最近、正面衝突での死傷事故の報道があまりに多くて、普段運転していても少々恐怖心がある。
「あのドライバー、どう見てもスマホいじってるわい」
「カーナビかエアコンいじってるわい」
「助手席の荷物のことばかり気にしてるわい」
対向車(前走車)のドライバーや車の挙動を見ていると分かる。
実際、そうしてセンターラインを割ったり、左右にフラフラしたりしてる。
当然ドライバーが悪いんだけど、スマホ・カーナビ・エアコンなどの操作性の悪さも大きな原因だと思う。
とにかく全ての操作がタッチパネル式なので画面を見ないと操作できない。
以前、ガラケーを使っていたときは全てボタン式だったので見なくても操作できた。
それをスマホに変えたとき、電話の送受操作が本当にしづらくてイライラした。
正直今もイライラする。
エアコンもダイヤル、レバー式からスイッチ式のなったときも同じ。
ましてやタッチパネル式とか最悪だ。
カーナビ・オーディオなんて完全にタッチパネル式でアイコンが小さくてタッチミスをすることも多い。
昔、自分でいろんな業務用ソフトを作っていたんで、いかに使い勝手の良いユーザーインターフェイスを設計するかをとにかく重視していた。
ボタンを減らして操作メニューを階層化するなんて愚の骨頂だった。
操作・作業をする上で動作分析をしてとにかく使い勝手を上げることが、生産性と安全性にとって重要だった。
ユーザーの大多数はそこで評価する。
プロ仕様の高価なデジカメなんかは操作性第一でボタンだらけ。
ボタンの位置さえ覚えれば見なくても操作できるようになる。
機器が世代交代してもボタン位置を変えず操作性を変えない。
プロ向け、業務用の機械や機材はほとんどがそういう風に作られている。
メーカーは分かってやっている。
表面的なカッコ良さを演出できるしコスト削減にもなる。
表面的、一時的なものばかりで、何をしようとしているのか理念もこだわりも筋も見えない。
そんなものの犠牲にはなりたくない。
Posted at 2023/08/14 12:58:11 | |
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