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Haruyanのブログ一覧

2011年12月24日 イイね!

富士ショートコースをデータロガーで分析!

2011年12月18日 カーメイクコーンズ「お疲れ様走行会」【車載動画編】に引き続き、富士ショートコースをデータロガーで解析していこうと思います。


まずは富士ショートコースを3分割します。

ホームストレート~B3(インフィールド)右R前半まで:1セクター
B3インフィールド右R後半から、最終コーナー手前裏ストレートまで:2セクター
最終コーナーからホームストレートまで:3セクター


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【A1レイアウト時の1セクター】

(パソコンでご覧の方はクリックすると画面が大きくなって見やすいです)

1セクターのシケイン部はラインが1本しかなさそうな印象です。
とにかく最初の左コーナー→右コーナーは縁石を乗ってまっすぐ通過すること。
シケイン部はこれにつきます。
シケイン部のターンインで少し手前でじわっとブレーキングを開始して姿勢が乱れないようにシケイン左コーナーに侵入するのも試してみたのですが、これをやると遅くなりそうです。
ツッコミ勝負で、シケインを突っ切る!これぐらいの勢いで走った方がよさそうです。

どのラインを通っても、奥の左ヘアピンにはほぼ同じ姿勢で侵入します。
しかし、ここでブレーキングの開始位置と、ラインが変わってきます。
実は、上記のラインは、赤→青→茶の順で早いのですが、左ヘアピン部だけを見ると茶→赤→青(茶:10.433 / 赤:10.499 / 青:10.590)の順で速いのです。
この順番、左ヘアピンを小さく回っている順番でもあるので、左ヘアピンは小さく曲げる事を心がけるといいようです。
ボトムスピードを上げようと大回りすると結果的に遅くなります。
ただ、富士ショートで一番オーバーステアが出やすい部分もこの左ヘアピンであるため、オーバーステアを出さないことが大前提!


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【A2レイアウト時の1セクター】

(赤:15.137 / 青:15.145 / 茶:15.253)

赤は15.137、青:15.145ですが、実は1コーナー進入までははっきりとわかるぐらいに青のラインの方が速いのです。
これは、きっと前の週の最終コーナーが上手く決まり、ホームストレートでの速度が乗ったからでしょう。
ですが、この青のマージンは1コーナーのブレーキングで一気に縮まります。
青いラインの方が縦Gが良くかかり、ブレーキングが決まっているのに・・・です。
どうやらA2レイアウト時の1コーナーブレーキングはタイヤを縦に使って詰めるというより、じわっと踏んで前荷重にするためのブレーキングがいいようです。
また、その後のラインですが、今回のログでは青ラインを思いっきり割っています(笑)
その場合、オーバーステアが出ないギリギリのラインで1コーナーのラインを引き継いだままなるべく小回りするというのがベストのような気がします。


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【2セクター】

(赤:6.875 / 青:6.914 / 茶:7.061)

2セクターはロガーを見ても、実際走ってみてもイマイチ掴みきれません。
ですが、とにかく間違いなく言えるのは、インフィールドの回りこむような右コーナーはその後の左コーナーのためにあるということです。
そのため、右コーナーの後半ラインはインベタを取り、次の左コーナーに備えなければなりません。
また、自分は実行できなかったのですが、茂原の主ことYOS@あきさんいわく、次の左コーナーはおもいっきり縁石をカットし、直線的に抜ける必要があるようです。
よく見ると、実際に裏ストレート前の左コーナーは縁石が低めになっています。


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【3セクター】

(赤:12.381 / 青:12.451 / 茶:12.455)

今回の走行考察で、最も有益な情報が手に入ったのはこの最終コーナーです。
最終コーナーは奥目で向きを変えて直線的に立ち上がるのがベストだと思っていたのですが、実際は小回り気味に走ったほうが良いようです。
確かにボトムスピードは茶色の方が一番高いのですが、実際は立ち上がりで赤に抜かれています。
まさしく、赤ラインはV字ターンになっています。
青ラインは赤のラインより更に小回りではありますが、タイムは赤よりもおよびません。
ですが、実はこれは侵入のブレーキングが甘いためです。
しっかりとブレーキをかけてV字ターンをした上で小回りすればもっとタイムは出るはずです。

少なくとも、最終コーナーのアウトからクリップ目掛けて真っ直ぐに立ち上がるのは間違いのようです。


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以上で考察は終了です。
考察してみるとやはり走った感じよりはるかに小さいコースだということを痛感しました。


最後にKUMHO V700についてですが、縦Gの最大が1.0、横Gの最大が1.2Gだったので、KUMHOは横グリップに強いようです。
今まで使ってきたZ1☆は縦に強い印象で、AD07は斜めに強い印象だったので、今まで使ってきたタイヤとはまた違います。

先日走った時に「KUMHOって噂に聞くほどブレーキングでそんなに詰めれない印象」と言ってたのはこのためかもしれません。
お師匠さんもKUMHOは「えいや!」って曲げるタイヤと言っていたのですが、原因はコレかと思います。
コースが小さかったというのもあるかもしれませんが、とりあえずフルブレーキをかけててもまだちょっとだけは舵がきく、そういうタイヤかと思います。
自分が想像しているよりはハンドルで曲げるイメージを持っておくと車が曲ってくれるのかもしれません。
Posted at 2011/12/24 04:08:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | 走行考察 | クルマ
2011年12月23日 イイね!

2011年12月18日 カーメイクコーンズ「お疲れ様走行会」【車載動画編】

という訳で、2011年12月18日に富士スピードウェイショートコースにて行われた、カーメイクコーンズ「お疲れ様走行会」の考察ならぬ大反省会ということで、猛省していきましょう。


最初に言っておきますが・・・ホント反省点しかありませんorz

まずは一斉に動画後悔・・・じゃなかった、公開!
(車載カメラの電池が途中で無くなってしまったの5本目・6本目が取れませんでした)



(F:20段戻し / R:20段戻し)


(F:10段戻し / R:10段戻し)


(F:10段戻し / R:12段戻し)


(F:10段戻し / R:12段戻し)


1本目から段々とステアリング操作が落ち着いてきた感じはあります。
初めてのマシン、初めてのコースということで、この1日でもかなりの進歩はあったと思いますので、まぁその点に関しては良いかなということで。
2本目の1週目の1コーナーにて、タイヤが冷えてるためにスキル音もなしにオーバーステアが出ていますが、それでもカウンターを当てられてる様子を見ると、ドリフト練習も身になってるなぁと思います。
ここらへんのオーバーステアの出方は14インチのZ1☆やAD07ではありえません。
V700の特性でしょうか。

問題は2本目の6:20~のコースオフと、13:20~のお釣り貰ってコースオフしかける様子です。
今までのロードスターだったらこういう感じってなかったのですが、車に慣れてない証拠です。
特に2つ目のお釣りからのコースオフしかけを見ると、狭いコースではまだまだマージンを取らないと走れないと断言できます。

そして、何よりもダンパーが心配!w
以前にダンパーが抜けてしまった事があり、それ以来どうしても恐怖症なのです(´;ω;`)
6:20~と、13:20~のコースオフぐらいじゃダンパー抜けないんですかね・・・?
心配です。


あと、動画にはありませんが、4本目の自分の運転の前に師匠に運転してもらったのです。
しかし、一言目は「こんなにこの車ピーキーだっけ?何かやった?」との言葉でした(´・ω・`)
舵角を入れると、途中からグッっとノーズが入るような特異な動きで、師匠もイマイチ乗りきれない感じでした。
もちろん、自分もこの動きに慣れませんでした。

この車、本来はもっと穏やかな動きをしてるのかもしれません。
原因としては、「アライメントが狂ってる・ダンパーが抜けてる・タイヤが死んでる」ということですが、もしかしたら2本目の走行でアライメントが大きく狂った!?ダンパーが抜けた!?なんて心配になってしまいました。


また、コースに慣れていない様子が手に取るようにわかります。
本当はオーバーステアを出したくないのですが、B3(インフィールド)の右コーナーや最終コーナーなどは奥に行くにつれてRが深くなっているため、ターンインのポイントがイマイチ定まっていません。
それゆえ、舵角を入れるポイントが奥になってしまい、曲がりきれなくてアクセルで無理やり曲げています。


このオーバーステアの原因をデータロガーで見てみようと思います。


データロガーを用いた、富士ショート攻略ブログはまた別途にアップします。

乞うご期待!
Posted at 2011/12/23 23:50:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 走行考察 | クルマ
2011年12月22日 イイね!

ミニサーキットはどこがオススメ!?

今回はいつもと日記の趣旨を変え、関東圏内にあるミニサーキットの紹介と、グリップ&ドリフトそれぞれで走る場合のオススメを書こうと思います。


関東にあるミニサーキットで走った事があるものは

・富士ショートコース
・富士ドリフトコース
・本庄サーキット
・日光サーキット
・茂原ツインサーキット
・ナリタモーターランド


以上の5つです。
このサーキット意外だとTC1000、ヒーローしのい、桶川スポーツランド、スポーツランド山梨などがありますが、自分が走ったことないため今回は紹介から省かせて頂きます。


それぞれコースごとに特徴がありますので、自分なりの角度からそれぞれのコースについてざっくりと紹介していきます。

まずはサーキットの紹介から。

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富士ショートコース

距離: 東京駅より113 km
所要時間: 約1 時間 50 分

静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイ内に設置された全長約810m~920m(コースレイアウトによる)のミニサーキット。
1周あたりのタイムは40~30秒までと、レイアウトによって変化する。
様々なレイアウトを組める事から、グリップからドリフトまで幅広い走行会で使われる。
富士スピードウェイ内に設置されたミニサーキットだけあって、設備はミニサーキットの中でもトップクラスに綺麗。
しかし、富士本コースと比較すると思いの外エスケープゾーンが狭いため、ドリフト走行などではワンミスで廃車になってしまう車もある模様。

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富士ドリフトコース

距離: 東京駅より113 km
所要時間: 約1 時間 50 分

静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイ内に設置された629.8m×699.5mのドリフト専用広場型ミニサーキット。
富士ショート同様に多彩なレイアウトを組むことができ、ドリフト練習会やドリコンが盛んに行われている。
ドリフト専用に設計されたレイアウトだけあって小さい割にはドリフトを持続させる事ができ、楽しい。
しかし、ドリフト専用サーキットのため、タイム計測は行われず、グリップ走行会も皆無のため、グリップユーザーには縁がない。


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本庄サーキット

距離: 東京駅より111 km
所要時間: 約1 時間 45 分

埼玉県本庄市にある全長1,112mのミニサーキット。
ドリフトからグリップまで対応できる関東で有名なサーキットの一つ。
1周あたりのタイムは50~42秒。
ビジターの会員登録費用がとても安く、「とりあえず・・・」で会員になれるのが魅力。
走行会も盛んに行われており、関東圏にお住まいだったら1回は走っておきたいサーキット。
コースは全体的にストップ&ゴーの構成で、ハイパワー車になるほど有利になる傾向。
ミニサーキットながら車のパワーを出しきれる。

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日光サーキット

距離: 東京駅より137 km
所要時間: 約2 時間 5 分

栃木県宇都宮市にある全長1.100kmのミニサーキット。
ドリフトのメッカとも呼ばれるほどドリフト走行会が盛んではあるが、会員走行でのグリップ枠やグリップでの模擬レースが行われており、グリップユーザーもいる。
1週あたりのタイムは45~40秒。
1コーナーから7コーナーまでの流れが秀逸で、グリップユーザーもドリフトユーザーも、パワーの有無も関係なく楽しむ事ができる。
しかし、補修工事において古いアスファルトに新しいアスファルトを重ねるという方法を用いているため、走路が地面より高い位置にあるのが問題。


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茂原ツインサーキット

距離: 東京駅より82.1 km
所要時間: 約 1 時間 50 分

千葉県茂原市にある全長1.170mのミニサーキット。
グリップからドリフトまでジャンル問わず多くの走行会が行われている。
1週あたりのタイムは60~48秒と、他のサーキットと比べて最も長い。
高低差が非常にあるサーキットのうえ、使える縁石が非常に多いためかなりテクニカルなコース。
慣れないと壁が近いという印象を受けるため、少し圧迫感がある。
長いストレートなどはないため、ハイパワー車よりも小さくて軽いマシンの方が楽しめる可能性あり。


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ナリタモーターランド

距離: 東京駅より78.0 km
所要時間: 約 1 時間 35 分

千葉県山武市にある全長約800mのミニサーキット。
他のサーキットよりも道幅が狭く、速度も乗らないため、ハイパワー車よりもアンダーパワーな車や軽自動車での走行がオススメ。
サーキットというよりはコースの決まっているジムカーナ場というような印象。
1周のタイムは50~40秒。
しかし、速度が乗らない割にはコースがテクニカルで非常に面白い。
 速度域が低いため、車の挙動に慣れるという意味ではかなり安心して走れる。
平日の場合、3時間走り放題で5000円と、他のサーキとと比べて物凄く料金が安いのが特徴。
しかし、同時コースインが1台のため、誰かの後ろについて走ったり、後ろを走ってもらうといったことはできない。


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【サーキットとしての広さ】
茂原サーキット>日光サーキット>本庄サーキット>富士ショートコース>富士ドリフトコース>ナリタモーターランド

【エスケープゾーンの広さ】
富士ドリフトコース>日光サーキット>その他

【高低差】
茂原サーキット>富士ショートコース>本庄サーキット>その他

【安全性】
ナリタモーターランド>富士ドリフトコース>日光サーキット>富士ショートコース>本庄サーキット≧茂原サーキット

【設備の良さ】
富士ショートコース>茂原サーキット>富士ドリフトコース>日光サーキット>本庄サーキット>ナリタモーターランド


【主観的楽しさ(オススメ順)】
<グリップ>
茂原サーキット>ナリタモーターランド≧富士ショートコース>日光サーキット≧本庄サーキット

<ドリフト>
日光サーキット>本庄サーキット>富士ドリフトコース>茂原サーキット



以上が自分が今まで走ってきて感じたことです。
この日記を見て、まだサーキットに行かれたことない方が、「ココに行ってみたい!」と思っていただけたら嬉しいです。

最後にズバリオススメを言うと、グリップなら茂原、ドリフトなら日光です。
Posted at 2011/12/22 01:12:25 | コメント(6) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ
2011年12月20日 イイね!

カーメイクコーンズ主催、「2011年お疲れ様走行会」に参加してきました!

昨日はカーメイクコーンズ主催、「お疲れ様走行会」に参加してきました!





実は自分が最後にロードスターでサーキットを走ったのは8月下旬・・・。
気がつくとロードスターで約4ヶ月もサーキットを走っていなかったのです!
8月までは月に2回ほどのペースでサーキットを走っていたので、ロードスターに乗り換えてからスポーツ走行をこんなに怠ったのは初めてかもしれません。

実は最近ストレスで急性胃腸炎になってしまったのですが、この原因がサーキット走行によるストレス発散を怠っていたからではないかという可能性が浮上しております(笑)
今までどんなにハードなスケジュールでも体調を崩した事はなかったのですが、今回は見事にダウン・・・。
もはや自分の人生にとってサーキット走行はなくてはならないものになってしまいました(実話)


前置きはさておき、今回は今までのNB号ではなく、NA8のN0号で参加だったのですが、重ステ&強化クラッチ&軽量フライホイール&195/50/15 KUMHO V700というスパルタン仕様だったため、同じロードスターではあるものの、街乗りですらフィーリングが全く違います。


また、富士ショートコースは初めてということで、「壊さないで無事に帰る。重ステでのカウンターステアに慣れる」ぐらいの感じで参加してきました。
・・・とは言うものの、いざ走りだすと本気で走っちゃいます(汗)


ではまず富士ショートコースの概要から説明。

午前中はA1-B3-C2の1コーナーシケインありコース、午後はA2-B3-C2の1コーナーシケインなしコースでした。


富士ショートコースの漠然とした印象は、高低差がある上で更に全体的に使える縁石(使わないとタイムが出ない縁石)が一杯あり、「茂原っぽい!」ということでした。
ですが、茂原よりも縁石が高いポイントが多かったり、速度が高いわりにエスケープゾーンが狭かったりと、結構怖いサーキットです。
個人的には初心者にはオススメできないかなぁ・・・なんて思います。
また、社外エアロが入ってると縁石が怖くてあまり全力でアタックできません。
特に自分の乗っていたNA8のN0号はバンパーがアンダーパネル付きの社外品に変わっていたので、縁石は誰でも乗っているポイント意外は乗らない形にしていました。


ですが、どのレイアウトでも1周40秒未満ということで、走行時間の割に沢山走れる印象を持ち、お得感と疲労感はあります。
今回走ったA1-B3-C2 / A2-B3-C2コースだとストップ&ゴーが主体ではないため、ラインの自由度や各コーナーごとの関連度が変わってきて、コーナーを一つ頑張り過ぎると次が繋がらないという感じでなかなかラインを掴みきれません。
そこに攻め応えを感じられる方にはなかなか面白いサーキットかと思います。
特に、午後に走ったA2-B3-C2のコースの方が1コーナーで速度が乗って楽しかったです。
個人的にはグリップで走ることを前提に、ミニサーキット内で順位をつけるならば、茂原>富士ショート>ナリタモーターランド≧日光>本庄になるぐらい、なかなか高評価です。

ですが、富士ショートコースの残念な点を挙げると、コースレイアウトが複雑なため、基準タイムがわかりにくい事が挙げられます。
あらかじめ本庄サーキットのようにグリップなら外回り、ドリフトなら内回りみたいな分け方をやっておいてくれるとユーザーはもうちょっと自分のタイムを客観的に見れるのに・・・とは思います。
特に、A2コースにした場合は本来、青いラインを割らないように走るべきなのですが、どうしてもタイムが出てしまうため、皆さんラインを割ってしまいます。
YouTubeなどに上がっている動画も1コーナーをA2にした場合の動画は厳密には2つあり、青ラインを割っているもの、割っていないものであり、僕のイメージでは同じマシン・同じドライバーでもコンマ5秒ほどラインを割った方が速いと思います。
そのため、もういっその事ラインを割ってしまって良いと明確にしてしまえばいいのにと思います。


そんな富士ショートコースをN0のNA8で走った感想としては・・・「パワステのありorなしで車の動きが全く違う」という事でした。

やはり街乗りでも重ステの違いは感じていたのですが、いざサーキットで乗ってみると車の動きを感じ取る前に、ハンドルが重くてフィーリングに意識を向けられません(笑)
特にSタイヤみたいなV700を履いているので、そりゃもう上半身トレーニングマシーンのような印象!
ですが、それもだんだんと慣れてきまして、午前中はA1-B3-C2のレイアウトで3ヒート走り、36.938→36.098→36.520というベストタイムで走っていました。

ですが、NA6クラスのN0チャンピオンが同じタイヤで走って35.0xxというタイムを出されていたので、エンジンの差を考えると実質1秒以上落ち・・・。

もう情けなくて情けなくて・・・(´;ω;`)

ちなみに師匠のO氏はナローポルシェで34.4xxというタイムを出されていました!!!

いや、ホントカッコいいです。マジで憧れです。


また、YOS@あきさんも自分と同じタイヤ&エンジンながら、午前中に同レイアウトで35.5xxというタイムを出されております。
(すみません、写真撮り忘れました!)

更に、RCパニさんことMazda787Bさんは36.2xxながら、タイヤはNEOVA AD08、エンジンはNBノーマルということで、大幅に不利ながらコンマ2秒差まで詰めてます。


いやはや・・・いくらサーキットが久しぶりとか初乗りマシンだとか初コースだとか言い訳言ったところで、この遅さは反省して次に生かさないといけません。

また、午後に走った1コーナーシケインなし仕様のA2-B3-C2レイアウトでは、35.069→35.773→34.577というタイムでした。
1コーナーのシケインありorなしで考えると皆さん1秒ほどタイムが上がっているイメージだったのですが、自分は1コーナーシケインありの時よりも1秒半のタイムアップ。
やっぱり午前中は若干攻めきれていなかったのだとこのタイムからもわかります。
特に最後のヒートは模擬レースだったので気合が入っていたというのもありますが、それにしても昨日はスロースターター過ぎました。
日頃よりお世話になっているたかゆき閣下からも「今日はイマイチだね」との評価をいただきまして、もうぐうの音も出ません(涙)

というのが走行会の結果でした。


また、初タイヤだったKUMHO V700に関してですが、さすがにSタイヤなんて揶揄されるぐらいの代物であるだけに舵が入るものの、さすがにレーシングカートのスリックタイヤよりは舵が入らなかったので、意外に普通という印象でした。
また、ブレーキングでもっと奥まで詰められるだろうと思って突っ込んでから踏むとブレーキロックしたりしてたので、「僕が思っていたよりもV700は食わなかった」という印象でした(とか言うと怒られそう)。
ただ、これはまだ僕がポテンシャルを発揮出来てないという要因が大きいと思いますので、この印象が走りこみによってどう変わるか、個人的に楽しみです。


そしてそして、何と今回は5分未満ではあるものの、N1試乗の超大サービスを主催者であるカーメイクコーンズさんが企画されておりまして、自分も乗って来ました!

ですが・・・、いや~やっぱりN1難しいです。
普通にラインをなぞるぐらいだったら問題ないのですが、ブレーキングが難しいです。
一応A2-B3-C2のコースで、A2の青ラインを無視して走行した場合、35.5がベストだったのですが、師匠がご自身のN1に乗られて34秒2~3xxだったはずなので、約1秒以上遅いです。
師匠と並べはしないとわかっているものの、さすがに1秒以上落ちってのはシャレにならないです(´;ω;`)
ここで2凹目(笑)


というのが、今回の走行会の全容だったのですが、詳しい走行動画およびデータロガーを用いた考察は後日別の日記にてアップします。


今回は師匠のO氏がナローポルシェ&ロードスターN1、RCパニさんことMazda787BさんがNB8、たかゆき閣下がER34、さぼいあさんがNA6CE、はなはなまろんさんがNA8、ドクターKさんことH.MDさんがNB6のN1、BalanceさんがNB8C改、湘南60さんがNA8・・・と、書き切れないほど多くのお友達の方が参加されており、楽しい1日を過ごすことができました。


改めてありがとうございました。
皆様のお陰で今年も1年間楽しいカーライフを送ることができ、ドライバーとしても邁進することができました。
これからも末永いお付き合いをさせて頂けると嬉しいです。
お疲れ様でした。
また来年もよろしくお願いいたします。

そして、いつもお世話になっている主催者カーメイクコーンズの皆様、楽しい時間をありがとうございました。
毎度毎度、若造ながら親身に対応していただき、本当に感謝しております。
また来年もよろしくお願い致します。


【オマケ】
走行会には参加されていなかったのですが、アネーロが見学にいらしていました!

さすがはロードスター専門店の主催する走行会、変わり種のロードスターが見れるのがいいところでもありますよね♪
Posted at 2011/12/20 02:15:10 | コメント(7) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2011年12月12日 イイね!

メーカーに求めるもの


昨今の自動車における高性能を十分に堪能・発揮できるレギュレーションのしっかりした順位付けの行われるレースを、メーカーが積極的に企画してほしい。
これが車を単なる移動の道具ではなく、モータースポーツや競技のための道具として見ている僕が2011年 東京モーターショーを見終えて思った感想です。


東京モーターショーに出展されていた車は、どの車も素晴らしい出来だったと思います。
どの車もみんな素晴らしい恰好・エンジン・パワートレーンです。
でも“欲しい”とは思いません。
何故か?
それは、「それを買っても続きがない」からなのです。

僕がロードスターを好きな理由はレースがあるからです。
本庄サーキットでやっているような草レースから、Mazda自体が主催の筑波パーティーレース、富士スピードウェイが主催する富士チャンピオンレースまで様々なレギュレーションで自分の腕を試せる点です。
この2年ぐらいで嫌というほどサーキットを走りましたが、やっぱり「自分が速いのか?上手くなったのか?」ということは同じ車に複数の人が乗るか、イコールコンディションのレースで比較するしかないのです。

だからこそ、僕はワンメイクレースを開催すると公言している86に期待しています
でも、たとえばGT-Rを買っても、RX-8を買っても、スイフトスポーツを買っても、スポーツドライビングは楽しめるかもしれませんが、レースがないから順位付けをされず、満足感はあっても努力する喜びも負ける悔しさもそこからは発生しないのです。


例えばレースを抜きにして、もっとシンプルに車を移動の道具としてみる場合は「街乗りをcompetitiveに」というのが僕のテーマです。
そのため、パワーのない軽自動車などで全開で走って、それぐらいで他の車についていけるぐらいのマシンが素晴らしいと思っています。
たとえば旧MINIとか、Hondaのビートとか・・・。
でも、こういう車が欲しいと思うにしては、最近の車は少し出来が良すぎるのです。
それに、「街乗り全開」をしなければ普段乗りすら成り立たないような車を求めるのであれば、新車ではなく、旧車に目が向きます。
最近はフィットでもマーチでも十分な性能がありますから、それらの車ですらスペックがもったいないのです。

あくまでこれらの感想は一個人の感想ですので、何の意味もないかもしれませんが、でもメーカーは良い車を造ることに躍起になっていて、良い車を良い環境で、良いドライバーを育てるために使う事をしていないような気がします。
車が進化しても、人は育てないと進歩しません。
もっと、僕たちユーザーが車を使って進歩する事を望み、サポートして欲しいというのが僕の車業界に対して思ったことです。
Posted at 2011/12/12 02:43:33 | コメント(7) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記

プロフィール

「8月30日に行われる富士チャンピオレース、ロードスターレースに参戦します。その後8月31日に行われるカーメイクコーンズ走行会 in FSWに参加します。是非一緒にFSWを走りませんか!?」
何シテル?   08/07 22:18
自動車メーカーでエンジニアをしつつ、自動車レースをしています。 実車レース・ドリフト・カートとなんでもござれ! 誰よりも速い自信があります。
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