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Haruyanのブログ一覧

2012年04月29日 イイね!

デビューレース、決まりました。

デビューレース、決まりました。えっと・・・。

デビュー戦決まりました!


ここまで長かったようで短くて、まさかこんな道を歩むとは思っていなかった・・・というのが本音です。


初めてサーキットデビューしたのが2010年2月

サーキットにレースを見に行ったことすらもないまま足を運んだ初走行会・初サーキット。
こんなにお世話になると思っていなかったカーメイクコーンズさんが主催される走行会でした。


走行会に行くつもりでNBのロードスターを購入したものの、レースに参加するとは夢にも思っていなかったあの時から2年の時が経ち、いよいよ公式レースデビューが決まりました。

出場するレースは2012年5月20日に富士スピードウェイにて行われる富士チャンピオンレース ロードスターカップ
NA8クラスになります。


コーンズの社長には「10年後ぐらいには出ますよ!」と言っていたものの、気づいたら5年後、3年後とスパンは短くなっていき、まさか2年半を迎えずに参加することができました。
夢の「大学生ドライバー」としてレースに出場することができます・・・感無量です。


参加するにあたっては援助をして下さった親族、社会人の方と比較すれば当然貧乏な学生である自分に対しても丁寧に接して下さったカーメイクコーンズさん、N0車両を譲って下さった師匠O氏、本当にありがとうございました。


また、レースに出るにあたり、YOS@あきさん、H.MDさん、NA6ドライバーのK氏、皆々様がドライバーとしてだけではなく、いつまでも若さを忘れない人生の先輩・憧れとして僕の目に映ったという事が僕の背中を押すきっかけとなりました。


走行会やスタッフでお世話になりましたTKくらぶの神谷代表レーシングドライバーの澤圭太選手、近くで勉強させて下さり、ありがとうございました。


書ききれませんがこの2年半楽しいカーライフを送ることができたのは皆様のおかげです。
ありがとうございました。


レース慣れした方にとっては”いつものレース”かもしれませんが、僕にとってはデビューレース。
一生涯忘れないチャレンジになると思います。


今回の目標は「表彰台に上ること!」
・・・と言いたいのですが実際は「無事に完走すること」・「レースを日常生活の一コマとして人生のルーチンワークの中に組み込むこと」が目標になります。

まだまだ未熟ですが、記念参戦ではないので一回出て終わりではなく、今後も持続的にやっていけるように努力していこうと思います。


ちなみにこのレースの為に2kg痩せまして、ただいま44kg台ですw
できる限りの努力はやっていこうと思います!!
目標は燃料空の状態(空腹・着衣なし)の状態で43kg台。


写真は2年間使い古したグローブ。
あまりに汚いため、レース前に新しいものに買い換える予定ですがちょっとさみしいです。


頑張ります!
Posted at 2012/04/29 03:01:17 | コメント(8) | レース | 日記
2012年04月22日 イイね!

イギリス留学レポート ~車編~

もう大分経ってしまいましたが、先月行ってきたイギリスとユーロ圏の車事情についてのレポートです。

イギリスと言えばモータースポーツを嗜む者の憧れ、モータースポーツ発祥の地だったりします。
かの有名なTop Gearもイギリスですし、ロータスやTVRといったバックヤードビルダーと呼ばれる小さなメーカーが乱立してる・・・といったイメージがあります。

が! 実際はそんなことなかったと思います(笑)



イギリスは日本と同じく右側通行なので、普通に国際免許取っておけば向こうで走れたかなぁなんて思います。


向こうで見かけたのはプジョー・ルノー・VW・MINIを中心としたハッチバック車。
しかも、ほとんどがノーマルです。
日本よりは確実にクーペや2ドアハッチバックが多かったので、そういうった部分では日本よりも2枚ドアに対する抵抗がないのかもしれません。

そんなハッチバックの中で面白そうだったのは下記の2枚。
PEUGEOT 206。


MG_ZR。


・・・正直、地味ですよねw
でも、ホイールがおっきくなってる! とか ユーロテールになってる! ってだけでちょっと目を引くぐらい、ほとんどチューニングカーは見なかったんですよ!
皆さんほとんどマフラーすらノーマルです。
日本ではミニバンすらマフラー交換してたりするのに・・・。

イギリスに1ヶ月居て、その中で一番チューニングカーだったのがこのFTO。
 
フルエアロってだけで物凄い目立ち様です。
 
でも、運転席はノーマルシートだし、走ってる雰囲気はゼロです。
つまり・・・ほとんどバックヤードビルダーなどなくて、面白い車も走ってなかったわけです。
日本の方がまだ楽しい車を見る確率が高いと思います。

 
一瞬、「バックヤードビルダー!?」なんて思った
ベンツがあったのですが、  ホイールが代わってカラーリングが派手になってるだけのドノーマル・・・。
 

 
ただ、そんな中でも唯一面白かった点は、ほとんどの車がMT車であるということ。
お子さんを幼稚園に送り迎えしている奥様でさえBMW 5シリーズをMTで転がしています。
しかもディーゼルのやつを。

欧州では日本よりも遥かにディーゼルが進んでいるようで、車が10台あったらそのうち確実に1台以上は確実にディーゼルだと思える程にディーゼル車が多いです。

 
日本でも最近ではCX-5を中心としてディーゼルが若干盛り上がりつつありますが、あれはグローバル戦略なのかもしれませんね。


イギリスっぽいなぁと感じたのは下記の2枚。
街でよく見かけるMINIが家の横に止まっている様子と・・・。


TVRのTIMERが普通に路駐されてる様子。


特にTVRのTIMERは世界に400台近くしかないレア車なのに、こんなに綺麗に、普通に路駐されてる事が驚きでした。


 
続いて、場所を移動しまして、フランス パリ。




この写真は凱旋門付近なのですが、とにかく凄い事になってます。
車線がないし、信号はないし、合流は凄いし・・・と、走れる気がしません。

凱旋門に通じる道の一つにかの有名なシャンゼリゼ通りがあったわけですが、そちらはなかなか面白い車がありました。


シロッコ(ぇ
いや、シロッコはそのままでは面白い車ではないと思うのですが、シャンゼリゼ通りに路駐されてるシロッコがかっこよかったので思わず1枚撮ってしまいました。


路駐でベンツのSクラスが当たり前のように止まってるあたりはさすがですが、それはあくまで高級車というだけ。
エンスーっぽい車は皆無です。


その中でLamborghiniのガヤルド スパイダーとFerrari 360が停まってたので何かと思ってみてみたら・・・。
 

どうやら20分1万円で乗せてくれるらしいのですね。
手持ちの少なかった僕は残念ながら乗れず・・・でした。
日本の表参道なんかでこういうサービスやってくれても面白いと思うのですけどね~。
 
また、シャンゼリゼ通りには世界の自動車メーカーがショールームをオープンしています。
そして、パリまで行って一店一店ショールームを回るのがHaruyan君スタイル。

そんなわけで、TOYOTAのショールームではスープラの後継機と噂されるハイブリッドコンセプトを。

 


ロータスではF1を。

 

 
PEUGEOTではオープンのコンセプトモデルを見てきました。




ここらへんのセンスはさすがといったところで、展示スペース一つ見てもセンスが日本とは違います。
日本の某TOYOTAさんはアムラックスとかこういう風に頑張ったほうが良いと思います。


続いては場所を移動してオランダのアムステルダム。
アムステルダムは水路が張り巡らされており、その回りに住人は川のほとりに路駐することとなります。

 
日本じゃありえないこの光景・・・。
ガードレールがないんです。
基本的に欧州はどこもガードレールがなかったように思います。
ガードレールがないだけでも景観って結構シャレて見えるものです。





新旧Fiat 500。この車はどこにあってもオシャレに溶け込みますね。

あとは、アルファのジュリアっぽい何かw
名前がわかりませんでした(´・ω・`)
→後日メッセージをいただき、トライアンフ社のTR6と判明しました!



こんな感じで、むしろエンスーっぽい車が多く感じられたのはオランダの方が多かった気がします。



以上で写真は終了です。
いやはや・・・、エンスー好みの車ややる気の車は圧倒的に日本の方が多いと思います。

「チューニングは日本の文化になりつつある」なんてOptionという雑誌には書いてあったと記憶していますが、実際そうなのかもしれません。
本屋さんに行けばBANZAIなんていう日本のチューニング雑誌が売っていたりしますし、速く走る・チューニングという部分においては日本の方が進んでいる部分も間違いなくあると思います。

欧州の方にとってはチューニング=ホイールを変える程度という認識がどことなくあるような気がして、逆に考えると日本のメーカーが率先してプジョーとかMINI用のマフラーとか車高調をそっちに売り込めば売れるような気はします。

ということで、今回の旅はちょっと残念な意味で期待を裏切られてしまいました。
ロータスを1日1台ぐらい見られるだろうなぁと思っていたらそんな事はなく、1ヶ月滞在してエキシージを1台見ただけでした。
ただ、イギリスのオープンカー率は非常に高く、5分外に居れば1台はオープンカーを見ます。

ちなみに、イギリスで一番見た日本車は嘘偽りなく、ロードスターでした。
車屋に行ってもフィットやマーチはなくても、ロードスターは必ずありました。

そんなイギリスのロードスター事情ですが、中古の後期型NBが50万円ぐらいで販売。


前期型のNCが100万円ちょっとで販売されていました。 



 価格帯としてはちょっと高いけど、まだ妥当なところ・・・でしょうか。

他にも33GTRが150万ぐらい、GC8 STiが100万ぐらいでした。
GC8は少し高いですが、基本的には日本と同じぐらいの価格帯といったところで、中古車体価格に関してはどの国もあんまり変わらないのかもしれません。


日常的にポルシェやベンツのAMGやバリバリのチューニングカーを見る事ができる日本の生活っていうのはある種恵まれているのかもしれません。
Posted at 2012/04/22 19:26:41 | コメント(4) | 日記
2012年04月10日 イイね!

BRZと86試乗してきました

おまたせしました!
今まで散々乗ってもいないのにあーだこーだ書いてきた86とBRZについに乗ってきました!

今回はガッツリとインプしてしていきたいと思います。


まず、BRZと86の違いについてですが・・・
・フロントマスクが違う
・足回りが違う


という2点が大きな違いのようです。


BRZ


86


フロントマスクのみでいうと自分は86の方が好きですが、86はウィンカーの位置が低いため、車高が2.5cm程しか落とせないようです。
詳しくは、「指示部の上縁の高さが2.1m(側面は2.3m)以下、下縁の高さが0.35m以上」という基準になっているようですが、BRZはヘッドライトの内側にウィンカーが付いているので問題なし。

とは言うものの、3cm以上車高を落としたら恐らく最低地上高9cmを確保できずに違法車両となってしまうことでしょう。
あんまり気にしなくても良さそうですね。


BRZは豪華仕様のSに、オプションのリアスポイラーとリアアンダーパネルが付いたものになります。
86は豪華仕様のGTに、TRDから出してるF/Rスタビライザー・ブレースバー・スポーツブレーキパッド・ドアスタビライザーが付いたものになります。

若干空力を考慮したBRZと剛性面をパワーアップさせた86・・・・まぁ、どちらも街乗りでは誤差の内ですねw


でも、BRZのリアスポイラーはカッコいいです。



では、いざ乗ってみた感想を言っていきましょう。
注:足回り・フィーリングの項目以外はBRZ・86ともに共通です


【シートおよびシートポジション】
シートポジションは最近の車とは思えないほど低くてとても良いです。
車高が落ちたロードスターからの乗り換えでしたが、全く違和感を感じないシートポジションでした。
最近の車で違和感を感じないという事はそれだけでいかに低さにこだわったかわかります。
シートポジションは座高・背もたれ角度・チルトステアリング機能をすべて利用するとどんな体型の方でもベストポジションが作れると思います。

こちらを見て頂ければわかるように、シートは見た目にはホールド性があるように見えますが、実際は大柄の人でも座れるように設計されているようで、普通の体型の人でも若干ゆるゆるになりそうな感じがします。
ノーマルシートをそのままスポーツ走行には利用できませんが、グランドツーリング目的としてのシートとしては悪くないと思います。

特にアルカンターラ仕様のシートは肌触りも良くて素晴らしかったです。
このシートを生かせるグレードはBRZではS、86でいうGT-Limitedといった最上位グレードになるかと思います。


【ハンドルおよびシフトノブ】
ハンドルのサイズは365mmで、非常に大きいです。
運転してみるとわかりますが、大きすぎて操作がしにくいので、個人的には350mm以下のハンドルに付け替えたいところです。
ただ、純正のハンドルも太くて握りやすかったので、このままサイズを350にしてくれれば良いのに・・・とは思います。

また、ロックtoロックがとても少なく、1回転半でロックしてしまうようです。
試乗程度の運転でもすぐに気が付きました。
ただ、だからといって操作がクイックという印象は受けなかったので、あまり気にしなくても良いかもしれません。

シフトノブに関しては、BRZ・86ともに本革で握りやすくて良い形状でした。


シフトノブは好みがありますので、"良い"というだけで素晴らしいことです。

運転席をコックピットとして評価しますと、あまりコックピット感はありません。
同系列のNA/NB/NCロードスターと比較しても、「包まれている感じ」が希薄です。
しかし、シルビア系列やAE86と比較しますと、若干包まれている感はあります。
要するに、運転席がタイトすぎないということです。
適度に体を動かせるスペースがあって、適度に開放感があって、純スポーツカーというよりは若干GTカー的なコックピットということです。


【見切り】
見切りはフロント・サイドにのみに関して言えば悪くありません。
特にフロントの視界が良好で、フロントノーズの場所を掴みやすいです。
Aピラーも運転していて気になりません。
バックミラーから見えるリアの様子も掴みやすく、運転するのに苦労はしないかと思います。
シルビアよりも前の感覚が掴みやすい分、初心者の方にもオススメできます。

しかし、左斜め後ろの視界が絶望的で、左折の時に気を使いました。
慣れ・・・かもしれませんが、普段2シーターの車に乗っている方は要注意です。


【エンジン】
正直、パワーの無さを痛感します。
BRZ・86最大の泣き所はエンジンといったところでしょう。
「パワーがない」と言われ続けたNA/NBロードスターよりも加速感がありません。
S14のQ'sと同じぐらいの加速ぐらいかと思います。

このパワーの無さがギア比に関するものなのか考えてみましたが、1速・2速のギア比に関してはそんなにおかしいとは思えません。


ファイナルも6速で4.1というのは良いのではないでしょうか。
それにも関わらず、加速感がないというのはやはり大きな問題です。

音に関してですが、BRZと86にはエンジン音を室内に響かせるサウンドクリエイターとシステムがありまして、↓のような音を室内に響かせます。

助手席に乗っている限りでは、「プラスチッキーなわざとらしい音だなぁ」と思ったのですが、いざ自分が運転してみると「悪くないなぁ」という感想に変わりました。
でも、「吸気音や排気音は聞こうと思って聞こえるものじゃなくて、自然と室内に入ってくるもの」という20世紀的発想の僕としては、サウンドクリエイターシステムがあったからといってプラスには感じません。


【パワステフィーリング】
前回の日記でボロクソに叩いたフィットの電気パワステですが、BRZと86はそれほど悪くありませんでした。
ただ、やっぱり軽い!物凄く軽い!
ちゃんと重要なインフォメーションは知らせてくれるので良いのですが、「運転してる!」という感じや、据え切りやアンダーステアで「タイヤが今は切っちゃダメといってる!」というインフォメーションはノンパワステよりも圧倒的に少なくなります。


【足回り】
足回りに関してはBRZと86で結構違いました。
BRZの方が足回りが締まっている感じで、86はユルユルという感じ。
雑誌などではBRZは安定志向、86は積極的にリアを流す方向と言ってましたが、僕はBRZの足回りの方向性がスポーツカーとしては正しいと思います。

何がどう違うか具体的に説明しますと、ギャップを通り過ぎた時や、レーンチェンジなどでの初期の操舵性能やGの収束が大きく違います。
駐車場から出る際の小さな段差でもこの違いははっきりとわかります。
86はいつまでもフニャフニャ動いてる感じですが、BRZは一発でショックを吸収してくれます。
ただ、そのぶん乗り味としてはBRZの方が硬くなっています
ディーラーの方いわく、「あなたの認識は正しい」とのお褒めの言葉をいただき、BRZの方が足は硬い方向性という事で裏は取れました。
恐らく・・・ではありますが、バネレートとしては0.5~0.8kgぐらいBRZの方が硬い気がします。

また、一番違うなぁと思ったのはダンパー性能です。
ダンパーの性能が明らかにBRZの方が減衰が高く、ショックを吸収してくれます。
86の足の柔らかさはバネだけからくるものではなく、ダンパーの減衰力が低いというのも大きい気がします。
こちらはあくまで個人の感想なので、もしかしたらダンパーは一緒かもしれませんが、そういう印象を受けました。

ただ、これらの違いは、ノーマルの足を1として車高調整サスペンションの違いを10とした場合の、3~4ぐらいの差になります。
つまり、50歩100歩というか・・・無視できないけど微細な差です。
スポーツカーに乗り慣れていない方や、サーキットで走られたことの無い方はあんまり気にならないと思います。
ただ、ある程度車に慣れている人からすると大きな違いになりますので、僕が買うとしたら絶対にBRZの足回りにします。
こちらの方が限界まで攻め込んでいった時にちゃんと4つのタイヤが限界まで仕事をしてくれそうです。
86の足は恐らくロールが強く出そうで、クリッピングポイントまでに斜めにGを出して脱出することが難しそうな感じです。
それこそ、リアがムズムズするという感じがこういった部分なのかなと思いました。
車高調入れちゃったらどっちみち同じなんですけどねw


【シフトフィーリング】
シフトは結構ショートストロークで良い感じです。
ただ、やっぱりフィーリングが最近の車っぽい感じでどこかしらプラスチッキーです。
20世紀の車はシフトを入れる度に「ガチン」と金属が噛みあう感じがしたものですが、最近の車はすんなり入ってしまうので、気楽にシフトができます。
これはいい事です・・・羨ましい。


【全体を通してのフィーリング】
試乗は制限速度60kmまでで行いましたが、それでもわかるぐらい凄くいい車です。
街乗りは楽しいし、適度にスポーツカーです。
この車を街乗りで乗るのもアリだし、チューニングして乗るのもアリでしょう。
懐が深くて良い車だと思います。
実際に乗り出しは300万ぐらいから考えておけば良いようで、S15のシルビアと同じぐらいでしょうか。
僕は楽しい車の再来!と明言してしまっても良いと思います。

以前、Z34に乗ったことがありましたが、あれもディメンション的には似ていますが、向こうは高級車でした。
でもBRZや86は良い意味で庶民の感じを残してくれた、取っ付きやすい、弄りやすい車かと思います。


【総括】
一部のコアユーザーの方からは、「BRZ・86はサスのアーム類にコストダウンの跡が見える」や、「見た目だけだ」という発言を見受けますが、僕はそうは思いません。
一般の人が普通に楽しむスポーツカーとして、BRZ・86はいい車だと思います。
コアユーザーがロアアームの穴を見つけて、「強度が~」と嘆く気持ちもわかりますが、その強度が120kmぐらいまでの一般利用に大きな差として現れてくるでしょうか。
僕はNoだと思っています。
それに、その強度がどういう形でスポーツ走行時に悪いのか、どれほど悪影響を感じるのかといったことに関しては、実際に走ってみないと何ともいえないと思っているからです。
木を見て森を見ずはもったいないと思います。

しかし、僕もモータースポーツに興じる端くれとして、この車をサーキットで走らせたいという気持ちは抑えきれませんでした。
こんないい車だからこそ、サーキットで試乗会をすべきと思います。
少なくとも、サーキットで乗らない限りは、僕は大きな否定をすることができません。

エンジンパワー以外は・・・。


とにかくエンジンパワー以外はいい車だと思います。



【オマケ】
BRZ・86の試乗をしてから歌舞伎号に乗ったら・・・、クラッチは重いわ、ハンドルは重いわ、ミッションは重いわ、足はガチガチだわで衝撃を受けました。
こんな車を普段から乗っていたとは・・・。
改めて考えるとこの車はスポーツカーというより、レースカーなんですよね。
それを痛感しました。


そして、僕は帰りの車の中で思いました。
「あぁ、やっぱりロードスターは最高だ」と。
Posted at 2012/04/10 02:31:29 | コメント(7) | ドライブ | 日記
2012年04月01日 イイね!

フィットRSでドライブ! そしてインプレ

今日はATアタッカーのたかゆき閣下がMT練習をされるという事で、むーぽんさんと僕でご一緒してきました!

借りた車はこちらの最新式の6MT、フィットRS



とは言っても借りたのは僕ではなくて、たかゆき閣下ですw
たかゆきさんは今回で5回目のMT特訓という事で、既にMTに乗って不便の無いぐらいに余裕の持った運転を出来ていたのでアドバイスやダメ出しも特にナシ(笑)
もうATアタッカーじゃなくて、MTに載せ替えちゃいましょうよ!!

ということで、リアシートに収まり、完全にバラストやってきました(ぁ
フィットの後部座席はとっても広くて、5ナンバーとは思えませんでした。
静音性も結構良いのですが、RSグレードはスポーツらしさの演出のために排気音を運転手に聴かせる方向性らしく、それが後部座席に乗っている人にとってはうるさく感じることもありました。
でも、運転してる側としてはエグゾーストノートも楽しいものですし、そこはご愛嬌です。


お昼にフィットをレンタルし、そのまま高速と下道を使い分けつつ山中湖へ移動。
山中湖に到着した頃には夕方だったので山中湖からの夕暮れをパシャリと写真に収めつつ、籠坂峠下って御殿場方面へ。


その篭坂峠をみんなで運転を変わりつつ2往復したのですが、僕はその中で下りの1本を走らせてもらいました!
ありがとうございました!


フィットRSの第一印象は乗用車としては良くできた楽しい車、という感じでした。
MTの感触は最近の車に良く感じがちなプラスチッキーな感じでしたが、繋がりも悪くなく剛性感もあってそこそこ良い感じ。
ミッションは6速ですが、クロスレシオというわけではなく、1・2・3速はそこそこ普通なのに、4・5・6速はすべてロングツアラー向けのハイギアードな振り分けというような不思議な感じ。
しかもよく考えると1・2・3も5速マニュアルなら理解できるぐらいのレシオなので、純粋にパワーを引き出すための6速にするならば1・2・3速でさえもっとクロスにすべきです。
しかし、現実にはその1・2・3速の甘いレシオ設定すら忘れてしまうほどの4・5の使えなさっぷり。
6速は高速巡航用なので割愛。

タイプRほどのギアレシオはもちろん期待していませんが、サスペンションを固めないまでもギアレシオ見なおして損ないと思います。


また、クラッチは軽く、着座位置も高いので車のロールをモロに感じ、全然スポーツカーという感じはしません。
成人男性としては身長の低い僕でさえ、純正シートを限界まで下げても着座位置が高いと感じるぐらいですので、普通の人や大柄の人はもっと着座位置が高くて困っていると思います。
運転のしやすさを狙っているのかもしれませんが、それにしてもホンダはもっと着座位置を下げて良いと思います。


ですが、車の転がりだし・街乗り・片道150kmまでのロングツアラーレベルならフィットRSは乗用車としては良くできた車だと思います。
それこそ、不満点なんて早々出てこないレベルです。



「これで休日のワインディングを楽しくドライブするぐらいだったら楽しい車かもしれないなぁ~」なんて思っていたのですが、それは違ったようです。

峠の下りを走った感じは・・・基本的には悪くないのですが最後の最後で裏切りそうな挙動という感じでした。
VSA(ABS+TCS+横滑り抑制)付きではあるものの、修正舵いらずというわけではないようで、VSAがついてるからといって無条件で安心という訳ではないようです。

そして、一番の問題点はタイヤのインフォメーションがなさ過ぎることです。
街乗りでの利便性を上げすぎた為にハンドルを軽くしすぎて、ハンドリングインフォメーションがほぼ皆無となっているのだと思いますが、スポーツ志向と名乗るぐらいであればもう少しハンドルから伝わるインフォメーションを増やすべきです・・・切実に。
多分こういうポイントはノーマルのフィットと同じなんだと思います。
エアロつけたとかマフラー音聞こえるようにしたとか、見た目だけのチューンじゃダメですよ。


ということで、フィットはタイヤと路面関係性からなるグリップの"限界"の下で走るのにはいい車ですが、決して限界が高いという訳でもありませんし、限界を超えた挙動が電子制御によってほぼ確実に抑えられてる車でもありません。
「電子制御入ってれば大丈夫だろー!」なんて思ってると結構てのひら返されて裏切られると思いますのでご注意下さい。

フィットRSの総括としては、ワインディングよりもロングツアラー気質だと思います。
そういった目線で評価すると6速にしては高いギア設定も納得できます。
しかしサスペンションに関しては、100km巡航ぐらいで既にバンプ具合に許容限界が見えてくるレベルの柔らかさ&懐の浅さですので、恐らくアウトバーンやサーキット等での150kmぐらいでの巡航は視野に入れて無いと思います。
また、1・2・3のギア設定は恐らく街乗りの使い勝手の良さを優先した結果と思います。
街乗りレベルならば1・2・3速でちょうど使い切るぐらいですので逆に"RS"というお冠を覗いてしまえば納得ともいえます。
ということで、僕はフィットRSは名前負けしてる車と言い切ってしまいます。

ですが、それはあくまでフィットRSを「スポーツ志向で売ってますよ!」というホンダの姿勢に対する評価であり、純粋な移動手段としての一般乗用車という目線であれば室内も広いし、内装の質感も悪くないし文句なしです。

フィットRSをもう一つ上の車に仕上げるならば、シート位置を下げると同時にルーフを下げて重心を低くする、足回りをもう少し締め上げる、パワステの設定を変更してハンドリングインフォメーションを増やす、ギアレシオのローギヤード化・・・という事が必要かと思います。

ルーフを下げるという意味では同プラットフォームのCR-Zがありますので、CR-Zのハンドリングインフォメーションが増えてて、尚且つ足がもう少し締め上げられてれば、そっちが本物のフィットRSな気がします。
つまり・・・フィットRSが本当はCR-Zで、フィットS(?)がフィットRSで・・・なんていうそんな感じです。




その後は夕食をご馳走になり、久々に首都高サファリをしつつ帰宅しました。
お二人とも、ご馳走様でしたm(_ _)m

ということで、大満足の1日でした♪



【オマケ】
こちらは先日鈴鹿サーキットに行かれたたかゆき閣下のおみやげですw
1.タイヤカス さきいか


2.アスファルト クランチチョコレート


3.グラベル ペッパー


4.ラジエーター型名刺ケース


いやはや、鈴鹿サーキットのセンスに脱帽ですw
これは思わず買ってしまいたくなる気持ちがわかります。
そして、個人的に頂いたラジエータ型名刺ケースは今後本当に使わせてもらいます!w
ありがとうございます!
Posted at 2012/04/01 03:07:10 | コメント(5) | ドライブ | 日記

プロフィール

「8月30日に行われる富士チャンピオレース、ロードスターレースに参戦します。その後8月31日に行われるカーメイクコーンズ走行会 in FSWに参加します。是非一緒にFSWを走りませんか!?」
何シテル?   08/07 22:18
自動車メーカーでエンジニアをしつつ、自動車レースをしています。 実車レース・ドリフト・カートとなんでもござれ! 誰よりも速い自信があります。
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