ちゃむとのブログ一覧

外出自粛のため早くもネタ切れ気味。
そこで今日はバーチャルドライブの舞台裏を紹介します。

タイトル画像は昨日のブログに出てきた「五合目に集う人たち」の進化版。

白いＢＭアクセラが追加され、もう１台のＢＭアクセラ（アルミニウムメタリック?）はポリメタルグレーメタリックのＭＡＺＤＡ３に置き換えました。

富士山との位置関係が異なるのは、もとの写真がちがうから。
同じ写真で作ったのが


ドンピシャに合わせるのは難しいし、そこにこだわることもないので適当です。


今日は製作について。

まず、使う道具はこれ


①がメインのはさみ。
先が細いこととガタがないことが重要。
自分は親指と薬指を入れ、中指と人差し指で力を微調整しました。
このあたりは人によって違うところでしょう。

②はスティック糊。
１００均で３本セットだったか？
のりしろに直接塗ったり、細かい部分では③の歯間ようじ（Dental Smart Pick）を使って塗りました。

③も１００均で２００本入り。
色々な物で代用できますが、先端がヘラ状になっているものがいいと思います。
木のつまようじではその点が今ひとつ。

④はサイドミラーなどの差し込み部分に切れ目を入れるカッター。
古い刃は折って切れ味の良い部分を使います。

⑤は奥まったところを補修するときや差し込み部分の抜け防止に使いました。
一度貼り付けたところがはがれることがあり、すでに組み立てた後だと③で塗るのも難しい。
そんなときはこれを使います。
差し込み部分にはベッタリと。

⑥は補修・補強用サージカルテープ。
紙の弾性により折った部分が戻ろうとして接着部分がよくはがれます。
場所によってはこれで強制的に固定します。
これがとても役に立ちます。
糊付け前の仮固定用にも大活躍。
家にあった各種テープのうち、テープの幅、粘着力、切りやすさから、この不織布タイプを選択しましたが、他の物でも代用できると思います。

⑦は両面粘着ピン。
壁面などにポスターやメモを貼るものです。
両面テープよりは弱い粘着力で再利用可能。

これの使用例は「天空の池」↓


通常、撮影時は車を左手で持ってPCモニタに映した背景画像に重ねます。
したがって車の全景を入れるのが難しいのですが、天空の池の場合はそれができず、五合目の写真のように⑧のスポンジシートを敷くわけにもいきません。

そこでこの粘着ピンで液晶モニタに直接貼るというリスキーな方法をとりました。
真似する人はいないと思いますが。

⑧は前述したスポンジシート。
複数台を同時に撮影するときに使った地面の代わりです。
写っても違和感のない場合（まだ暗い五合目のような）に使いました。


この他にＰＣ、プリンタ、ケント紙のような少ししっかりした紙。

ＭＡＺＤＡ３は着色済の型紙がＭＡＺＤＡのサイトで公開されていますが、ロードスターやデミオは自分で着色しました。
赤いロードスターが小さくなってしまったのやデミオの青が濃すぎるのもこれが原因です。
（改変したデータは頒布禁止なので要注意）

同じ車種を２回作るとコツがのみ込めて早くきれいにできるようになります。
また、難易度「低」のものから徐々にステップアップしていくのがいいと思いました。

ちなみに、ロードスターとコスモスポーツは難易度「高」です。
ロードスターはフェンダーなどの曲面とシートバックバーベゼル・ウインドブロッカー部分が、コスモスポーツはヘッドライトとテールライト周りが特に難しかったです。

今年の大型連休はステイホームなので､今後はＳＵＶ達も作ろうかと思います。



追記

ファミリア、R360クーペ、ルーチェロータリークーペは未製作ですがその範囲で気付いたことを記しておきます。

・ボディの山折り線では強く折り曲げない方が良い。
　その付近でカーブさせるようにするときれいにできる。
　糊付けの位置の目安として考えると良い。

・屋根とドアの境にある切り込み線は、指定より少し長めに入れる。
　屋根後端に向けての緩いカーブが自然な感じになる。
　裏側をテープでとめればずれなくて良い。
　フロントガラスの下部左右端にも少し切り込みを入れると良い。

・CX-3 は作業時間の割にきれいに仕上がる。
　次がアクセラ、デミオ。
　さらにアテンザ、MAZDA3、ロードスター、コスモスポーツと続く。
　ロードスターとコスモスポーツは時間がかかるが、それなりに仕上がるので達成感はある。
　CX-5 がもっともきれいに作るのが難しかった。
　Fフェンダー先端のように細長く伸びている部分は位置合わせしにくい。