | ロードスター | 日記

プロフィール

「2度のレスキュー http://cvw.jp/b/138682/47662652/
何シテル?   04/19 10:13
平成11年式ロードスター(NB1)に乗ってます。クルマは好きだけどフリークじゃない。性能には全然関係ない見た目だけのモディファイに夢中の、不良になりかけた中年(...
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