北海道一周分割ドライブの続きをしてきました(^-^)
今回は
「冬でも安心・車中泊の旅」です。
本来日程としてはほぼ一周してしまえるだけの休みを確保していたのですが(有給使えとの事)、身内の不幸がありまして……正直かなり洒落にならない話で、所謂公務災害に当たる話で弁護士入れて訴訟を起こす為に動き出そうって状況ではあったのですが、引き摺られて落ち込んでたら心が病みそうだったので無理矢理楽しい事をしようと思って葬儀の翌日から走る事にしました……。
とりあえず日程は2泊3日。
その気になれば一日800kmは走れますので、この日程でも残りを走破可能ではあります……が、この時期だと
通行止めの知床峠が残ってしまうので、そこはGWの開通を待つことにして短い距離を刻みながら楽しむ事にしました(^-^)
で、予報は概ね晴れ。
となると、快晴率の低い釧路・根室方面で決まりです(^-^)
前回の反省を生かし、早めに出発。
日の出は過ぎた筈ですが、いつもの支笏湖ではまだ太陽は見えず。
急ぎではないので、のんびりと写真を撮りつつも少しだけ急いで苫小牧IN。
今回は通勤ラッシュ前に抜ける事が出来ました……充分多い気もしますが(^_^;)
で、皆さんの通勤の邪魔にならないようルートを選びながら、まず行く事の無い石油コンビナートエリアへ。
厳密さを求める気はありませんが、一筆書っぽく外周部分で簡単に走れる場所なら走っとこうかなと(^_^;)
それにしても……苫小牧の重要性はハンパ無いですね。
製油所もあれば巨大発電所もあり、フェリーターミナルだけではなく工場へダイレクトにコンテナ船とか接岸しちゃったりとか、もう規模が桁違いですよね……日本経済支えてくれてるなぁ……。
そしてお約束(?)の
苫東火力発電所。
逆光で申し訳ないですが、北海道を支えてくれてる発電所です。
胆振沖地震でブラックアウトした原因になったのもここです……が、緊急事態なんだから泊原発稼働させりゃよかったんだよと未だに思ってます。
原発に反対する人達の気持ちはもちろん分かりますけど、地震&ブラックアウトで家に帰る事が出来ずに
避難所で亡くなってしまったおばあさんはどうでもいいのか?とどうしても思う訳です。
と、ちょっと真面目な話をしてしまいましたが、今回初日は胆振沖地震に絡む場所を探訪しようかなと思っています。
早い話、ほぼ廃線になってしまった日高本線を観て行こうかなと。
鵡川よりも先が廃線になってしまいましたので、今ならまだ現役時代に近い状態で観れるかなと。
あとは友人から「地震で崩れた場所とか見れるよ」との事だったので、廃線になった原因を確認しようというのもありました。
で、まずは近場の
浜厚真です。
以前、ハス君の試運転(笑)でも来た場所です。
その一か月後に胆振沖地震が発生したんですよね……。
ここはまだ生きている路線です……無人駅ですけど。
反対側を見れば
苫東火力発電所が見えます。
とりあえず今日の目標は決まっていますが、無理する必要も無いのでのんびり行きます。
まだ3月中旬ではありましたが、雪が無いので気分は完全に春のドライブ。
お馬さんが主役な地方なので、トレセンなんかもありました。
そして鵡川を過ぎましたので、この辺はもう廃線です。
そして廃線跡巡りになるんでしょうか……富川駅です。
しっかりとした駅舎ですけど、勿体無いですねぇ……。
更に進んで、お馬さんと。
そして、こんな標識がありました。
確かにパッカパッカと歩いてそうな場所です。
お馬さんを驚かせちゃいけませんので、この辺ものんびり走行です。
ハスラー君はエンジンも静かなので、驚く気配もありませんでしたけどね。
馬と触れ合える場所は無いかなぁ……と思いながら先へ進みます。
次は日高門別。
ここは路線バスの発着もあるみたいで、自販機も普通に置いてました。
ってか、公衆電話を久しぶりに見ました……。
そして普通なら通報されそうな場所での撮影を。
どっかの元アイドルがアップして炎上してた記憶が蘇りますが、ここはもう廃線なので普通に撮影出来ます。
この後も連続します。
次は豊郷。
画像では小さくて見えにくいかもしれませんが、左側の草原には当たり前の様にお馬さんがいます。
次は清畠。
で、この辺りから地震の爪痕が。
完全にズレ落ちちゃってます。
でもこの位ならまだ復旧は容易かと思いますが、他で橋が落ちたりとかしてるみたいですから、廃線も仕方がないんでしょうね。
次は厚賀。
うん、
野宿に最適w
頭が膿んでますね……。
それにしても……
これから地元の方の足はどうなってしまうのでしょうね?
更に過疎化が進むんでしょうか……。
自分が気にしたところで解決できる話でもありませんので、次へ進みます。
日高山脈が美しいです。
そして遠くから見える地震の爪痕。
崩れちゃってますねぇ……こういう場所が沢山なるなら、地震前ですら赤字路線でしたから廃線も仕方がないんでしょうね。
そして次は大狩部。
駅へのアプローチに悩む不思議駅です。
道路から駅への直接ルートが無く、道の反対側に回って国道下のトンネルをくぐらないといけません。
今は代行バスのバス停になってました。
結構な利用者がいましたけど、これが今年度いっぱいで廃止になるんですか……大丈夫なのかなぁ……。
で、駅舎は手作り感満載のコンクリートブロック造。
それでいて充実装備っ!
分かりますかね?
鳥小屋完備ですっ!w
何という充実ぶりでしょう……しかも一部が吹き抜けになっていて鳥のアプローチに配慮しているという素敵設計です。
冬の寒さよりも鳥を優先するとか、何という優しさでしょうw
そして次へ進みます…・・・が。
ここで実はドライブ終了になりそうな事態に遭遇?しました。
画像の側溝が全く見えなくてまっすぐ乗り越えてしまい、脱出出来なくなってアタフタしたんですよね……板拾ってきて何とか脱出しましたけど……(^-^;)
で、次です。
節婦駅です。
そして、ここは最早コテージですっ!
おひとり様専用の野宿宿ですねw
↑
ホントに頭が膿んでます
大きな駅なんかは基本的に避けましたが、次は今もバスターミナルとして生きている静内駅。
そして今回のある意味本命
「だった」、単に過去の話という訳ではなくドライブの時点で既に過去形だったここへ。
ねこや食堂です。
ねこと戯れたかったのですが……
コロナの野郎……ちくしょう……orz
まぁ事前に調べてたので開いてないのは知ってたから「過去形」だったんですけどね(^-^;)
次は春立。
ここは駅舎解放されてませんでした。
バイクツーリングの雨天時退避場所として開いててほしいなぁ……とは思いますが、そもそも日高方面に殆ど走りに来ない男が言っても意味無いですね……。
先っちょに近付くにつれて、日高山脈もはっきりクッキリしてきます。
そして北海道の海岸線らしい岩などを眺めつつ。
こちらに到着。
様似の
中村おやき店本店です。
支店があるかは知りませんw
ここは夫婦で経営されているお店みたいで、硬派な?あんこ一本勝負の店です。
かなりのローカル店でありながら、結構車が停まってました。
ほぼお客さんがいなくなってから店内に入って注文したら「焼き上がるまで時間掛かりますけど……」と言われたので、もちろん「待ちますっ!」と返答してクルマで待機。
そして焼き上がったのがこちら。
道産子的な「おやき」は本州で言うところの「大判焼き」とか「今川焼」の事を指すのですが、こちらのおやきは焼き上がりの形状的に「どら焼き」っぽい雰囲気があります。
もちろんあんこを完全に挟み込んで焼いているのでどら焼きではないのですが、道産子的に馴染みのない「おやき」にちょっと興奮w
もちろん美味しかったですっ!
ちなみに、これが昼食になりましたw
そして荒ぶる海を眺めつつ。
ちょっとした爽快ワインディングを楽しみ。
日高山脈の端っこを眺め。
やってきました、
襟裳岬。
室蘭の地球岬もそうでしたが、ここも30年弱ぶりにやってきました。
コロナ&平日だからか、全然人がいませんでしたけどね……お店の改装工事の方々だけでしたね。
結構な勾配の階段を下り。
一応先っちょまで行ってみました。
まぁ写真は先っちょから反対を振り返って見たものですが。
だって、上の展望台からの方が景色良かったんですもん……。
それにしても、なんか要塞と言うか秘密基地っぽいですねw
あと通路もなんかイイ感じです。
勿論、こんな施設は30年前にはありませんでした。
歳を実感するなぁ……。
あとはもう北海道一周のノルマをこなすだけではありますが、長くなったので続きます(^-^)