ここ2年ほど忙しくて出来合いの総菜や麺類ばかり食べていました。
そこで久々に少しはまともな料理をしたいと思いビーフシチューを作ることにしました。
普段は豚のコマ、バラ、切り落とし、鶏のムネ、手羽元くらいしか買わないけど、奮発して牛のモモとスジを購入。それでも値引き品を買うところがセコイ。
あとは価格高騰中の玉葱、人参、ブロッコリー、大蒜、葱。
①玉葱は適当に切って水にさらす。
②人参は下茹でして灰汁を抜く。
③ブロッコリーは小分けして軽く水洗いしたら2分塩茹でして冷蔵庫へ。
④葱は青い部分だけザクッと切り離して表面を洗い、内側に虫がいないことを確認。
⑤大蒜は包丁の背で潰して皮を剥く。
⑥肉は常温に戻しキッチンペーパーで血を拭き取る。
⑦油を引いたフライパンに⑤を入れ、大蒜の風味が漂ったら取り出す。
そこに⑥のうちモモ肉だけを投入し弱めの火で焼き色がつく程度炒める。
寸胴に湯を沸かしコンソメを薄っすらと味を感じる程度を入れる。
そこに②、④、⑤、⑦とスジ肉を投入。
あと個人的好みで日本酒を大量投入。
効果があるかないかは知らない。
あとはただ煮るだけ。
灰汁と浮いてきた油を掬い続ける。
そしてしばらく沸騰させたら保温機(シャトルシェフ)に寸胴をセットして蓋を閉じたら放置プレイ。
ここまでが土曜の朝の作業。
そして仕事へ。
夕方に帰宅して葱を取り出したらビーフシチューのルウと赤ワインを投入して煮込み、またしても保温機にセット。
夜に再度沸騰させて試食して味の調整。
まだ肉はトロトロってほどではなかったので再度保温機にセット。
そして今日。
口の中で蕩ける食感にまでなったホロホロのモモ肉とトロトロのスジ肉を堪能。
実は市販のルウを使ってるので、こんな手間をかけなくても適当に肉と野菜を煮込みさえすれば美味しく作れる。
こだわったところで大して変わりはしない。
多少肉の柔らかさが違う程度。
灰汁もカレーやシチューなど味が強い料理なら取らなくても分かりはしない。
車好きの旅行と同じで、旅先で観光することが目的ではなく、そこまでのドライブを楽しむことが真の目的であり一番の楽しみ。
旅先での観光が楽しければ(できあがった料理が美味しければ)なお幸せというもの。
そうそう、とりあえずビーフシチューはとても美味しかった。
不味かった言い訳じゃないんで。
Posted at 2022/05/22 14:12:07 | |
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