ただの椅子ですが、ジウジアーロ・デザインです。
僕はランチア・デルタを2台乗り継いだことがあり、ジウジアーロと聞くと嫌味ない洗練されたデザインを連想します。
ランチア・デルタもデビュー当時はそつのないデザインでとても上品でした。
デルタを乗り続けるほど経済的余裕はありませんでしたので、結局乗り換えることになりましたが、ジウジアーロにしてもピニンファリーナにしても、あるいはガンディーニも、当時のカーデザイナーは心に残るデザインをたくさん生み出したと思います。
NikonのF3もジウジアーロがデザインしたことは有名ですが、カメラはRICOHのXR-Pを使っているのでそれ以上手を回せませんでした。オートフォーカスも欲しくなり購入したF100もF5にすればジウジアーロだったのですが、F3の圧倒的シンプルで直線基調のデザインを見るとF5は欲しいとは思えなかったのです。
そんななか、おりからのリモートワークでニトリのデスクチェアがいい感じでボロくなってきました。
ウレタンがペシャンコで尻が痛い。
人工皮革のシボシボ以上にペリペリに割れたヒビが目につきます。
背もたれも低く座り心地は最悪で、とにかく腰が痛くなります。引っ張られるように首も痛くなり、激しい頭痛が常態化してしまいました。
チャンス…
嫁さんに早速相談です。
「ちょと、最近頭痛がひどくて仕事ができない。ニトリの椅子も壊れかけてるし、エルゴノミックデザインの椅子を買って良いか?」
値段を告げると高すぎると即却下です。
最近週一頻度で行かざるを得ないりらくるを減らす条件で、なんとか許可が降りました。
オカムラ製のコンテッサ・セコンダです。
半信半疑もあったのですが、背に腹変えられずすがる思いで買った高級デスクチェア。
この数日座り続けていますが、評判通りの素晴らしい座り心地です。
本当に腰痛を抑えることができるかもしれません。もしそうなら本当にりらくる削減できるかもしれません。
元を取るまで毎週数を数えますか。
約55回削減すれば元を取れそうです。
一年間が52週とすれば、向こう一年間禁りらくる戦略でなんとかこの椅子を罪悪感なくゲットできそうです。
Posted at 2021/07/05 01:58:40 | |
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