今日はシゴト休みだったのでヒトリで映画観に行きました。
お笑い芸人による初の芥川賞受賞作品の実写映画化です。
じぶんは原作は未読なんですが...
若手コンビでデビューしたもののまったく売れない芸人 徳永 は、営業先で先輩芸人 神谷 と出会う。
常識の枠からはみ出た漫才と芸風、人間味に惹かれ、徳永 は 神谷 に「弟子にしてください」と申し出て 神谷 は了承、代わりに「俺の伝記を作って欲しい」と頼む。
2年後、徳永 は拠点を大阪から東京に移した 神谷 と再会。
二人は毎日のように呑みに出かけ、芸の議論を交わし、仕事はなくとも才能を磨き合う充実した時間を送っていたが~っみたいなハナシがHPにあります。
まあ、売れない芸人の苦労と苦悩のオハナシ、でしょうか。
で、コレはなかなか面白かったです。
漫才芸人を描いてますけど、そんなに笑えるハナシではなく、意外と深い、理想と現実、的なハナシでした。
じぶんたちの理想と世に受け入れられるためにしなければならないコトは当然一致しないコトの方が多いワケで、そゆ時にヒトはどう動くか~って感じで。
さらに、タイミングとか世の流れで、才能ではないモノが受け入れられたり、ムツカシイ世界ですね。
そんなキビシイ世界で才能はあるのに認められないヒトたちのあがきがリアルにカッコ悪く描かれているのがイイと思いました。
コレがカッコ良かったり、イッキにスターダムに上り詰めたり~ってコトだと、そんなに深みを感じなかったと思います。
売れっ子の 菅田将暉さんが話題になってますけど、じぶん的には 桐谷健太さんが良かったです。
エンディング曲も 桐谷さんパートのほうがグッときました。
ナニしろ、お笑いに興味のないじぶんにも楽しめたので、幅広くオススメはできる映画だと思います。
笑えるハナシではないってのは重ねておきますが。
Posted at 2017/11/30 19:06:41 | |
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