単身赴任の引越し荷物がずっと置きっ放しだったので、やっと整理しました。
すると、入れたつもりもないのに昔の写真がごそっと出てくる。。。
寝ても覚めてもバイクのことばかり考えていた、18〜22くらいまでのアホな自分が色褪せて出てきました。
ロングツーリング、峠、エンジンO/H、ボアアップ、筑波練習走行、そしてバイク便も。
バイクに関することは貪欲にチャレンジして、走るだけで楽しい、もっともっと乗っていたいと純粋に思っていた、今思えば可愛い頃ですね。
この頃は喫茶店でバイトに明け暮れながらGSX400Sカタナに乗ってました。同じサテンで世話になったアニキは黒のZ2に乗っていて、何から何までカッコよかった!
休みなんてほとんどなくて、しかも一緒に休めることなんて絶対的に無かったけれど、奇跡的に1度だけ箱根〜伊豆スカイラインに走りに行くことができました。
僕のカタナは463ccの推定60馬力、フロントは17インチに代えてあるしリアだって160、それもベタベタにグリップするラジアルタイヤだったのに、その頃ですらすでに古臭くてタイヤの細いZ2の背中を追いかけるのに精一杯でした。なぜ?と思いながら走り続ける伊豆スカイライン。
家を出た時は突き抜けるようなピーカンだったのに、大観山に戻ってきた頃は先が全く見えないくらいの深い霧。タンパイまでの細い道を御構いなしで走り続けるアニキのテールライトを必死に追いかけたあの日。
稲村ガ崎のTARO’sにも連れて行ってもらい、恐る恐る後ろをついて入ったあの日。
めちゃめちゃ頼れる優しいアニキも、きっと若い頃は札付きのワルだったろう。
本物の雰囲気が漂うアニキとは、その後僕が就職してからも交流が続いていましたが、お店を独立してからの経営状況悪化で10年以上音信不通です。
あの頃のアニキは確か30歳くらい、今の僕からみても相当に若い。
おい、今の自分の後ろ姿はどんなだ?霧の中でも突き進める大人になっているのか?
写真を見つけてからここまで約10秒のフラッシュバック。
Posted at 2018/09/08 13:26:09 | |
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