2013年3月31日に本年度最初の富士チャンピオンレースが開催されたので参戦してきました!
昨年度は富士チャン全戦参加の予定が予算と授業の関係で2戦しかできず、参加したレースでも不甲斐ないことに2回とも表彰台を逃してしまったため、今回はなんとしても1位に!を目標に参加して来ました。
現地に到着すると残念なことに富士は雨・・・。
前回参加した9月のレースも雨が降っていたため、エントラントでお世話になっているコーンズの方々の間では「Haruyanは雨男なのでは!?」という嫌な噂がたってしまいました(´;ω;`)
そんな雨の中8時15分より始まった、予選!
20分の走行枠ながら、路面はズルズル・・・。
タイムも2分30秒を切れず、2分32秒台が最高記録という情けない結果となってしまいました。
が!
時間が経つに連れて雨は小降りになっていき、路面は回復の様相を呈してきます。
最後の一発!と決めて、前との感覚を徐々に意図的にあけていきます・・・。
そして、19分30秒、最後のアタックが開始です!
ダンロップコーナーまではミスが無いものの、ダンロップでオーバーステアを誘発させてしまいます・・・。
プリウスコーナーでも路面をうまくつかめないまま走ってしまったため、完璧と言えない状態・・・。
それでもなんとか2分30秒346というタイムをマークしました。
ドライの時の23秒落ち・・・。
コレは洒落にならないぞ・・・なんて思いながらピットに戻ってみると・・・!
何と僕がNA8クラスのポール、総合で3位のポジションでした!!
雨の場合はスリップを使ったようなシビアなアタックより、ウォータースクリーンの恐怖心や不安定感を排除した単独走行アタックの方が良い結果が得られるようです。
予選のリザルト発表後、リザルトをみてみるとやはりほとんどの選手が最終ラップにベストを出していた模様。
徐々に前をあけておき、アタックに備えたこと・路面の状況を早めに見極め最後の1本にタイムアタックを絞ったことが功を奏したようです。
総合4位のポジションにはNA6クラスの7号車!NA6なのに速い、さすがベテランです。
総合5位に僕と同クラスであるNA8クラスの81号車が居ます。
つまり、上手くスタートを出来れば本当に1位になれそうな展開!
僕が勝手にライバル視をさせて頂いている昨年チャンピオンの230号車は少し離れて8番手です。
絶好調の予選を終えたまま、時間は流れていきいよいよ決勝戦へ!!!
今度こそ「表彰台のてっぺんに!」が叶いそうな中、いよいよフォーメーションラップを終えて、スタートシグナルが点灯・・・。
アクセルを一定に・・・、GO!
ところが、やっぱりホイールスピンorz
雨の日のスタートは本当に苦手です。
焦りがアクセルの開けすぎを招き、ホイールスピンを誘発させてしまいます。
しかし、2位のNBが僕よりも盛大にミスをしてくれたお陰で、何とか順位落とさずに3番手でスタートを決めます。
その後は4週ほど無事に周回を重ね、このまま走れば本当に1位!?なんて思っていた矢先・・・・、後ろからは昨年度のNA8クラス優勝者230号車が迫ってきます。
あれ?230号車は8番手じゃ・・・?なんて疑問はどこへやら、ミラー越しにもわかる鬼の形相で追ってきますw
その230号車に負けじと同クラスの81号車も迫ってきます・・・。
メチャメチャピンチです!!
決勝は予選とは逆に、時間が経つにつれ雨は強くなっていき、4週目には300Rでどこを走っていてもハイドロが発生するぐらいにタイヤは路面を捉えなくなっているなか、ついに5週目のヘアピンで230号車インを刺され、抜かれてしまいました・・・。
それでも負けじとBコーナーのブレーキングで勝負を仕掛けたりします!
すると今度は81号車が後ろから最終コーナーで抜きにかかってきます・・・!
恐怖心を根性でねじ伏せ、ウォータースクリーンを恐れずにアクセル全開でホームストレートを駆け上がります・・・!
スリップから出れた!ストレートは若干こっちのほうが速い!
1コーナーのブレーキングでは何とか外側をおさえ、再び抜き返します!
しかし、Aコーナーのブレーキングではバックミラーを気にしすぎるあまりリズムが乱れて・・・・オーバーステア発生!
そのまま雨に流されてゼブラに乗って・・・・スピンorz
無残にも81号車が目の前を通りすぎて行きました・・・。
Aコーナーのブレーキングで勝負をしないと再び抜き返されてしまうという事から焦りが見えてしまいました。
そのままもう1台後ろのNBに抜かれたもののNA8クラスとしては3位としてフィニッシュでした。
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しかし、念願だった初表彰台をゲットすることができ、何とかポイントもゲット!
今シーズンのシリーズ戦に名乗りを上げることができました!
お世話になりました、カーメイクコーンズの皆様、N1 18号車の師匠、見に来てくださった皆様にお礼を申し上げます。
念願だった表彰台からの眺めは悔しさと嬉しさが入り混じった複雑なものでしたw
今回の反省点は、
・スタートで2速ホイールスピンをしてしまったこと
・300Rでハイドロ発生を恐れて踏み切れなかったこと
・バックミラーを気にしすぎてリズムが乱れていたこと
でした。
よかったポイントとしては、予選の組み立て方、タイムの出し方がかなり安定してきたこと。
ドライでもウェットでも自分なりに1発のタイムを出すことに関しては方法が見つかってきたのはひとつ、自信につながりました。
逆に、問題点はレースとして弱いこと。
特に中盤での持ちこたえる力が自分には足りないと痛感しました。
つまり、レースとして見た場合に走りにブレがあるということです。
レースでも予選同様に100%の力で走り続けてしまい、95%の力で持続して走行し続けるということがまだ自分には足りない能力だということがはっきりしました。
今後は練習走行では、1発のタイムを求めるのではなく、なるべく走行時間中のタイムのブレを抑え、その日のベストタイムからコンマ2~3秒落ちをキープしたまま走るという練習方法に切り替えていこうと思います。
今回のレースは非常に勉強になりました!
次回のレースは5月18日・19日です!
今度こそ表彰台の一番上に登れるように頑張ります\(^o^)/