車検が来月に迫っていたヴィッツのSCP13でしたが、諸々不具合に手を入れると20万円を超えそうな雰囲気。
距離もジリジリ増え90,000kmに達してきました。
オイル交換も比較的まめにやってきてエンジンの調子自体は良いのですが、今後を考えると乗換を視野に入れて考え出しました。
当初は家族の車として買ったのでAT一択でしたが、ほぼ自分専用に使っている今、MT車も選択肢に入れられます。
維持費も考え楽しく乗れる安くて小さい車を探したところ、プレオバンにたどり着きました。
言わずもがな今更ですが4気筒4輪独立サスペンションの特徴は他車の選択肢はほぼ無い中、とても程度の良いものを見つけることができました。
乗り出しも車検が2年ついて26万円です。
ネックは距離が600km程度離れていて、電話でしか状態確認をできないこと。
しかし記録簿ありのワンオーナー車だったので内容を聞かせていただきながら、しっかりとメンテナンスされていた車と判断し購入に至りました。
車検から始まったこの決断においてはコンセプトは節約です。したがって陸送費は少々無駄です。ヴィッツも引き取ってくれるとのことだったので、こうなったら全部下道での行き来を決めました。
ヴィッツが15km/Lくらい、プレオバンも同じくらいは走るはずと想定して、往復1,200kmをだいたい1万円以内で行って帰れそうです。
安いビジホに泊まっても費用はだいぶ浮かせそうです。
まずは給油して関西方面から一路北関東へ。
最後なのでこれまでの感謝の気持ちで数日前に洗車してあります。
国道1号を何時間くらいでしょう?ひたすら走ると見えてきました。
この店はまさにこのヴィッツを買った日に寄った、思い出深い岡崎の横綱ラーメンです。
買った日に食べたお店で売る日にも同じものを食べることで心の整理をします。
そしてなんとかたどり着き、車の引き渡しです。
走行距離は564.5km。
ヴィッツのラストランは肉体的にも精神的にも辛いものになりました。
今まで思い出をありがとう!
その後地元の水戸近辺のビジホで一泊。本当にクタクタですぐに寝てしまいました。
翌朝はピーカンの天気でしたが、改めて明るい中で車のチェックです。
外観に多少の傷はありますがまずまずです。全く気にならないレベルです。機関は低走行だけあって躾はいいし、なによりディーラーでしっかりとメンテナンスされてきた個体なので安心です。記録簿を見るとぼったくりレベルの整備がされています。
おそらく前オーナーさんは気の良い高齢者だったのでしょう。孫のような営業マンに手籠にされて言われるままにメンテナンスをし続けてきたようです。
マニュアルも久しぶりで本当に嬉しいですね。トールバンの形はしていても、僕にとってはアウトビアンキくらいの気持ちでいます。
オーディオだけ中古で揃えました。
バンなのでスピーカーすらついていませんでしたが、中程度の10cmスピーカーとBluetooth専用オーディオ、そして小さめのサブウーファー。
このサブウーファーがいい仕事をしてくれ、クラブ音楽のみならず80年代ロック、そうね例えばジョン・クーガーとかブライアン・アダムスなんかも迫力のある音で楽しめます。ボサノバのような生音の楽器でも低音がしっかり出るので厚みのあるふくよかなアコースティックギターサウンドで、十分に楽しめます。
そんなこんなチェックをしながら、また帰路に着きます。
せっかくなので道中の静岡県では食べたいものがたくさんありました。
鍾庵のかき揚げ丼、さわやかのハンバーグ、喜慕里の餃子、かんたろうのうなぎ、足を伸ばせばきしばたのドラカツなどなど。
愛知は愛知で山本屋の味噌煮込みうどん、ヨコイのあんかけスパ、矢場とん、蓬莱軒、スガキヤ、若鯱家のカレーうどんなども食べて帰りたい。
三重に入ると鈴鹿には一升瓶もあります。
しかし、時間もないし体力もない。全部食ったら陸送費の方が安いかも。
全て諦め一路自宅へと急ぐのでした。
総じてプレオバンには走りも良く十分に満足です。トップギアがショート気味で回転数をもう少し抑えられたら文句無しです。
ファイナル変更とかできないのかな?
NAでは苦しいのかな?
Posted at 2020/11/17 23:46:58 | |
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