先日のブログですが、その後ネットの試乗記事を読んだり、主治医の大道さんと話をしたので、思うところもあり追記することにしました。
エンジン
スバルの水平対向エンジンなので高回転型かと思ったら、今どきのクルマらしく低回転でトルクを出すようになっているし、エコロジーにも配慮したプログラムっぽいのでノーマルのままだと面白みがないです。普通の人は街中しか走らないし、高速でも十分快適なレベルなので吊るしならこんなもんだろうって感じです。今時のエンジンはコンピューターで変わるのでこれでいいんだろうと思います。
追記
カタログでは200馬力ですが実は160~170くらいみたいですね。
あとターボだと思い込んでました。昔180SX(SR20DET)の乗っていたことがあるので、それに比べて「なんて大人しいエンジンなんだろう」と思っちゃいました。
レブリミットの7000までスムーズに回るって言ってる人が多いけど、回るってだけでパワーやトルクが盛り上がるって感じではないような・・・
ステアリング
ロックtoロックはクイックじゃないし少しダルな感じですが、FRなのでスポーツ走行時でも特に気になることはないと思います。
追記
ステアリングじゃなくてハンドリングですね。
ロックtoロックは2.5らしいです。スポーティーカーとしては標準的ではないでしょうか。
ネット上ではクイックでステア追従性も回頭性も素晴らしい!って感想が多いけど、比較対象がロードスターやチューニングしたストーリアなので「眠い、怠い」と感じてしまいました。
FRなので構わないと書いたのは、ステアは向きを変える切っ掛けに過ぎず、横Gさえ発生させればあとは後輪の仕事なのでどうにでもなるって意味です。ステアこじって曲げるのは論外です。
サスペンション
フロントもリアもアーム類が短いんでしょうか?ストロークはそこそこあるのに周波数が短かく余裕がない感じ。FRらしくリアで曲がるって感覚は少し希薄(ロードスター等に比べて)で、タイヤを1サイズか1グレード落としてもいいやって思いました。
追記
大道さんに教えて貰ったんですが、エンジンが前軸の前、つまりオーバーハングに載ってるんですね。そりゃフロントサスに無理掛かりますわ。
あと水平対向エンジンで低重心化を図ったらしいけど補機類が結構高い位置にごちゃごちゃ載ってるそうで、エンジニアさんの苦労が偲ばれます。
その他
トータルバランスで見るとホイールベースが長過ぎる気がします。車体は安定志向なのに足がナーバスというかショートホイールベースタイプなのでミスマッチです。サーキットユースで考えるならグリップ、ドリフトともに中途半端な感じ。あとやっぱり1.2t以上もあるのでとにかく鈍重。いつも軽い車ばかり乗っているから特にそう感じてしまいます。軽量化できればすごく面白そうです。
追記
調べてみたらやっぱりホイールベースが結構長いみたいです。
根本的な問題として実馬力が低いようなので、コンピューターで目一杯上げるか、ターボをポン付けするかってところでしょうか。
それだけで十分に面白いクルマになると思います。
個人的にはFRで面白いクルマが欲しいなら「アバルト124スパイダー」がオススメです。
一度試乗しただけですが、古典的FRの味わいがあって面白いクルマでした。
NDロードスターベースですが、あれは別物ですわw
Posted at 2020/07/24 19:29:34 | |
トラックバック(0) |
自動車イベントその他 | 日記