ヌメヌメと言えば少しだけヌメヌメではありますが、今日の話題は少し横道にそれます。
ベトナム製の4.5mm厚のヌメ革モックトゥは、現在修理中です。
厳密にいうとEMSがなかなか動きが良く無いので、まだ届いていないという惨状です。
FedExを使いたかったけれど相手が認めなかったので泣く泣くEMSを使いましたが、ここまで遅いとモチベーションが下がります。
気を取り直して、強いブーツに合わせた人生最後のジーンズを検討していました。ヘビーオンスジーンズもいくつかありますが、コンセプトが二輪であるアイアンハートが良いかなと。25オンスのセルビッジジーンズがあるのは魅力です。
というわけで買いに行ってきました。
普段、501と517を履き回しているので、ストレートとブーツカットで迷いましたが、王道のストレートから始めようと考え、634を選択。
試着時、あまりにごわついてボタンフライがうまく閉められず焦りました。
履いてしまえば尻周りにゆとりはあるので、もっとタイトフィットを考えたのですが、単車に乗ることを考えると多少のゆとりを残しておいた方が後々良い気がしてきました。
キツく買ってあとで伸ばす的な発想は全く通じなさそうなゴワゴワのジーンズに恐れをなして、ややゆとりのある31インチで手を打ちました。
根性ばきできるような硬さでは無いので、すぐに水を通して乾燥機にかけようと思います。縮みは通常2〜3cmらしいのですが、とはいえ長年をかけて少しずつ縮むのもあり、乾燥機をかけるなら保険をかけて5cm残してカットすることになりました。
乾燥機、ガッツリやろうと思いますが縮みきらなければロールアップすることになるのかな。
あまり好きでは無いです、ロールアップ。
5cm残しの裾上げはその場ですぐにやっていただけました。何も言わなかったのですがチェーンステッチにして頂けたようです。
売場にミシンがあり見える目の前で対応いただけるのはクラフトマンシップを感じて嬉しいです。
履いてみて長いようならまたカットしていただけます。
アイアンハートは裾上げだけでなくメンテナンスが無料で受けられます。中古でも対応してくれるようで、購入時期も問われません。
5年ほど前に買ったLVCのホワイトオーク製47501は雰囲気はいいものの、ものすごくペラペラですぐに股が破れます。オフィシャルには14オンスだったようですがとてもそんな厚みは感じません。修理も繰り返すと直し方が難しくなるし費用もバカになりません。
アイアンハートならそもそも厚手のオンスで破れにくそうだし、修理も無料。
リーバイスである必要はもう無い気がしてきます。
こんな生地の至近写真を見てもなんのこっちゃですが、ぎゅうぎゅうに織り込まれた強生地であることが伝われば嬉しいです。
転倒時の身体への防御は本当に期待できるのでしょうか。所詮綿だし実際はアスファルトですぐにビリビリかもしれない。でも、不思議な安心感はありますね。
さて、このジーンズの革パッチはなんとヌメ革です。
今までだったら何も気にせず直ぐに水を通したり履き込んだりしてしまうけど、今回はまずこの革パッチから育ててみようかな。ここの雰囲気でジーンズの印象って変わるような気がします。
まずは日光浴をして色を濃くしてみようかな?
ヌメ革モックトゥとタイミングを合わせて、最強のセットアップを育てていこうと思います。番外編はシリーズ化し、このアイアンハートの経年変化を記録していこうと思いますので、たまに見にきてください。
Posted at 2022/10/16 15:52:55 | |
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