ブログ完結まで2ヶ月半を要した😅伊勢・志摩・伊賀 夏の一人旅もいよいよラストの第11弾‼️
日本百名城のひとつ伊賀上野城🏯へ🚐💨
伊賀上野城🏯は、上野盆地のほぼ中央、上野台地の北部にある標高184mほどの丘に築かれた梯郭式平山城で、北に服部川と柘植川、南に久米川、西には木津川の本流を擁する天然の要害にして、築城の名手、藤堂高虎の手による未完の城だ😳
城代屋敷跡🤔
伊賀上野城🏯には現在まで3つの天守閣が築かれたと云う😳
初代天守は、1585年に筒井定次がここ城代屋敷跡に三層の天守を築いたと伝わる🤔
裏門側から伊賀上野城🏯天守👏
1611年、藤堂高虎による大改修が行われ、本丸を西に拡張し、外郭には10棟の櫓と21間もの多聞櫓を載せた東西の両大手門、御殿を擁した大城郭に、高さ約30mの高石垣を廻らす五層五重の二代目天守を築いたが、1612年に当地を襲った台風🌀で倒壊してしまった🥲
大坂夏の陣によって、豊臣氏が滅ぶと築城が中止され、天守も再建されないまま未完成のままとなった😳
裏門に併設されていたと思われる柴小屋と米蔵跡☺️
左に目を移すと、炭小屋跡越しの大天守と小天守👏
三代目天守は現在の復興天守で、1935年、代議士の川崎克氏が支援を得ながら私財を投じて藤堂時代の天守台に建てた木造三層の大天守と二層の小天守からなる複合式天守だ😳
筒井時代の天守があった城代屋敷の石垣に沿って石段を降る🚶
見事な石垣👏
石段を上がると右に折れて表門へ🚶
表門👏
このまま進むと城代屋敷に至る🤔
城代屋敷から表門の虎口を見降ろす👀
筒井時代の本丸にあたるのだが、藤堂時代の本丸よりも高い位置にある😳
伊賀上野城🏯の最大の特徴で、筒井時代と藤堂時代で城下町、大手、防御上の力点の方向が全く異なる😳
これは敵が誰なのかでガラリと変わり、筒井時代は東の徳川家康を、藤堂時代は西の大坂城🏯を意識して築かれているからだ🤔
本丸を西に拡張し、南西隅から東北隅まで長大な高石垣を築き、五重五層な天守を置いたのも、大坂方に睨みを利かすためだ😆
一段下から見る城代屋敷の石垣👏
本丸東側から見る三代目大天守と小天守😊
本丸側から見る裏門の石垣👏
本丸から裏門〜炭小屋〜柴小屋〜米蔵を見上げるなんて、不思議な縄張だ😳
天守を南東側から📷
大天守の白漆喰の壁が一部剥がれてしまっている🥲
伊賀上野城🏯天守👏
どうせなら五重五層の天守を復元して欲しかった😆
門をくぐり天守内部へ🚶
小天守内部にある忍井戸🥷
深さ五十間の深井戸には四方に通ずる抜け穴があり、その出入口を忍びの者🥷に監視にあたらせたと云う🤔
大天守に入ると藤堂高虎と「た伊賀ーくん」が迎えてくれる😁
多くの歴史的展示物が展示されている☺️
よく見ると忍者🥷もいる😳
金箔押菖蒲前立頭形兜😳
こんなんが迫って来たら怖すぎ🥶
第十一代藩主藤堂高猷所用の鉄錆地六十二間筋兜👏
大天守内部には、多くの甲冑や刀剣などが展示されている😆
これが見たかった😆
藤堂高虎所用「黒漆塗唐冠形兜」👏
藤堂高虎が豊臣秀吉から拝領した兜で、如何にも派手好きな秀吉好みの兜だが、ウサ耳🐇みたいな纓は約90cmもある😳
左右2m近くある兜だと、振り返るたびに誰かを傷つけそうだが、平均身長157cmと云われる戦国時代において、藤堂高虎は身長190cmを誇る大男だったため、その心配も無かったのだろう😁
展示物は非常に充実している☺️
カッコいいなぁ😆
伊賀十二人衆の一人で、天正伊賀の乱に散った森田入道浄雲所用の甲冑👏
松尾芭蕉の旅笠😳
芭蕉の形見の渋笠を埋めたとされる笠塚のある滋賀県彦根市の明照寺に伝わった笠だと伝わる🤔
大天守からの眺望👀
山々に囲まれた盆地であることがよく分かる🤔
天井絵巻👏
最上階の格天井には1m四方の色紙46枚が嵌め込まれている🤔
かの横山大観の色紙もある😳
中央の「満月」がそうだ👏
本丸南西から見る天守👏
「日本一、ニの高さで有名な高石垣」と微妙な表現が面白い😁
高石垣に到着🚶
高石垣の高さは30mで、正確には大坂城🏯の32mに次いで日本で2番目の高さとなる😊
高石垣と内堀の先には三重県立上野高等学校が見える👀
実は上野高校には伊賀上野城🏯唯一の現存建築物「武具蔵」が遺されている😳
学校の敷地内なので、上からでも見れないかと思ったが、木々に阻まれて見えず🥲
目が眩むほどの高さ😳
天守を西から👀
天守を北から👀
天守台下には石垣の裏込に用いられた栗石が大量に積まれている😳
もう一歩がなかなか踏み出せない😅
北面の高石垣はかなり蔦に覆われている🤔
やっぱ高石垣は下から見上げないと、ってことで下へ降る🚶💦
何か見えて来たので、寄り道☺️
立派な門😳
歴史ある建物に見えるが1942年築と意外と新しい✨が、これから見る俳聖殿と共に国の重要文化財に指定されている👏
松尾芭蕉生誕300年を記念して1942年に建てられた「俳聖殿」👏
特徴的な建物は芭蕉の旅姿を表現していると云う😳
・屋根は旅笠
・木額は顔
・八角形の庇は蓑と衣装
・廻廊の柱は杖と脚
隙間から中を覗いて見る👀
心柱の中心に置かれた伊賀焼の台座には、同じく伊賀焼の等身大松尾芭蕉座像が鎮座する👏
伊賀と言えば、忍者🥷
伊賀流忍者博物館にも寄ってみた☺️
忍者屋敷は、伊賀市高山にあった江戸時代末期の土豪屋敷を移築・改築したモノだが、案内人の話では、伊賀では、どの家にも数ヶ所のカラクリがあったらしい😆
忍者の忍び装束や忍具も展示されている☺️
本丸高石垣を北側から📷
モッサモサでほとんど石垣が見えない😅
本丸西面の高石垣😆
大坂城🏯に向けて威圧感剥き出しの高石垣はまさに圧巻👏
内堀の木々をもう少しどうにかして欲しい😅
大坂城🏯の高石垣は堀の上から見るからか、伊賀上野城🏯の高石垣の方が高く見える😆
天守が少しだけ顔を覗かせる☺️
見事の一言に尽きる😊
高石垣の普請には近江の穴太衆が動員されたと云い、400年の歳月を経てもその威容を崩さないとはっ😳当時の築城術に感服だ👏
未完成の城ながら、防御の部分だけはちゃんと仕上げられ、泰平の世になりつつも、まだまだ戦国が遠い昔ではない時代背景がよく表れている😆
伊賀上野城🏯お見事でした👏
大好きな味噌カツ丼を食べて、帰路へ🚐💨
まさか、ここから7時間もかかるとはっ💦
総移動距離1,300kmの夏の一人旅😅
おしまい😆
Posted at 2023/11/06 20:15:39 | |
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