先日土曜日の話ですが、岐阜県は各務原市まで愛車BRZを取りに行ってました。
先週ブログに書いたように、先週毎度おなじみゼロマックスに車を預けて、本来であれば土曜日曜と新城ラリー及びダートラコスモスの観戦に行く予定でしたが両イベントとも無観客で行うようになったため、車を受け取った後はそのまま香川に帰りました。
今回も岐阜までの移動は新幹線を使い、普通にのぞみの指定席を取ったんですが、やはり空席が目立ってましたね。
車を受け取った後はせっかく岐阜まで来たんだからと、昼食に日之出食堂で肉の天ぷら定食を食べました。
ここに来るのも久しぶりでしたが、相変わらずおいしかった。
その後香川に帰りついでにちょこちょこ買い物に寄り道はしましたが、大きなイベントがあるわけでもない情勢ですんで早めに帰宅予定だったんですが、事故渋滞に巻き込まれ少し遅くなっちゃったのはご愛敬。
さて本題。
今回の作業内容ですが、クラッチ回りの作業を行ってもらいました。
1月4日に阿讃サーキットで走っていて気付いた高速域でのクラッチ滑りを解消すべく、作業内容を検討し相談していました。
原因はマフラー交換時に馬力やトルクが上がったことによって、クラッチが出力に対し負けていることではないか言われていました。
とはいえ劇的にパワーアップしたわけでもないんで他に原因があるかもとも思ってたんですが、確認するためにはどちらにしろミッションを下ろす必要があるんで、それならこの際クラッチ回りを一新するのがいいだろうと考え、今回の作業となりました。
また、一昨年の正月に阿讃サーキットを走った際にクラッチが切れなくなった原因が、86&BRZによくある純正レリーズベアリングのグリス切れに伴う樹脂パーツの破損ということもあって、基本的には対策されているだろう現行レリーズベアリングですがやはり樹脂部品が使われているためそれらの対策もないか相談していました。
そういうこともあって、今回の作業としてはクラッチの社外品への交換、レリーズベアリングを強化品へ交換、クラッチフォークとピボットの強化部品への交換といった内容に決まり、今週作業を行ってもらっていました。
まずクラッチの社外品への交換ですが、
小倉クラッチ製のORC-400Lightにすることに。
クラッチディスク、クラッチカバー、軽量フライホイールのセットになっている商品で、クラッチディスクの材質はオルガニックなんですがダンパーがないものになります。
次にレリーズベアリングですが、
アールズの強化レリーズベアリングにしました。
純正でも後期型は対策されているとは思いますが、こちらは純正と違い樹脂部品がないためより安心して使うことができそうです。
最後にクラッチフォークを
VERUS ENGINEERINGの鍛造強化クラッチフォークと強化ビレットクラッチフォークピボットに交換しました。
これらは交換するか最後まで悩みましたが、クラッチやレリーズベアリングを強化したからにはフォークも強化したほうが安心してクラッチを踏めると判断して交換することにしました。
この機会にクラッチホースも強化品にしちゃおうかとも考えたんですが、費用のこともあり今回は見送り。
ですが、一応純正品の新しいものに交換はしてもらいました。
ほかにも純正部品で交換するものが結構あります。
作業自体は問題なく行われたんですが、途中でレリーズベアリングリテーナーが傷だらけになっているとの連絡がありました。
一昨年のクラッチ切れ不良の際、最後は結構無理していたんで傷の原因はそれだと思いますが、もしかすると高速域でのクラッチ滑りはこれが原因かもしれません。
傷とはいっても、指で触って凹凸が感じられるかどうかってくらいの傷なんですが、原因にはなりえますね。
(傷があることにより、高負荷時の温度上昇時の熱膨張で引っ掛かりができてしまったのではないかと推察。以前クラッチが高回転時につながらなくなる症状がありましたが、これについても原因がこれの可能性が高いと思われます)
こちらも急遽交換をお願いしたため費用が少し余分にかかりましたが、まあ不安要素がまた一つ減ったことも確かなんで前向きに考えています。
(まあ純正部品なんで高価ではありませんが)
で、土曜に車を受け取り、帰宅の道のりで早速フィーリングを試しましたが、ミートポイントが少し重くなったのははっきりわかりますが、思っていたよりも軽いですね。
これなら純正のGGBのクラッチのほうがよっぽど重かったです。
またダンパーがなくなったことで、純正クラッチに比べて半クラしにくくなってクラッチ操作がぎくしゃくしないか危惧してましたが、そんなことはなく普通に使えます。
渋滞に巻き込まれても苦痛を感じることなく運転できました。
軽量フライホイールも下道で扱いにくくなるかなと思いましたが、こちらも普通に使えました。
純正に比べて出足は良くなりましたが、極端には軽くのがいいんでしょう。
試しに昨日五色台を軽く流してきましたが、吹け上りがよくスパっとクラッチが切れるんでシフト操作が楽しくなります。
この3連休にでも阿讃サーキットのフリー走行に行って、クラッチ滑りの症状が出ないか確かめてこようと思います。
Posted at 2020/03/16 18:49:34 | |
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