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イイね!
2023年11月13日

軽トラの冬タイヤ _ その3 ( 試乗 )

いや~ 昨日は、たまに見える晴れ間も30分も続かずに再び雪が降り出して、何もできなんだ。
今朝の最低気温は 氷点下1℃。意外と暖かい。
今日の天気予報では、予想最高気温は +2℃
夜明けから深夜まで降水確率90%。
昨日とまったく同じような天気になりそうだ (;_;

さて、
4号機の冬タイヤへの交換を終えたので、ちょっと試乗に出てみた。
( がっつりと積もる前日の話 )

走り出して早々に気が付くのは、静かだ~・・・。
何せ、夏タイヤが トーヨー OPEN COUNTRY だから、比べると 路面との接触音が格段に小さい。
それから、ブリザックシリーズなので、タイヤの基本部分の出来が良いと感じる。
トレッドパターンが冬用でも、きちんとそれを活かすには土台となるタイヤが最良を目指していなければ難しいのだと思う。例えば同じBSでも SEIBERLING をベースに冬タイヤを設計したら、北海道で装着率No.1 なんて宣伝を流す根拠が生まれていただろうか?と思ってしまう (=_=;

雪が降ったとは言っても、街が広がる平地では まだまだ根雪になる勢いで降ってはいない。
なので、まだ こんな感じ。



ただそれでも、降ってくる雪が前面に貼り付いてしまったようで、
ワーニング出まくり( ̄へ  ̄

こんなんで、本格的な冬は大丈夫なのだろうかと不安になる・・・。
走行中には見えなかったけど、燃料計の上に
システム一時停止 . . 視界 って表示されている。
4号機には搭載されていないけど、カメラだけで機能させているACCを載せたクルマって、冬の北海道ではオートクルーズが使えなかったりするんですかね???

山奥へと進むにつれ、路上に白い堆積物が増えてきた。
ただ、寒いとはいっても雪にとっては気温が高いので、シャーベットになってしまっている。


どんなクルマが どんなタイヤを履いても、シャーベット状の雪に覆われた路面は苦手だけれども、特に後輪駆動車には厳しい路面となる。
前輪に自力でシャーベットを下方へ巻きこむ力が無いから、後輪からすれば前輪は単なる抵抗物。前輪は前へ進むのを嫌がっているのに、後輪が無理やりに後ろから押している状態になってしまう。
昨年だったか一昨年だったかの初冬に、3号機 ( NBロドスタ ) でシャーベット路面に出くわしてしまい、軽い登り勾配なのに のた打ち回るばかり前に進めなくなってしまったので、断念して引き返したしたことがあった。

直線なのに、何の前ぶれも無く 突然して 右を向いたり、左を向いたり (;_;

どうにも操舵が忙しいし、
ESP ( スタビリティコントロール ) の警告灯が灯ったり消えたりを繰り返す。

軽い登り勾配では、4速では失速してしまい、3速だと のた打ち回る。
660cc級だから しゃーないけど、低回転でのトルクが足りない (;_;
3発の660だから、あと1発足して 880 くらいにしてもらえれば使い易そうに思う。

2H4H に切り替えた。
いくぶんは安定したけど、左右に弾かれる感じは伝わってくる。

8連カーブを4駆では怖いから 2駆で進入したものの、なんだか曲がりそうな気がしてきたもので、途中で4駆に切り替えた。 アスファルトが見えている部分は皆無だったので、機械的なダメ-ジ ( 窮屈さ ) は伝わって来なかった。 そして、前輪が押されて膨らむのは確かだが、タックインに似た挙動で 若干だけど巻き込む動きも感じられた。 意外と4駆でも曲がるのかもしれない。
その先も、
相変わらず、路面によっては ESPの警告灯を点滅させつつ のた打ち回る。
デフロックスィッチに手を伸ばした ・ ・ ・ ・ ロックしない (-_-???
挙動は変わらないし、インパネにもスィッチにも何も灯らない。
減速して、じっと観察しながら 再びスィッチを押した。
挙動が変わった (^_^v
が、すぐに元に戻ってしまった。
何度か試すと、30~40km/h の間でロックが解除されてしまっていることが確認できた。 ん~、確かに そんなことが取説に記されていたような気がしてきた・・・。低速用なのね。 せめて50km/h くらいまでロック状態を維持できるようにコントローラーが売られていないかを探してみよう。
ん~、怖い。
登りでも下りでも、シャーベットは嫌いだ ( ̄へ  ̄メ

本格的な山中部第1ステージに向けて左折した。
どわー っと直線が見えてきたが、直線なのに ここでも真っ直ぐ走らない (;_;


けっこうな数、と言っても対向車線側を合わせても10台未満だけど、タイヤ跡が見えた。直前に通ったらしい跡は少なく、どれも 後から降った雪に覆われているけれど、まともではない跡が多々あった。何故か脇道が無い所で 右へ寄って行く跡や、左へ寄って行く跡。 路肩から何かが飛び出したのを避けようとしたのか、急に右へ振ったらしい跡。 雪に覆われて見えないのではあるが、あきらかにセンターラインを跨いで進んでいるであろう跡 . . . などなど。
真っ直ぐ走れなかったのは、私だけではないらしい(笑

登るにしたがって、シャーベットではない雪に変わってきた。
こんな登り勾配のカーブでも挙動が安定してきた。


いきなりシャーベットに戻ったりはしないと信じて、4H で踏んだまま進入してみた。
いかにも4駆だって挙動で曲がっていったが、怖くて戻せない。
戻したら、はらむ のか 巻き込む のか想像が付かなかった (-_-;
今さらだけど、前輪の位置が妙に正確に伝わってくる。
せめて、前輪が舵輪を持つ手よりも前にあってくれたらと思った。。。

標高が下がりはじめ、とあるカーブを抜けたら アスファルトが見え始めた。
山の斜面が換わるだけで、気温も湿度も変わる。
急に平和に戻った感じで、自販機のある駐車場まで来た。

10月末で自販機は回収されたらしい。
先週末までは、必ずってくらいに 数台は2輪家さんが たむろしてたんだけどね。
流石に雪が舞ったら来ないよね ( ̄▽ ̄

それほど降ってたわけじゃないのに、こうなるんだな。

ずっとヘッドライトを灯してから、ライトには雪が付いていないのか?
それとも、滑り易い素材でできているのかな?
一方で、
フォグは使い物にならないね。
レンズの周囲に 凸 が付いているのが 雪に対しては邪魔だね。
凹 の底にレンズを配置するんじゃなしに、
凸 の先端にレンズを配置してくれなきゃ、走るだけで レンズが雪に埋もれてしまう (;_;


このままアスファルトを見ながらセブンイレブンにまで行けるなんてことはない。
本格的な山中部第2ステージに入った途端、こうなった。


第2ステージは、2H 固定で走ってみることにした。
やっぱり4速では失速し、3速では ESPの警告灯が点滅しまくる。
騙し騙し、多忙な操作で進む。
どうにか手立てはないものかと試すが、何も見い出せなかった。
道の両側に雪山ができて、少々ぶつかってもダメージが車体に残らない状況にならなければ 見い出せないのかもしれない。 となると、毎朝ちゃんと除雪車が走るようになるまでは無理ってことね。

第2ステージの下りに入ってから、対向車線側を半分以上塞いで止っている車両に出くわした。 路肩に突っ込んでいるにしては、車体が路上に出過ぎている。
何をしているのだろうかと、急に飛び出してくる奴がいないかを警戒しながら減速して横を通過したが、運転席には 当たり前だ! てな顔をして前を見つめている爺が座っていた。
視線がこちらを向かないので、助けてほしいわけではないのだと判断した。
FFしか設定のない車種だから、自力で抜けられそうに見えるんだけど、駄目だったんだろうな。
電話で誰かを呼んで待っているのだろう ・ ・ ・ 邪魔だけど。

下りきって、平地の走行に戻った。
アスファルトは見えないが、勾配は無いし、ほぼ直線だし、気楽に・・・・
どわ っと前輪だけが路肩側に持って行かれた。
自分でもどう操作したかは分らないが、戻した。
尻が流れるんなら、特に不思議はないんだけどね。
何故に頭だけ持って行かれた???
ルームミラーを覗き込んだが、何かが見えるはずもなく・・・。
100mも進んだだろうか、再び どわ っと前輪だけが路肩側に持って行かれた。
路面を見つめても判断材料を見つけられなかったので、とりあえず 4H に切り替えた。
ちょこっとカーブを過ぎた 何百mか先で、左の路肩に1台 落ちていた。
突っ込む じゃなしに、完全に落ちていた。
バランスの良い4駆を謳っているメーカーの最近の車両に見えた。
落ちたか . . . . この道に何百mも ずっと何かがあるのは自分で味わって知っていたが、それが何だか分らないままに、どうにか落ちずに私は その道から脱することができた。 落ちないまでも、私と同じに怖い思いをした人は何人もいたに違いない。 自分は 運の良い側の1人 だったのだろう (=_=;


いつものセブンイレブンに到着。
ホット珈琲を飲む時間を ずっと駐車場に居たかったので、いったん店舗から遠くに停めたんだけど、運転用の靴のまま店舗まで転ばずに辿り着ける自信が無かった (-_-;

ほとんど歩かないですむよう、店舗前の端っこに 移動させていただいた m(_ _)m
そして、ホット珈琲を買ってきて飲む。
基本はドリンクホルダーを使わない私だけど、4号機のこれは安定してるので好き・使う。

下手に開閉式だったりしない方が安心できて良いです (^_^


もの凄い音がし始めた。


拡大。
あられ だね。 一粒が4mm くらい?

軽トラの屋根は、いかにも 鉄板 って音がする(笑


流れが早い幹線道路を避けて、農道へ向かうために川を渡る。
風が強い。 路面が滑る。
横風に弱い軽トラでは、もの凄く怖い (;_;



川を渡ったら、雪は無かった。
どーなってるんだろね?


この先、農道を走り切ったら 再び川を渡り、幹線道路をちょっとだけ走り、別な農道へと入るのだが、再び川を渡ったら雪が有った。
さっきは渡ったら雪が無くなっていたんだから、方向としては川を渡って戻るのだから、そりゃ雪が有って当然だと言われれば、確かにしそうだとしか言いようは無い。
でもね、極端が過ぎる だろう(0_0

川の向こうと こちらとで、別世界。
地形が全てなのだろうけど、不思議だなぁ。
もしもな話、
いくら近所に雪が無かったからといっても、夏タイヤで走っちゃ帰ってこれない時期だよね ( ̄_ ̄

冬タイヤを履いていたにしても、
初雪の日に 路肩に突っ込んだり 落したりしたら、辛いだろうな・・・。
ブログ一覧 | Super Scrum Truck | 日記
Posted at 2023/11/13 04:06:55

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この記事へのコメント

2023年11月13日 6:22
おはようございます
ひょっとして荷台には重り積んでないんですか?
ウチは100Lの水を積んでますね
ただそちらはメチャ寒いのでそれも無理っぽいですかね?
100Lの水を積んでもリアがグルグル行くので
4WDは過信しない方が良いですね(汗)
コメントへの返答
2023年11月14日 5:06
おはようございます。
積んでいません。
夏でも常に、なんだかんだで装備が40kgくらいは載ってます。
冬も荷台にカバーをしないことにしたので、あおり の高さで雪は避けますが、すぐに圧縮されて100kgくらいの荷にはなると思われます (^_^;

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「昨夜から雪が降っていたので、夜が明けたら除雪に出ようと思っていたのに、夜が明けてみれば降雪と風とで、とてもじゃないが出られない状況だった ( ̄△ ̄」
何シテル?   12/22 08:20
基本、本田好きですけど、乗らず嫌いしない道楽者です。
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