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ATSUP_HARDのブログ一覧

2022年02月28日 イイね!

【豊田城】下総・常陸城めぐり③

【豊田城】下総・常陸城めぐり③下総・常陸城めぐりのラストはオマケ的なお城、豊田城🏯へ🚐💨

道すがら筑波山⛰を仰ぐ🥹

な〜んも無い田園地帯に突如として現れる巨大な天守閣😳
常総市で最も高い建造物らしいので、遠くからでもその威容を認めることができる🔭

豊田城🏯は、平安時代末期から戦国時代まで、この地方を支配した垣武平氏の一族、かの平将門を滅ぼした平貞盛の流れを汲む豊田氏によって、小貝川べりの天然の要害に築かれた城で、もともとは現在の地から約2kmほど南東の地に築かれていた😵

この巨大な城は「常総市地域交流センター」だ😅

近くから見るとその迫力に圧倒される😳
五百有余年の長きに渡ってこの地を治めた豊田氏だが、1575年に豊田城🏯城主の豊田治親が、敵対する加賀谷氏に内通した豊田氏の家臣・飯見大膳に毒殺☠️されてしまい、滅亡してしまった😱
その後、豊田城🏯には加賀谷氏が入るが、1601年、徳川家康によって加賀谷氏が改易されると、豊田城🏯も廃城となってしまった😢

櫓の様な建物は倉庫や関連設備らしく、4棟ほど点在している😅

この模擬天守は、旧石下町(現常総市)が1992年に22億円をかけて建設した複合式層塔型五層七階地下一階の鉄骨鉄筋コンクリート造で、平成の築城ブームの中でも最も高さも金額も高いモノだ😳

完成当初は、町のシンボルとして、観光の目玉として注目を浴びたが、暫くすると税金のムダ使いとテレビ取材まで来て、今や、市民の関心さえ無くなってしまっている様だ😅

私が訪問した時は、残念ながら「まん延防止等重点措置」により、ホールの利用、展示室、展望室の観覧は、休止となっていた😭
天守台石垣と天守閣を合わせた高さはなんと48.5m😳
日本の城の高さランキングでは、
①名古屋城…(天守36.1+石垣19.5)=55.6m
②大阪城……(天守41.5+石垣13.3)=54.8m
③小倉城……(天守28.7+石垣18.8)=47.5m
④姫路城……(天守31.5+石垣14.9)=46.4m
⑤熊本城……(天守29.5+石垣14.5)=44.0m
となっているので、模擬天守ながら、日本で3番目の高さを誇る😳

長塚 節(ながつか たかし)の銅像🤔
常総市出身の歌人・小説家で正岡子規の愛弟子だ🤔

往時の豊田城🏯は天守などは当然無く、茅葺きの陣屋程度であったと推測される😅
しかし、この白亜の城は唐破風・千鳥破風・望楼のバランスも良く、石落としも備えるモノで、且つ、石垣には矢穴の様な跡もあり、遺構を破壊することもなく、城好きな人がちゃんと考えて建てたんだろうなぁ👏
なんとなく、好意的に見れる模擬天守、豊田城🏯でした☺️
Posted at 2022/05/03 12:19:02 | コメント(5) | トラックバック(0)
2022年02月28日 イイね!

【小田城】下総・常陸城めぐり②

【小田城】下総・常陸城めぐり②遂にアップ⤴️まで2ヶ月も掛かってしまった😅
下総・常陸城めぐりの第二弾は「戦国最弱の城」と不名誉な称号を持つ常陸の国の城、小田城🏯へ🚐💨

小田城🏯の城主と言えば、小田氏治‼️
猫🐱と一緒に描かれた肖像画というのも珍しい☺️
「おだ」は「おだ」でも「戦国最強」と謳われた織田ではなく、「戦国最弱」と謳われた小田だ😁
小田氏治は、約30年の間に9度も居城を落城させていることから「戦国最弱」と呼ばれている😅

小田氏は、源頼朝亡き後の鎌倉幕府有力御家人13人による合議制のひとり八田知家を祖とし、関東八屋形のひとつに数えられ、15代当主氏治は室町幕府第12代将軍足利義晴の従弟に当たる名門だ😳

小田城🏯は、筑波山系の宝篋山の山裾から低地に向かって伸びる微高地に築かれた、東西約1,000m、南北約700mの規模を誇る渦郭式平城で、本丸の周りに幾重にも堀と曲輪が取り巻く、「戦国最弱」とは思えない堂々たる縄張だ👏

小田城🏯が最弱なのか❓小田氏治が最弱なのか❓
日本三名槍のひとつ「御手杵」を振るった結城晴朝、「坂東太郎・鬼義重」の異名を持つ猛将佐竹義重、毘沙門天の化身、軍神上杉謙信ら、名だたる戦国武将たちを敵に回し、居城である小田城🏯を9度も落城させたが、執念とも言える粘りで8度の奪還を成し遂げたことから「常陸の不死鳥」とも評される小田氏治😳
単純計算🧮で17回は落城の憂き目に遭っている小田城🏯が最弱と思ってしまうが…😅

北畠親房の著した『神皇正統記』は、ここ小田城🏯で執筆されたとのこと🤔

真っ直ぐに延びる本丸西の土塁と西堀😳

大規模な北堀と本丸土塁👏

本丸西面を進む🚶‍♂️と南西馬出曲輪が見えてくる👀

本丸土塁上から見る南西馬出曲輪👏

南西馬出曲輪へ🚶‍♂️ 結構な規模だ😳

南西馬出曲輪と曲輪五を隔てる堀👏

南西馬出曲輪の東側には土塁と堀が複雑な形状を織りなす😳

曲輪十との間には浅い堀がある🤔

本丸南西虎口から本丸へ🚶‍♂️
本丸は東西120m、南北140mの規模を誇る😳

本丸から望む筑波山⛰

本丸南土塁の上を進む🚶‍♂️

涼台🤔
櫓台でも天守台でもなく「涼台」とは⁉️
常に攻防の真っ只中にあった城とは思えない長閑さだ😅

涼台から本丸を見降ろす👀

西池跡😶

本丸内部にも土塁と堀がある😳

本丸外から涼台を見上げる🙄

どう見ても櫓台という感じだが🤔

本丸と東曲輪を隔てる堀👏

東堀と東曲輪👏

広大な東曲輪😳

本丸東虎口前に立つ「史蹟小田城阯」の碑☺️

東虎口に架かる橋から見る本丸東堀😊

こちら北側は水が引いてしまっている🤔

北東から見る大迫力の本丸土塁👏

北堀と北虎口に架かる土橋🤔

本丸北虎口☺️

小田城🏯から徒歩7分、曹洞宗・萬松山香華院龍勝寺へ🚶‍♂️
龍勝寺は小田氏と関係の深い寺院であり、大名としての小田氏滅亡後、佐竹義重の家臣梶原政景が再建し、今日に至る🤔

なかなかに歴史を感じさせる山門が出迎えてくれる☺️

ここ龍勝寺の山門は、江戸時代に小田城🏯の城門を移したものと伝わる😳
小田城🏯唯一の残存木造建築物だ👏

門の大棟には佐竹氏の家紋「五本骨月丸扇」が入っている👏

1816年建立の禅宗寺院の規式に則った八脚楼門👏
上層には十六羅漢像を安置すると云う🤔
八脚楼門の大棟にも佐竹氏家紋「五本骨月丸扇」が入る👏

鐘楼☺️

庫裡への通用門☺️
特に説明はないが、小さいながらも屋根に鯱鉾を戴いた風格のある門だ👏

龍勝寺本堂☺️

本堂正面には、佐竹氏家紋「五本骨月丸扇」の飾りが四つ並ぶ👏

最弱とは思えない規模の城域を誇る小田城🏯
ただ、戦績を見る限りでは…😅
広過ぎるが故か、「守るに難く攻めるに易い城」になってしまったのだろうか🤔
若干、整備され過ぎな感じはするが、中世平城の遺構をよく遺している小田城🏯お見事でした👏
Posted at 2022/04/29 18:07:52 | コメント(4) | トラックバック(0)
2022年02月28日 イイね!

【逆井城・関宿城】下総・常陸城めぐり①

【逆井城・関宿城】下総・常陸城めぐり①溜まっているブログの放出〜
2月末の下総・常陸の城攻めドライブ🚐💨

先ずは、攻城何度目かも忘れてしまった関宿城🏯をサラッと🚐💨

関宿城🏯は、室町時代に簗田満助によって築かれたと伝わる連郭式と梯郭式を合わせた平城だ🤔
戦国時代には関東における水運の最重要地点、利根川水系等の要地に築かれ、関東制圧を目論む北条氏康は「この地を抑えるという事は、一国を獲得する事と同じである」とまで評したと云う🤔

現在は、千葉県立関宿城博物館に御三階櫓を模した模擬櫓が建つが、藩政時代に御三階櫓が築かれた場所は河川改修により旧状を留めていない為、城跡とは無関係な場所に建てられている😅

戦国時代末期の1565〜1574年、北条氏康・氏政・氏照父子が、上杉謙信・佐竹義重の援助を受けた簗田晴助の守る関宿城🏯をめぐり激しい争奪戦が繰り広げられた(関宿合戦)
最終的には北条氏がこれを制し、北関東進出の拠点とした🤔

『正保城絵図』には土塁上に茅葺き屋根の三重櫓が建っていたのが描かれている🤔

1671年に再建された際には江戸城🏯の富士見櫓を模して再建されたと云う🤔

関宿城🏯を早々に後にし、茨城県坂東市へ🚐💨

二度目の攻城‼️逆井城🏯へ到着☺️

逆井城🏯は、嘗ては北崖に南北30km東西1kmに広がる飯沼(現在は西仁連川)を臨み、西に入江だった蓮沼を擁する台地の先端上に位置する梯郭式平城で、沼に囲まれた「後堅固の城」だ👏
享徳年間(1452〜1455年)に小山氏の流れを汲む逆井常宗が築いたとされ、城郭規模は東西420m、南北300mに及んだと云う😳

二層櫓👏
戦国時代末期の城郭の絵図などから復元したもので、入母屋の望楼に下見板張りの外壁によって、戦国末期の景観を再現している👏

二層櫓の下は外濠が走る☺️

西ニノ郭から見る板塀〜城門〜二層櫓〜平櫓👏
「関八州古戦録」によれば、風魔小太郎の子・風魔孫右衛門など忍者集団300人が拠っていたとも云われる😳

嘗ての関宿城🏯の門が逆井城🏯に建つ😳
明治の廃城令で建築物の大半は取り壊され、一部の払い下げられたものの一つがこの薬医門だ👏

観音堂は戦国時代末期1588年に建立された御堂建築の遺構として、坂東市指定有形文化財に指定されている👏旧大安寺の観音堂で逆井城跡に移築保存されている🤔

平櫓の奥には井楼矢倉が聳え立つ👏

井楼矢倉は、米を蒸す蒸籠(せいろう)のように、井形に組んだ方形材を積み上げて造られた矢倉で、近世城郭の天守閣の原型と云われている🤔

井楼矢倉に登り西外濠を見降ろす👀
土塁の頂が尖った変わった土塁だ😳

二層櫓側👀

西ニノ郭にある主殿👏
この主殿は、茨城県潮来市にあった大台城🏯で発掘された主殿遺構を参考に復元されたものだ🤔

本丸南側に張り出した角馬出👏

広大な東ニノ郭☺️

東ニノ郭と三ノ郭を隔てる堀👏

横矢掛かり👏

堀底も歩いてみる🚶‍♂️

堀はジグザグに屈曲している👏
西ニノ郭側に戻る🚶‍♂️

本丸と西ニノ郭を隔てる空堀の中にある「鐘堀池」👏
逆井城🏯が北条氏に攻められ落城する際に、城主逆井常繁の正室が釣鐘をかぶって(?)池に飛び込んで自害したという伝説が残っている😳
釣鐘を発掘しようと、何人もの人が池を掘ったことがその名の由来とされている🤔

本丸と東ニノ郭を隔てる堀👏
堀の内と外の二重土塁の本丸側の土塁を高くして堀内の高低差をつけた「比高二重土塁」は北条の城になってから造られたものだ👏

本丸と東ニノ郭を繋ぐ橋が架かる先には櫓門が見える👏

本丸櫓門👏
櫓門と手前の橋は、発掘調査の結果をもとに復元されたものだ☺️

本丸の堀も複雑に湾曲する防御力の高いものだ👏

本丸は、縄張図では「古城」となっていて、北条氏の改修前、逆井氏の時代の城跡をそう呼んでいる様だ🤔

空堀・土塁などの遺構が状態良く保存されている👏

本丸西の堀👏

虎口の様だが、縄張図によると船着場みたいだが🤔

現在は逆井城跡公園として整備されているが、遺構を大切に保存しつつ、手つかずの部分はそのままにしているのが良い👍

西外濠の外周🚶‍♂️

中世城郭の面影を色濃く遺す佇まいは、まるで戦国の世に迷い込んだかの様な錯覚を起こさせる👏

2016年の大河ドラマ「真田丸」では信濃海津城🏯のロケ地として使われた☺️

1590年、豊臣秀吉の小田原征伐による北条氏没落に伴い、廃城となった🤔

北条流の土塁や堀の遺構を大切に遺しつつ、発掘調査に基づいた復元がしっかりと為されている土の城、逆井城🏯お見事でした👏
Posted at 2022/04/21 07:43:30 | コメント(3) | トラックバック(0)

プロフィール

「@danslemidi さん
ん〜🤔お城は遠目なので当てずっぽうですが、犬山城🏯のあたりかなと思ったんですが、子供旅だと違いますよね😅」
何シテル?   04/28 18:04
ATSUPHARD改め、ATSUP_HARDです。よろしくお願いします。
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