二日目、ホテルを早朝5時に出発。一路、尻屋崎を目指します。
途中のローソンでパンと野菜ジュースで朝食です。
下北半島は一般道しかないので、125km強の道のりは4時間位のハズ・・・
ところが、ほとんど信号がないですし、集落も少ないので、ほとんどの道で60km/hで走れます。
そんな事もあって、MFI燃費はなんと24km/L超え!
しかも、予定よりかない早い時間に目的地に到着しそうです。
6時半前、六ケ所村のコスモ石油で開店準備中なのを見つけて無理やり給油していただきました。
ほんとに給油所が少ないですし、殆どがセルフスタンドじゃないので、早朝には開いてないんですよね。
MFI上ではまだ300km以上走れるとはいえ、心配になっちゃいますからね。。。
@150/Lでした。高っ!
・・・で、尻屋埼灯台の周遊道路のゲートには7時半前に到着。
ゲートは7時から利用できるので、すんなりとゲート・イン。
灯台へは7時30分に到着。中に登れるのは9時からだそうで、1時間半待つのもなぁ・・
計画通りにいかないもんです。
灯台の裏に回り、海を眺めます。
ここはちょうど津軽海峡と太平洋の境目なので、左右両側から波が押し寄せてぶつかり合っているのが見えます。面白いですね。灯台の上からだったらもっとはっきり見えるんだろうな。
海流の動きが激しくて、かつては"難破岬"と呼ばれていたとか・・・
灯台周辺をウロウロしていたら、"本州最涯地(さいはてち)尻屋崎"の石標がありました。これって"本州最東端"ってことだよね??
("本州最東端"の碑は岩手県宮古市にありました)
周遊していると反対側のゲートがありました。
何々・・このゲートは8時40分からだとぉ。スゴスゴと引き返しました^^;
元のゲートに戻ってみると、なんと直ぐ側の柵の中に寒立馬の群れが!
ゴッツいなぁ。愛嬌あるなぁ。ここまで来た甲斐がありました♪
実は、昨年も観光客が馬と衝突して怪我をしたとかで、今年は放牧を見合わせているらしいんです。ルールを守れない(どこへ行っても自分のルールが通用すると勘違いしている)輩が多くて困ります。できることなら灯台と馬を一緒に撮影したかったんだけどな。
この後は恐山へと向かいますが、どんなにユックリ行動しても予定より早くなっちゃう。なので、恐山への途中で"かまふせパノラマライン"に入り、釜臥山展望台へ行ってみることにしました。
ここは尻屋崎から恐山方面へ向かう途中でも山頂になにか建っているのが分かります。
自衛隊の、"J/FPS-5"通称ガメラレーダーです。展望台のPAまではクルマで行けますが、その先はもちろん立入禁止です。でも少々頑張って遊歩道を登れば、ガメラレーダーのすぐ下まで行くことができるんです。
ガメラレーダーと釜臥山嶽大明神
陸奥湾やむつ市はおろか、
尻屋埼灯台の風力発電のプロペラまで確認できます。
それに、恐山のほぼ全体を上から眺めることができるんです。
実はこの展望台へのルートの途中にも陸奥湾や恐山を眺められる場所が設定されているのですが、ガメラレーダーの遊歩道からの眺めを知ってしまうと、まるで物足りないです。
恐山へのルートに戻るとすぐに"霊場恐山"と書かれた迎えの門がありました。
三途の川と太鼓橋を眺め、
三途の川のほとりに立つ奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)の出迎えを受け
10時ころに恐山に到着。六地蔵が待ち受けています。
入山料\500を支払って総門を潜り、お参りを開始します。
まず社務所で御朱印をお願いしました。お参りが終わったら行け取りに行くように、番号札を渡されました。"35"番でした。特に縁起とは関係ないかな??
とにかく時間が余っているので隅々まで歩いて回ります。それでも1時間半程度でしょうか?。
立派な山門です。
その横には本堂。
山門の奥にはなんとお風呂が3つも・・
薬師の湯(男湯)
古滝の湯(女湯)と冷抜の湯
いよいよ冥界に入ります。
"死者の魂が集まる霊場"と言われると、そんな気がしてきます。
地獄もあれば極楽もあります。
極楽浜と宇曽利湖です。
ここからもガメラレーダーが見えます。
参拝を終え、御朱印帳を受け取っておしまい。
総門を出てすぐのお店で山菜そばをいただきました。
ここから薬研温泉を掠めて大間に行こうと思ったら、なんと道路陥没で全面通行止めだそうで、一旦むつ市に戻ってから海岸線を走ることに・・・
大間に入り、フェリーターミナルに寄ってみます。
目の前の函館へ渡れちゃうんですね。
マグロ漁で有名な漁港を眺めます。
ついに"こ々本州最北の地"に到着。
マグロの一本釣り(440kg)モニュメント
大間崎灯台とうみねこ?。奥には北海道が横たわっています。
食事が自慢の"本州最北の宿"は直ぐ側です。
3時過ぎに着いてしまったので、混まないうちにひとっ風呂・・・
夕食はマグロづくしとも言える品々が並びました。
「こんなに食べられないよ」・・
珍しいのはマグロのステーキ!
脂の乗った部位(マグロを解体した時しか手に入らないそうで、、かなり希少だそうです)を焼くと、脂が染み出てきて、ついには箸で切れるようになったら食べ頃。塩コショウで食べると絶品でした。
イクラはスプーンで食べるほど贅沢に・・・。マグロ刺身の3種盛りなどなど・・
夕食のテーブルでは、ご夫婦2組と一緒になり、年齢が近い(であろう)ことも手伝って、各々の旅の自慢話で大盛りあがり。
運転好きだという御仁からはボトルで入れた焼酎をおすそ分けされちゃいました。
最後はご飯は食べられず、しじみ汁だけになりました。
ごちそうさまでしたぁ・・
翌日に続きます。
Posted at 2022/10/01 09:33:29 | |
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