視力の低下が著しいです。目やにも多めで、とにかく目が見えない。
運転時以外は裸眼派ですが、視力低下に拍車をかけている気がするので、目を休める意味でも眼鏡をかけようと試行錯誤が続いていました。
遠くも近くもどっちも見えない状態なので、累進多焦点式の遠近両用をトライしました。
眼鏡屋さんのフレームはデザイン的に好みのものは少なく、金子眼鏡店のような素敵なセルフレームは値が張ります。
試しの意味合いが強いので、合理的な選択、さほど高くなく満足のいくデザイン性、これを元にbeikのTeddyというフレームを見つけました。
Teddyとは、かつての映画STAND BY MEに登場した黒縁メガネの少年の役名ですが、それをモチーフにデザインされたメガネです。おそらくアセテート製ですが、鯖江で手作りされているとのことなのでおそらく削り出し?でしょうか。
かなりしっかりした作りですが、廃盤のため中古で探し自分で多少磨いたフレームです。ちょっと前から欲しかった物なので、用途的にはタイムリーです。
樹脂なので経年劣化もあり、通常3〜5年くらいが寿命とされ折れやすくなるようですが、とはいえまだ使えそうなものを探してきました。
ややアメカジ寄りの雰囲気でしょうか。50代には落ち着きのない雰囲気に感じますが、かけてしまえば誰も何も感じないでしょう。ちょうど良い大きさのレンズ面ながら、やや角張を強調したデザインは好みです。
セルフレーム好きの私ですが、いつもぶち当たる問題、それは鼻梁の低さと睫毛の長さから、レンズ面が顔に近くまつ毛が当たることです。
なにしろ見えにくいし、レンズがまつ毛の先の皮脂や埃で結構汚れるのです。
普段は定番のセルシールを使ってますが、使っていると汚らしい感じになるのが嫌です。超音波洗浄も使えない。
そこで、UVレジンを使って鼻盛りのDIYをやってみました。中古フレームとはいえ、レンズを組み込んだ後に失敗できないのでドキドキでしたが、思いのほかうまく行きました。
●Before
●After
モリッとしてしまうのは仕方がないとして、クリアな仕上がりと一体感がまずまずといったところでしょうか。ペーパーとコンパウンドで仕上げることでもっと良い見た目にできますが、そこまでするつもりはありません。
使用感はバッチリです!目から離れて安定しまつ毛が当たらない。くっきりはっきり見えるようになりました!
レジンを薄塗りしては固めてを繰り返すので、結構な手間ですが、一度施工してしまえば煩わしさから解放されます。
セルシールの張り替えも結構面倒で、放置してると茶色くくすんで汚らしいです。これなら拭き上げだけである程度清潔ですね。レジンの生体に対する毒性も、固着化した後は安全とのことなのでしばらくこれで行ってみましょう。
遠近両用に慣れてきたら金子眼鏡や秦八郎謹製あたりを試してみたいものです。
Posted at 2023/08/30 09:38:18 | |
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