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Haruyanのブログ一覧

2014年06月05日 イイね!

GC8を転がしてみました。


先日、初めてGC8を街乗りで転がしてみました。
乗ったのはCG8 V型の2ドアボディ車。
4枚ドアが主流のインプレッサながら、結構レアな車だったりします。
しかし17万キロも走っている車のたため、「もうヤワヤワな車なんだろうなぁ・・・」と思いながら乗ってみました。

感想としては速くて乗りやすいです。
ロールバーが入っていたため、意外ながらボディもしっかりしていて、エンジン・ボディともにすごくいい感じ。
エンジンはO/Hしてからまだ1万キロしか走っていないというのもあるようです。
シートもホールド性はそこまで高くないながら、シェルがしっかりしていてスポンジが固めに出来ているので車体のインフォメーションを伝えてくれます。

4駆ということで、アクセルベッタリ踏んでの加速もすごくスタビリティが高いし、何回か全開加速するとその加速にも慣れてしまいます。
人間の慣れとは恐ろしいものです・・・。

ただ、問題としてはミッションのストローク距離が頂けません。
横のストロークと縦のストロークが3:1ぐらいあって、横のストロークが著しく長いです。
それから、車の個体差もありますが、ブレーキが止まらない印象を受けました。
多分、パッドが悪いんだと思うので、ここに関してはそこまで言及しません。

ロードスターと比較するともう全然別の車だったりするので、「こんな車に乗ってたらまた違ったカーライフとかレースライフを送れるんだろうなー」と思ったりしました。

ただ、ロードスターとは違ってコーナーでアクセルを開けてもアンダーしか出ないような挙動を示すので、踏んで曲げる車では無いです。
DCCDをロックにして、トラクションがかかるようにセッティングしてあげると、確かに2WAYとかの機械式デフを入れたFRっぽい動きはしますが、FRの動きとは根本的に違います。
コーナリングに関しては、いわゆるV字ターンで思いっきりボトムスピードを落としたところでグイっと曲げて、コーナーのアウト側にアクセル全開で斜めにすっ飛んでいく(立ち上がる)というのが一番速く走れるパターンになると思います。
とにかく、この車は縦のトラクションと、エンジンパワーを思いっきり発揮させてアクセル全開の時間を伸ばしてあげるのが一番速いと思います。

街乗りなのでそれぐらいしか印象が無いのですが、軽くて楽しい車でした。
Posted at 2014/06/05 23:54:43 | コメント(3) | ドライブ | 日記
2012年09月15日 イイね!

ホットハッチって凄い!

9月9日にお友達のたかゆき閣下がTC2000にて行われるEuropean HotHatch Meetingに参加されるということで、むーぽんさんと一緒に筑波サーキットに行ってきました!


たかゆき閣下といえば、これまでER34スカイラインに乗られていましたが、気づいたらプジョー乗り(206 RC)になっており、僕にオシャレな走れる車の可能性をアピールしてくれてるお方。


現地に着くとたかゆき閣下のお車で来たKazoo RR君とも偶然合流♪
そして、当日の運営をお手伝いされていたmazda787BことRCパニさんとも偶然にお会いし、お話をさせていただく事が出来ました\(^o^)/
こんなに沢山のお友達とお会いできるとは思っていませんでした(笑)


European HotHatch Meetingの参加車両はプジョーやルノーやアバルトなどなど。
中にはBMWの318isのレースがあったりと見応えたっぷりでした!


中にはこんな凄いマシンまで走っており、こちらのマシンはSタイヤで分切りだとか・・・!



「プジョーでサーキットは厳しいだろう」なんて内心は若干思ってたのですが、全然そんな事はなく、むしろ国産タイムアタック勢より確かに優雅な雰囲気を出しつつの走行会で、新たな車の楽しみや可能性を感じさせてくれました。


閣下の走りはTC2000初走行とは思えないほどまとまってました。
前日までForzaを使って練習をされてきたとの事ですが、やっぱりTVゲームでも十分練習できるということですね!
例えばスポーツ走行できるレベルが100だとして、レースに出るレベルが200だとすると、TVゲームでも60~70ぐらいまでは走らなくても持っていけるという事です。
これは修論に応用できるかも(ぇ


また、同日にGolf Cupも開催されていたようで、偶然にもさぼいあさんと合流!

さぼいあさんはGolf Cupでクラス優勝されていました!!
おめでとうございます!!
そして先に表彰台登られちゃってちょっと悔し~!(笑)


とても優雅で楽しい1日を過ごすことが出来ました。
何よりも、フラっと寄ったサーキットにお知り合いの方が沢山居たというのが嬉しかったりします♪

将来ホットハッチ乗りたいなぁ・・・なんて本気でそう思ってしまいました(笑)
ミニなんてイイなぁ(ぁ
Posted at 2012/09/15 03:08:13 | コメント(5) | ドライブ | 日記
2012年04月10日 イイね!

BRZと86試乗してきました

おまたせしました!
今まで散々乗ってもいないのにあーだこーだ書いてきた86とBRZについに乗ってきました!

今回はガッツリとインプしてしていきたいと思います。


まず、BRZと86の違いについてですが・・・
・フロントマスクが違う
・足回りが違う


という2点が大きな違いのようです。


BRZ


86


フロントマスクのみでいうと自分は86の方が好きですが、86はウィンカーの位置が低いため、車高が2.5cm程しか落とせないようです。
詳しくは、「指示部の上縁の高さが2.1m(側面は2.3m)以下、下縁の高さが0.35m以上」という基準になっているようですが、BRZはヘッドライトの内側にウィンカーが付いているので問題なし。

とは言うものの、3cm以上車高を落としたら恐らく最低地上高9cmを確保できずに違法車両となってしまうことでしょう。
あんまり気にしなくても良さそうですね。


BRZは豪華仕様のSに、オプションのリアスポイラーとリアアンダーパネルが付いたものになります。
86は豪華仕様のGTに、TRDから出してるF/Rスタビライザー・ブレースバー・スポーツブレーキパッド・ドアスタビライザーが付いたものになります。

若干空力を考慮したBRZと剛性面をパワーアップさせた86・・・・まぁ、どちらも街乗りでは誤差の内ですねw


でも、BRZのリアスポイラーはカッコいいです。



では、いざ乗ってみた感想を言っていきましょう。
注:足回り・フィーリングの項目以外はBRZ・86ともに共通です


【シートおよびシートポジション】
シートポジションは最近の車とは思えないほど低くてとても良いです。
車高が落ちたロードスターからの乗り換えでしたが、全く違和感を感じないシートポジションでした。
最近の車で違和感を感じないという事はそれだけでいかに低さにこだわったかわかります。
シートポジションは座高・背もたれ角度・チルトステアリング機能をすべて利用するとどんな体型の方でもベストポジションが作れると思います。

こちらを見て頂ければわかるように、シートは見た目にはホールド性があるように見えますが、実際は大柄の人でも座れるように設計されているようで、普通の体型の人でも若干ゆるゆるになりそうな感じがします。
ノーマルシートをそのままスポーツ走行には利用できませんが、グランドツーリング目的としてのシートとしては悪くないと思います。

特にアルカンターラ仕様のシートは肌触りも良くて素晴らしかったです。
このシートを生かせるグレードはBRZではS、86でいうGT-Limitedといった最上位グレードになるかと思います。


【ハンドルおよびシフトノブ】
ハンドルのサイズは365mmで、非常に大きいです。
運転してみるとわかりますが、大きすぎて操作がしにくいので、個人的には350mm以下のハンドルに付け替えたいところです。
ただ、純正のハンドルも太くて握りやすかったので、このままサイズを350にしてくれれば良いのに・・・とは思います。

また、ロックtoロックがとても少なく、1回転半でロックしてしまうようです。
試乗程度の運転でもすぐに気が付きました。
ただ、だからといって操作がクイックという印象は受けなかったので、あまり気にしなくても良いかもしれません。

シフトノブに関しては、BRZ・86ともに本革で握りやすくて良い形状でした。


シフトノブは好みがありますので、"良い"というだけで素晴らしいことです。

運転席をコックピットとして評価しますと、あまりコックピット感はありません。
同系列のNA/NB/NCロードスターと比較しても、「包まれている感じ」が希薄です。
しかし、シルビア系列やAE86と比較しますと、若干包まれている感はあります。
要するに、運転席がタイトすぎないということです。
適度に体を動かせるスペースがあって、適度に開放感があって、純スポーツカーというよりは若干GTカー的なコックピットということです。


【見切り】
見切りはフロント・サイドにのみに関して言えば悪くありません。
特にフロントの視界が良好で、フロントノーズの場所を掴みやすいです。
Aピラーも運転していて気になりません。
バックミラーから見えるリアの様子も掴みやすく、運転するのに苦労はしないかと思います。
シルビアよりも前の感覚が掴みやすい分、初心者の方にもオススメできます。

しかし、左斜め後ろの視界が絶望的で、左折の時に気を使いました。
慣れ・・・かもしれませんが、普段2シーターの車に乗っている方は要注意です。


【エンジン】
正直、パワーの無さを痛感します。
BRZ・86最大の泣き所はエンジンといったところでしょう。
「パワーがない」と言われ続けたNA/NBロードスターよりも加速感がありません。
S14のQ'sと同じぐらいの加速ぐらいかと思います。

このパワーの無さがギア比に関するものなのか考えてみましたが、1速・2速のギア比に関してはそんなにおかしいとは思えません。


ファイナルも6速で4.1というのは良いのではないでしょうか。
それにも関わらず、加速感がないというのはやはり大きな問題です。

音に関してですが、BRZと86にはエンジン音を室内に響かせるサウンドクリエイターとシステムがありまして、↓のような音を室内に響かせます。

助手席に乗っている限りでは、「プラスチッキーなわざとらしい音だなぁ」と思ったのですが、いざ自分が運転してみると「悪くないなぁ」という感想に変わりました。
でも、「吸気音や排気音は聞こうと思って聞こえるものじゃなくて、自然と室内に入ってくるもの」という20世紀的発想の僕としては、サウンドクリエイターシステムがあったからといってプラスには感じません。


【パワステフィーリング】
前回の日記でボロクソに叩いたフィットの電気パワステですが、BRZと86はそれほど悪くありませんでした。
ただ、やっぱり軽い!物凄く軽い!
ちゃんと重要なインフォメーションは知らせてくれるので良いのですが、「運転してる!」という感じや、据え切りやアンダーステアで「タイヤが今は切っちゃダメといってる!」というインフォメーションはノンパワステよりも圧倒的に少なくなります。


【足回り】
足回りに関してはBRZと86で結構違いました。
BRZの方が足回りが締まっている感じで、86はユルユルという感じ。
雑誌などではBRZは安定志向、86は積極的にリアを流す方向と言ってましたが、僕はBRZの足回りの方向性がスポーツカーとしては正しいと思います。

何がどう違うか具体的に説明しますと、ギャップを通り過ぎた時や、レーンチェンジなどでの初期の操舵性能やGの収束が大きく違います。
駐車場から出る際の小さな段差でもこの違いははっきりとわかります。
86はいつまでもフニャフニャ動いてる感じですが、BRZは一発でショックを吸収してくれます。
ただ、そのぶん乗り味としてはBRZの方が硬くなっています
ディーラーの方いわく、「あなたの認識は正しい」とのお褒めの言葉をいただき、BRZの方が足は硬い方向性という事で裏は取れました。
恐らく・・・ではありますが、バネレートとしては0.5~0.8kgぐらいBRZの方が硬い気がします。

また、一番違うなぁと思ったのはダンパー性能です。
ダンパーの性能が明らかにBRZの方が減衰が高く、ショックを吸収してくれます。
86の足の柔らかさはバネだけからくるものではなく、ダンパーの減衰力が低いというのも大きい気がします。
こちらはあくまで個人の感想なので、もしかしたらダンパーは一緒かもしれませんが、そういう印象を受けました。

ただ、これらの違いは、ノーマルの足を1として車高調整サスペンションの違いを10とした場合の、3~4ぐらいの差になります。
つまり、50歩100歩というか・・・無視できないけど微細な差です。
スポーツカーに乗り慣れていない方や、サーキットで走られたことの無い方はあんまり気にならないと思います。
ただ、ある程度車に慣れている人からすると大きな違いになりますので、僕が買うとしたら絶対にBRZの足回りにします。
こちらの方が限界まで攻め込んでいった時にちゃんと4つのタイヤが限界まで仕事をしてくれそうです。
86の足は恐らくロールが強く出そうで、クリッピングポイントまでに斜めにGを出して脱出することが難しそうな感じです。
それこそ、リアがムズムズするという感じがこういった部分なのかなと思いました。
車高調入れちゃったらどっちみち同じなんですけどねw


【シフトフィーリング】
シフトは結構ショートストロークで良い感じです。
ただ、やっぱりフィーリングが最近の車っぽい感じでどこかしらプラスチッキーです。
20世紀の車はシフトを入れる度に「ガチン」と金属が噛みあう感じがしたものですが、最近の車はすんなり入ってしまうので、気楽にシフトができます。
これはいい事です・・・羨ましい。


【全体を通してのフィーリング】
試乗は制限速度60kmまでで行いましたが、それでもわかるぐらい凄くいい車です。
街乗りは楽しいし、適度にスポーツカーです。
この車を街乗りで乗るのもアリだし、チューニングして乗るのもアリでしょう。
懐が深くて良い車だと思います。
実際に乗り出しは300万ぐらいから考えておけば良いようで、S15のシルビアと同じぐらいでしょうか。
僕は楽しい車の再来!と明言してしまっても良いと思います。

以前、Z34に乗ったことがありましたが、あれもディメンション的には似ていますが、向こうは高級車でした。
でもBRZや86は良い意味で庶民の感じを残してくれた、取っ付きやすい、弄りやすい車かと思います。


【総括】
一部のコアユーザーの方からは、「BRZ・86はサスのアーム類にコストダウンの跡が見える」や、「見た目だけだ」という発言を見受けますが、僕はそうは思いません。
一般の人が普通に楽しむスポーツカーとして、BRZ・86はいい車だと思います。
コアユーザーがロアアームの穴を見つけて、「強度が~」と嘆く気持ちもわかりますが、その強度が120kmぐらいまでの一般利用に大きな差として現れてくるでしょうか。
僕はNoだと思っています。
それに、その強度がどういう形でスポーツ走行時に悪いのか、どれほど悪影響を感じるのかといったことに関しては、実際に走ってみないと何ともいえないと思っているからです。
木を見て森を見ずはもったいないと思います。

しかし、僕もモータースポーツに興じる端くれとして、この車をサーキットで走らせたいという気持ちは抑えきれませんでした。
こんないい車だからこそ、サーキットで試乗会をすべきと思います。
少なくとも、サーキットで乗らない限りは、僕は大きな否定をすることができません。

エンジンパワー以外は・・・。


とにかくエンジンパワー以外はいい車だと思います。



【オマケ】
BRZ・86の試乗をしてから歌舞伎号に乗ったら・・・、クラッチは重いわ、ハンドルは重いわ、ミッションは重いわ、足はガチガチだわで衝撃を受けました。
こんな車を普段から乗っていたとは・・・。
改めて考えるとこの車はスポーツカーというより、レースカーなんですよね。
それを痛感しました。


そして、僕は帰りの車の中で思いました。
「あぁ、やっぱりロードスターは最高だ」と。
Posted at 2012/04/10 02:31:29 | コメント(7) | ドライブ | 日記
2012年04月01日 イイね!

フィットRSでドライブ! そしてインプレ

今日はATアタッカーのたかゆき閣下がMT練習をされるという事で、むーぽんさんと僕でご一緒してきました!

借りた車はこちらの最新式の6MT、フィットRS



とは言っても借りたのは僕ではなくて、たかゆき閣下ですw
たかゆきさんは今回で5回目のMT特訓という事で、既にMTに乗って不便の無いぐらいに余裕の持った運転を出来ていたのでアドバイスやダメ出しも特にナシ(笑)
もうATアタッカーじゃなくて、MTに載せ替えちゃいましょうよ!!

ということで、リアシートに収まり、完全にバラストやってきました(ぁ
フィットの後部座席はとっても広くて、5ナンバーとは思えませんでした。
静音性も結構良いのですが、RSグレードはスポーツらしさの演出のために排気音を運転手に聴かせる方向性らしく、それが後部座席に乗っている人にとってはうるさく感じることもありました。
でも、運転してる側としてはエグゾーストノートも楽しいものですし、そこはご愛嬌です。


お昼にフィットをレンタルし、そのまま高速と下道を使い分けつつ山中湖へ移動。
山中湖に到着した頃には夕方だったので山中湖からの夕暮れをパシャリと写真に収めつつ、籠坂峠下って御殿場方面へ。


その篭坂峠をみんなで運転を変わりつつ2往復したのですが、僕はその中で下りの1本を走らせてもらいました!
ありがとうございました!


フィットRSの第一印象は乗用車としては良くできた楽しい車、という感じでした。
MTの感触は最近の車に良く感じがちなプラスチッキーな感じでしたが、繋がりも悪くなく剛性感もあってそこそこ良い感じ。
ミッションは6速ですが、クロスレシオというわけではなく、1・2・3速はそこそこ普通なのに、4・5・6速はすべてロングツアラー向けのハイギアードな振り分けというような不思議な感じ。
しかもよく考えると1・2・3も5速マニュアルなら理解できるぐらいのレシオなので、純粋にパワーを引き出すための6速にするならば1・2・3速でさえもっとクロスにすべきです。
しかし、現実にはその1・2・3速の甘いレシオ設定すら忘れてしまうほどの4・5の使えなさっぷり。
6速は高速巡航用なので割愛。

タイプRほどのギアレシオはもちろん期待していませんが、サスペンションを固めないまでもギアレシオ見なおして損ないと思います。


また、クラッチは軽く、着座位置も高いので車のロールをモロに感じ、全然スポーツカーという感じはしません。
成人男性としては身長の低い僕でさえ、純正シートを限界まで下げても着座位置が高いと感じるぐらいですので、普通の人や大柄の人はもっと着座位置が高くて困っていると思います。
運転のしやすさを狙っているのかもしれませんが、それにしてもホンダはもっと着座位置を下げて良いと思います。


ですが、車の転がりだし・街乗り・片道150kmまでのロングツアラーレベルならフィットRSは乗用車としては良くできた車だと思います。
それこそ、不満点なんて早々出てこないレベルです。



「これで休日のワインディングを楽しくドライブするぐらいだったら楽しい車かもしれないなぁ~」なんて思っていたのですが、それは違ったようです。

峠の下りを走った感じは・・・基本的には悪くないのですが最後の最後で裏切りそうな挙動という感じでした。
VSA(ABS+TCS+横滑り抑制)付きではあるものの、修正舵いらずというわけではないようで、VSAがついてるからといって無条件で安心という訳ではないようです。

そして、一番の問題点はタイヤのインフォメーションがなさ過ぎることです。
街乗りでの利便性を上げすぎた為にハンドルを軽くしすぎて、ハンドリングインフォメーションがほぼ皆無となっているのだと思いますが、スポーツ志向と名乗るぐらいであればもう少しハンドルから伝わるインフォメーションを増やすべきです・・・切実に。
多分こういうポイントはノーマルのフィットと同じなんだと思います。
エアロつけたとかマフラー音聞こえるようにしたとか、見た目だけのチューンじゃダメですよ。


ということで、フィットはタイヤと路面関係性からなるグリップの"限界"の下で走るのにはいい車ですが、決して限界が高いという訳でもありませんし、限界を超えた挙動が電子制御によってほぼ確実に抑えられてる車でもありません。
「電子制御入ってれば大丈夫だろー!」なんて思ってると結構てのひら返されて裏切られると思いますのでご注意下さい。

フィットRSの総括としては、ワインディングよりもロングツアラー気質だと思います。
そういった目線で評価すると6速にしては高いギア設定も納得できます。
しかしサスペンションに関しては、100km巡航ぐらいで既にバンプ具合に許容限界が見えてくるレベルの柔らかさ&懐の浅さですので、恐らくアウトバーンやサーキット等での150kmぐらいでの巡航は視野に入れて無いと思います。
また、1・2・3のギア設定は恐らく街乗りの使い勝手の良さを優先した結果と思います。
街乗りレベルならば1・2・3速でちょうど使い切るぐらいですので逆に"RS"というお冠を覗いてしまえば納得ともいえます。
ということで、僕はフィットRSは名前負けしてる車と言い切ってしまいます。

ですが、それはあくまでフィットRSを「スポーツ志向で売ってますよ!」というホンダの姿勢に対する評価であり、純粋な移動手段としての一般乗用車という目線であれば室内も広いし、内装の質感も悪くないし文句なしです。

フィットRSをもう一つ上の車に仕上げるならば、シート位置を下げると同時にルーフを下げて重心を低くする、足回りをもう少し締め上げる、パワステの設定を変更してハンドリングインフォメーションを増やす、ギアレシオのローギヤード化・・・という事が必要かと思います。

ルーフを下げるという意味では同プラットフォームのCR-Zがありますので、CR-Zのハンドリングインフォメーションが増えてて、尚且つ足がもう少し締め上げられてれば、そっちが本物のフィットRSな気がします。
つまり・・・フィットRSが本当はCR-Zで、フィットS(?)がフィットRSで・・・なんていうそんな感じです。




その後は夕食をご馳走になり、久々に首都高サファリをしつつ帰宅しました。
お二人とも、ご馳走様でしたm(_ _)m

ということで、大満足の1日でした♪



【オマケ】
こちらは先日鈴鹿サーキットに行かれたたかゆき閣下のおみやげですw
1.タイヤカス さきいか


2.アスファルト クランチチョコレート


3.グラベル ペッパー


4.ラジエーター型名刺ケース


いやはや、鈴鹿サーキットのセンスに脱帽ですw
これは思わず買ってしまいたくなる気持ちがわかります。
そして、個人的に頂いたラジエータ型名刺ケースは今後本当に使わせてもらいます!w
ありがとうございます!
Posted at 2012/04/01 03:07:10 | コメント(5) | ドライブ | 日記
2011年12月12日 イイね!

86とBRZ ・・・そして86試乗!

さて、こちらが本編です(ぇ

今日はビックサイトで東京モーターショーに行ってきたのですが、同時にお台場MEGA WEBに行ってきました。
こちらではモーターショーで展示中の86に乗れてしまうのです!

ちなみに、モーターショーでは「86を見るだけ」で30分以上に渡って長蛇の列に並ばなければならないのですが、MEGA WEBでは一切待つことなく、超接近で見ることができます♪


ボンネットの中も見れちゃったり・・・。
TOYOTAさん、僕が言うのも問題ですが、これ不公平過ぎませんか?(笑)

しかし、乗ったのは僕ではなくたかゆき閣下むーぽんさんw
たかゆき閣下はATモデルを、むーぽんさんはMTモデルを試乗されていました。
自分は両方ともリアシートで試乗という形だったのですが、なかなか86素晴らしいですよ!

【詳しい動画などについてはむーぽんさんの日記にアップされていますので、こちらをぜひご覧ください。】
【ATではあるもののかなり攻めた走りをされたたかゆき閣下の試乗レポはこちらからご覧ください。】



リアシートに乗った印象としては、予想以上に加速感があるということ。
かなり丁寧に作られたコンセプトモデルということはある程度考慮に入れておかなければなりませんが、それでもかなり良いトルクとパワー感があります。
しかし、ドリフトベース車として86を見た場合、やっぱりドリフトするにはパワー不足に陥ると思います。
また、音に関してですが外で聞くよりも大きいぐらいのエグゾーストノートが室内に響きます。
どうやら室内に響くサウンドもチューニングされているようなのですが、なかなか綺麗なボクサーサウンドが響きます。
不満があるとすれば、案の定リアシートが狭かったこと(笑)
以前所有していたS15のリアシートと比べると横に広いですが、足元に関しては86の方が狭いかなぁという感じ。
頭のクリアランスに関してはS15よりも広かったように感じます。
まぁ、もともと大人が長時間乗るようなシートじゃないですし、「リアシートが狭い!」なんてよくわからないクレーム入れる人はこの車買わなくていいと思います(ぉ
ということで、乗ってプラスになったことは山ほどありましたが、マイナスになる要因は全くありませんでした!
こりゃあ実際に発売されて市販モデル、市販エンジンの市場ができるのが楽しみですね。

総括すると、街乗りやワインディングで楽しむ分には全く問題なしの楽しいマシンではありそう。
しかし、サーキットでのタイム削りやドリフトベースとして考えるとやっぱりパワー不足に陥りそうな雰囲気はする
・・・、といった感じでした。


試乗の話はこれにて終了!
続いては、MEGA WEBにおいてあった86のN0仕様の写真です!!





僕としてはこちらの方が本命です(笑)
足元はTE37にEAGLE RS Sport、215/45/17を履かせていました。

↑フロント

↑リア


下面はフロントから見てもフラット・・・。


背面から見てもフラットでした。


また、背面から見るとマフラーの構造とかも丸見えですね。
社外マフラーを入れるとしたら左一本出しが効率重視でレーシーなものになりそうです。
リアのロアアームが純正車高状態から水平にかなり近い感じなのが一つ驚き。

車内の写真を撮るのを忘れていましたが、中は3連メーターをコンソールに埋め、フロントダッシュ非貫通のロールバーを装着していました。

以上がN0のレポートです。


続いて、東京モーターショー会場にて展示されていた86のエンジン、およびミッションを撮影してきました。

まずはエンジンから。

86のエンジンはこのエンジン単体で見ると低重心に貢献しているのかわかりませんが、水平対向特有のエンジン上インタークーラーがないため、同じスバルエンジンと比較するとかなり低く、コンパクトに見えました。

また、86のボンネットの低さを見るとエンジンとのクリアランスは結構ギリギリな感じなので、エンジン上にインタークーラーを設置するのはスペース的に無理そうな印象を受けました(素人目には・・・ですが)。
ですが、エンジンとラジエーターの間には結構クリアランスがあったので、インタークーラーを置くとしたら前置きが一般的になりそうな予想をしています。

続いてミッション。



ミッションについては機構的に詳しくないため何とも言えませんが、素人目にはアルテッツァ・S15シルビア・1.8L NBロードスターと同じミッションというのが心配です・・・。
また、デフもアルテッツァと共有だとか・・・。
アルテッツァというと、一時期スーパーチャージャーやターボチューンが流行りかけた時期がありましたが、どうにもデフとミッションがネックでアフターパーツが流行らなかったようです。
更に、S15シルビア界隈ではS15のミッションは3速がガラスのミッションと言われており、300馬力を越すと急に調子が悪くなるようです。
また、NB8ロードスターに関しても3速のミッションの入りにくさには定評があり、基本的にいい噂の聞かないミッションです。
ノーマルNAで乗る分には問題ないでしょうが、過給機チューンを楽しみにされている方にとっては駆動系部分が心配ですね・・・。

やっぱりサーキット用車としてはパワーを上げたいけれど、パワーを上げるとミッションとデフが逝くというジレンマに陥りそうです。
これに関する期待としては、SUBARUがインプレッサなどに乗っているミッションとデフを載せてくれるならば300馬力ぐらいまではなんとかなりそうな気がするのですが。


最後にSUBARU版のBRZの写真がこちらです!



TOYOTA版に比べてリアフェンダーがかなり盛り上がっていてかっこいいと思うのですが、気のせいでしょうか!?
フロントマスクはBRZも86も両方良いから好きなのですが、リアフェンダーの叩き出しとなるとなかなか大変な気がするので、自分が買うならばBRZかなぁと思いました。
ただ、86のレースにBRZが出られないようであれば、86がやっぱり良いかなぁと思います。


以上が86およびBRZのレポートでした!
あんまり見た目の話してない気がするw
Posted at 2011/12/12 02:35:22 | コメント(7) | トラックバック(0) | ドライブ | クルマ

プロフィール

「8月30日に行われる富士チャンピオレース、ロードスターレースに参戦します。その後8月31日に行われるカーメイクコーンズ走行会 in FSWに参加します。是非一緒にFSWを走りませんか!?」
何シテル?   08/07 22:18
自動車メーカーでエンジニアをしつつ、自動車レースをしています。 実車レース・ドリフト・カートとなんでもござれ! 誰よりも速い自信があります。
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