その娘、武蔵　3巻

マンガです。

「千年万年りんごの子」の作者さんの新作の3巻で最終巻です。
5月6日発売でした。

「千年～」が、昭和の初めよりも以前の東北地方と思われるトコロを舞台にした、閉鎖的な地域の伝承やらよそ者の関わりやらを描いたスゴイ作品だったのが、新作がイキナリの現代モノで高校バレーとゆうので驚いたのでした。

タイトルにある通り、武蔵 とゆう名のオンナのコが主人公ではあるんですが、ハナシはそゆ感じではないんですね。
中学時代にバレーで活躍したモノの、思うトコロあって高校ではバレーはやらないと決め、バレー部のない高校を選んだのに、実はバレー部は休部状態で、理由が顧問の体罰で前年までの部員が辞めたり他校に移ったりして、顧問も退職になったから～っとゆうモノで、居残った部員たちが 武蔵 をスカウトして～っとゆう、単純ではないオハナシでした。
で、今巻では関東大会の予選で旧部員の多くが移った高校と対戦して～って感じです。

まあ、終わったな～って。
コレ、前作とのギャップにオドロキつつも期待してたんですが、ビミョウでした。
スポ根かと思ったら、体罰問題みたいなハナシになって、でもスポ根で、結局ナンなの？って。
言いたいコトはわかるんですけど、イマイチ絞れてないとゆうか、いろんなトコが消化不良で終わっちゃったような気がじぶんはしました。

このままだと、厳しい指導＝体罰みたいな感じで、強豪校を維持するには必要なコトみたいにも取れますので。

ひねくれた見方なのかもしれませんが。

まあ、一風変わったバレーマンガであるコトは間違いないと思います。
興味のある方は全3巻ですのでどうぞ～って感じですね。