尼子十旗の一つ大西城(だいさいじょう、別名:高麻城)跡には1ヶ月前に攻城しようと訪れるも、愛車を停める駐車場に困って一歩も踏み込むことなく止む無く敵前逃亡した過去があります。
駐車場があるという場所まで続く土と草の未舗装路の狭い坂道を、大柄でFRのアメ車で登って行くのは無謀すぎると思えたのが言い訳です。
しかし、あれから1ヶ月経ってちょうど今は入院中のカマロの代車としてムーヴが手元にありました。
代車ダイハツ・ムーヴならあの未舗装路の狭い坂道を行けるかも? 大西城リベンジを試みました。
尼子十旗の一つ大西城(だいさいじょう、別名:高麻城)跡は、画像奥にそびえる標高196m、比高130mの高麻山に築かれた山城でした。
尼子十旗(あまごじっき)は、戦国時代に出雲国を支配した尼子氏の本城である月山富田城を防衛するため配置された主要な10の支城です。
本城の
月山富田城を守る尼子十旗は、
白鹿城、
三沢城、
三刀屋城、
赤穴瀬戸山城、牛尾城、
高瀬城、
神西城、
熊野城、馬木城、大西城。 (攻略済みのお城はブログのリンクを貼ってます)
ネット情報によると、この未舗装路の狭い坂道を登った先に駐車場と登山口があるという。
1ヶ月前にカマロで訪れたときはこの場所で絶対無理!と判断して敵前逃亡しました。
代車ムーヴでも走り始めはタイヤが空転します。 シフトをローギアに入れてゆっくりと進む。
土と草の未舗装路の狭い坂道は轍に落ち葉の絨毯がいっぱい敷き詰められている。
ちなみに落ち葉で隠れて見えないけど山肌側には側溝がありタイヤを落とさないよう注意。
最初は坂道を登り始めてすぐのところに駐車場があると想像してましたが期待に反して違った。
ひたすら長く未舗装路の狭い坂道、落ち葉の上を走り続けてある意味ここが大西城の最大の難所。
なんとか駐車場&登山口に辿り着いたら、その場の恐ろしい光景に驚きビビってたじろいてしまう。
後ろにはやたらと大きな野生動物の罠が仕掛けられている。 イノシシ用なのだろうか?
そして、恐ろしい罠は前方にも。
これから山城登山することを躊躇する光景に唖然とする。 ここでまた敵前逃亡しようかな?(汗)
思い留まろうか考え暫く立ち尽くしましたが、やっぱりここまで来たら登ってみることに。
今回の山城登山の相棒はホットウィールのオフロードカマロです。
登山口から、いざ攻城。
寂しい山道はずっと落ち葉の絨毯の上を歩きます。 足を滑らせ落ちないよう注意。
崖下は沢水がちょろちょろ流れる巨大な窪みになっていていくつもの不気味な横穴が見える。
イノシシはあの横穴の中で昼寝してるのかな?と想像しつつ音を立てないよう山を登ります。
城の虎口のような鍵型に降り曲がった箇所を通り抜けます。
勾配のキツいS字ヒルクライムにも落ち葉が敷き詰められて土や岩の上を登るよりも歩き難い。
下山時は足を滑らせて尻餅を突かないよう注意しないと。
行く手に立ちはだかる倒木は試練と思って乗り越えます。
山頂からだと北東側に郭を見つけました。 お城の郭(くるわ)とは人工的に削平されたスペース。
大西城(別名:高麻城)は山に入ると案内・説明看板は一切無く郭の名前は分かりません。
さらに一段登ったところにも少しだけ広い郭があり微かに紅葉が見られました。
山頂はもうすぐ。
そして、山頂の本丸に到達です。
比高130mほどの高麻山にある大西城。 登山口からだと15分ほどの登山でした。
本丸の中程にお地蔵さんが祀ってあります。(-人-)
本丸の反対側に立ち撮影。
山頂の本丸にもここが大西城(別名:高麻城)跡であるとの案内・説明看板は何もありません。
周りは樹木で囲まれ景色は望めませんでした。 秋空を見上げてパチリ。
尼子十旗の大西城(別名:高麻城)跡 本丸ぐるり360度の動画を撮影してみました。
これにて大西城(別名:高麻城)跡は攻略とします。 リベンジ成功!
これで尼子十旗の10の城は8城目を攻略して残るはあと2城となりました。
それから寂しい山道を下山して、代車ムーヴで未舗装路の狭い坂道を降りて麓まで脱出し生還。
最後は大西城跡がある高麻山をバックに。 ありがとうございました♪
Posted at 2020/11/26 12:02:53 | |
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カマロ | 日記