最近のレコード熱再燃により、古くなったオーディオを見渡してみました。
かれこれ20年以上使っているものですが、レコードプレーヤーだけはその中でも少し新しく、15年前くらいでしょうか。
その頃はDeep HouseやJazz Funkあたりが好きで、流れでこのSL-1200MK5を買うことになりました。
クラブ系の音楽もさることながら、他の音楽を聴いてもなかなかいい音するなと思っていたら、やっぱり評判も良いようですね。素人の感覚ですがこのプレーヤーは最高のものでは無いものの、廉価版のものとは音の密度が全く違うと思います。
このプレーヤーのカッコ良くもあり欠点でもあるところは、カバーが脱着式でその都度どこかにどかして使わなければいけないところです。
クラブでの使用を前提にしている設計なんでしょうかね。
レコードプレーヤーといえばカバーがヒンジでカパッと開いて、レコードの出し入れをするのが一般的なイメージです。
しかしこれはそれができないのでめちゃめちゃ使い勝手が悪かった。
どうにか工夫できないかな?とネットを検索すると、なんと純正パーツでヒンジがありました。
ところがどういうわけか、新品はどこにも在庫がありません。
あるのはヤフオクの中古、しかも軒並み1万円近く、あるいはそれ以上してます。
市場に無いから高沸してるんでしょうかね?
その中でも一番安いものをポチったところ今日届きました。
こんなものどうでもいいといえばいいのだけど、とにかく汚い。
こんなもの洗うのも手間でしょうが、まあ気分は良く無いので一旦洗います。
完璧に綺麗にはなりませんが多少はましになりました。
取り付けは簡単かと思いきや、少々面倒なことになってました。
タッピングネジが付いておらず、少し分解して内側から板ナットで止める必要が出てきました。
ドリルでの穴拡張も必要です。
もう明日にしようかな?と思ったものの、サクッとやって早く楽しみたい。
重い腰を上げ、重たいプレーヤーを裏返しにし、21本のネジを緩めて分解しました。
分解自体は簡単なのですが、逆さまにしてもアームに負担がかからないように工夫をしたり、かなり面倒でした。
一通り作業を終えセットし直しました。
後ろの配線も束ねて見た目の汚さを少し解消しました。
頑張った甲斐があった!
カパッと空いたカバーがなんとも嬉しい。
使い勝手も間違いなく良くなりました。
だいたいこの狭い部屋に蓋を置いておくスペースなんて無いんですよ。
その他、スピーカーのエッジが硬化してきてます。ちょっと触ると細かい亀裂が走ります。交換費用は3万くらいでしょうか。
自分でやるべきか、プロに任せようか、良く考えよう。
アンプあたりも電解コンデンサーあたりはもう交換したほうがいいのかな?
昔に比べて音にふくよかさが無くなってきてる気がします。
こういう事は気になりだすときりが無いから嫌いです。
しかし、オーバーホールしたり古いものを再生する事自体は好きです。
つまり、気になって辛いくらいならさっさとやってしまいたい、そんな気持ちです。
グローバル経済が落ち込む中、僕だけが景気がいいわけもなく、当分はお預けだな。
Posted at 2020/03/11 23:12:39 | |
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