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2019年11月25日 イイね!

歴史検定試験

歴史検定試験息子と一緒に「歴史検定試験」なるものを受験してきました。

英検、漢検など、検定試験は数多くありますが、「歴検」なるものがあるとは...

しかも東京の受験会場は老若男女で賑わっておりました。



歴検は1~5級ありますが、今回我々が受験するのは5級の「歴史入門」編。
レベル的には小学校履修レベル。歴史は高学年で習うので、必然的に高学年レベルになってしまいます。なので、小学2年の息子にとっては問題文に使用される漢字が一つのハードル。
例えば「正しいものを一つえらべ」はOKですが、「誤っているものを一つえらべ」だと「何この最初の漢字?」というレベル。
まあ、こればっかりは仕方がありません...

5級会場は7-80人くらいいたでしょうか。
その大半は小学生で、大人は私含めて3-4人(笑)


試験問題は縄文時代から戦後まで、浅く広く出題されます。
小学生レベルとはいえ、難しい問題がいくつかありました。

何はともあれ20年ぶり(?)となる試験を楽しんで来ました。



問題冊子は持ち帰り可、終了後に解答も配られたので、早速自己採点。
40問中、私は37問、息子は22問正解という結果でした。

合格基準は分かりませんが、息子の合格は厳しいかもしれません。

でも、室町時代に水墨画を大成させた雪舟、また江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎を知っていて正解していたのには驚きました。

戦国時代と世界大戦専門じゃなかったのね...(^_^;)

結果はともかく、息子の成長をこんな形で感じることができ、一緒に受験して良かったなと思っています。

これからも時間を見つけて歴史の旅に出かけたいと思います(^^)



Posted at 2019/11/25 08:31:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | 歴史探訪 | 日記
2019年11月18日 イイね!

戦艦「大和」が遺したもの

戦艦「大和」が遺したもの戦艦「大和」の名前を知らない人はいないでしょう。

太平洋戦争末期に製造され、アメリが軍の攻撃により海の底に沈んだ戦艦です。

少し詳しい人ならば、製造当時は世界最大級の艦体、主砲を有しながら、殆ど活躍すること無なかった悲運の戦艦と認識していると思います。

自分もその程度の認識でした。
ここを訪れるまでは...



ということで、先週末はとある中国地方の都市に出張しており、少し足を伸ばして呉まで行ってきました。
家族同伴で(笑)


息子の強いリクエストで訪問した先は、「呉海事歴史科学館」、通称「大和ミュージアム」です。


入館するとまずお出迎えしてくれるのが戦艦大和の1/10模型。
実物の全長が263メートルなので、1/10とは言え26メートルもあり圧感。


最先端の機能性を取り入れたフォルム、圧倒的存在感の主砲、緻密に並べられた高角砲や機銃など...
その造形美は軍事ファンでなくとも感動します。
よくもまあ手書きの設計図でここまでできたものです。

昭和初期の世界的軍縮ムードにあった時代、限られた数の戦艦でいかに列強国と渡り合うか...
そんな背景のなかで誕生したのが「大和」でした。
世界最大となる46cm三連装砲を三基備えた超大型戦艦が完成したのは昭和16年でしたが、不幸にも戦艦対戦艦の時代は終焉を迎えつつあり、時の主役は戦闘機に移っていました。
そんな状況の中、大和はいくつかの海戦に出撃するも、目立った活躍をすることはありませんでした。
そうして敗戦の色が濃くなってきた昭和20年、アメリカ軍に占領された沖縄を奪還すべく海上特攻へと向かいます。
しかし沖縄に辿り着くことは叶わず、坊ノ岬沖でアメリカ軍艦上機の猛攻に遭い沈没してしまいます。
3000名を超える乗組員のうち、生還したのはわずかに276人だったといいます。

このように、単に大和の経歴を追っただけだと「時代遅れの無用の長物」を作って、案の定やられただけ...、ですよね。


とても綺麗な科学館で、呉の歴史を多く学ぶことができます。


生で初めて見た零戦。


ランチは併設カフェで、定番の海軍カレーを。
とても美味しかったです。


隣接するターミナルでは、こんなのがありましたので参加。


呉の湾内を観光船で巡ります。


ここで造られた原油タンカー。右側のはつい最近進水式が行われたタンカーだそうです。


クレーンが乱立する光景は呉ならでは。


約80年前、戦艦大和はまさにこの場所で産声を上げました。


海上自衛隊の護衛艦をこんなに間近で見れます。


潜水艦。


艦上では普通に自衛官の方が働いていて、旗を振ると手を振って返してくれるんです。


さて、大和の話に戻りますが、館内で紹介してあったある乗組員の海上特攻戦直前の言葉に思わず感涙してしまいました。

「進歩のない者は決して勝たない 負けて目覚める事が最上の道だ 日本は進歩という事を軽んじ過ぎた 私的な潔癖や徳義に拘って、本当の進歩を忘れてきた 敗れて目覚める、それ以外にどうして日本が救われるか 今目覚めずしていつ救われるか 俺達はその先導になるのだ。 日本の新生に先駆けて散る。まさに本望じゃあないか」
臼淵磐 海軍大尉(死後、海軍少佐)

大和は確かに時代遅れの無用の長物であり、当時すら「大和ホテル」などと揶揄されていましたが、日本が持つ最高の技術の結集体である大和は間違いなくその時の日本の象徴的戦艦でした。
それが沈むことによって日本は一から生まれ変わることができる。
そこに大和が戦う理由がある。
艦長一同、同じ思いだったのだと思います。

ちなみに、この臼淵大尉は当時21歳の若者。
凄すぎます...


戦争は二度と起こしてはいけない
軍隊ももってはいけない
憲法第九条改正などもってのほか
自衛隊すら必要ない

国内では色々な意見があります。

確かに戦争は起こしてはなりません。
でも、戦争が起こったことを忘れ、また戦争の過去に対して目を背けてはいけません。
臼淵大尉のように前線で戦いながら日本の将来を考えて行動した人も沢山いました。その方々の思いがあってこそ、今の平和な日本があります。

戦争は決して自分から起こすだけではありません。巻き込まれることだってあります。
その時、誰が我々を守ってくれますか?
ほんの一瞬でしたが、海上自衛隊の方々の働きぶりを見て、改めて自衛隊に対する感謝の念も湧いてきました。彼らも大和の乗組員と同じ思いで日本を背負ってくれているのだと思います。

戦艦大和の製造にあたっては、様々な革新的技術が用いられ、戦後の造船大国日本を生み出しました。

息子に言われるがままに訪れた呉でしたが、思わぬ収穫でした。
自分も日本の将来のために何か役に立つことをしようと心に誓いました。


ま、当の本人はどこまで感じているかですけどね(笑)
でも今日のことは時間をかけてしっかり教育していきます。


呉から広島に出て、ほんの少しだけここに寄りました。

平和に感謝
Posted at 2019/11/18 20:25:10 | コメント(8) | トラックバック(0) | 歴史探訪 | 旅行/地域

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「子供の受験も無事に終わり、久しぶりにコイツに火を入れました。」
何シテル?   02/12 14:49
とっし~@63のページを訪問下さり、ありがとうございます。 AMGに魅せられて5年、その熱は冷めることはありません。 通勤、レジャー、そしてサーキットで...

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