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2011年06月06日 イイね!

2011年5月6日 富士スピードウェイ 会員走行【考察編】

学業の方が忙しくて中々考察出来ずでしたが、今回やっと2011年5月6日に行った富士スピードウェイフリー走行時の車載動画とデータロガーを用いて、考察をしてみようと思います。

まずは今回の車載動画を御覧ください。



続いて、前回(2011年2月2日)の走行動画を御覧ください。


前回から今回にかけてのマシン的な変更点は、"ダンパーのO/H・アライメント調整・タイヤの新調"になります。
ちなみにタイヤはADVAN NEOVA AD07 (185/60/14)からDIREZZA SPORT Z1 STAR SPEC (185/60/14)になりました。

実際、ダンパーO/Hやアライメント調整の甲斐があり、マシン的な部分からくる車のピクピクした不安定な動きは今回の方が抑えられている気がします。

操作の面において、まず車載動画を見てわかるのは、どちらともハンドル操作が雑だと言う事です。
”とりあえず切ってから考える”という運転スタイルなのがまるわかりです・・・。
もっと丁寧に切ってあげないとフロントタイヤにダメージを追ってしまうだけで曲がらないのはわかっているのですが、なかなかそれが出来ません・・・。


また、Aコーナーでオーバーレブ、ヘアピンコーナーの進入で大オーバー、ダンロップコーナーでヒール&トゥの失敗・・・と、見るも無残な姿を晒していますが、どうしてかコレが一番速いのです。
もっと丁寧に走れた週はあったと思うのですが、本人の攻めれた感じと、実際のタイムが比例しない良い例(?)です。

Aコーナーのオーバーレブは「3速を試してみよう!」という事でやってみた結果なのですが、案の定速くはなりませんでした。
NB8Cの6速ミッションでしたら、1コーナーが3速、Aコーナーは4速がベストではないでしょうか。
ちなみに、Aコーナー3速のオーバーレブだけでコンマ1.5秒ロスしています。

ダンロップコーナーに関しては、(ヒール&トゥをミスしないように)2速まで落としましょう。(笑)


続いてLAP+を用いて、前回の走行と今回の走行を見比べてみます。
赤いラインが今回の走行データ、青いラインが前回の走行データです。

※なお、これらのデータに関しては、LAP+Analyzer Web extensionの方からダウンロード可能となっています。

今回の最高速度は196.1km、前回の最高速度は194.8kmでした。

情けない話ですが、詰めれているポイントは1コーナーへのブレーキングと、ダンロップへのブレーキングの2点だけです。
今回、褒められるポイントはブレーキングがしっかりかけられるようになったという点だけです。


では、続いてデータロガーを見ていて気になったポイントを更に細かく考察していこうと思います。

ホームストレートに関しては、NB8Cの6速、ファイナル3.9のデフォルト使用でしたら、5速で引っ張った方がいいようです。
前回のデータでは、最高速度が出ている194キロから192キロまで、一瞬のシフトダウンで2キロも速度がおちている事がわかります。


続いて、1コーナー及びダンロップのブレーキングです。


前回よりもかなりブレーキで詰められている事がわかります。
しかし、やはりダンロップ先で縦Gが抜けていたり、ヒール&トゥでブレーキングGが弱まっているのがわかります。
前回よりも進歩したものの、まだまだ改善点は多いです。


次はプリウスコーナーを見てみます。
今回のベストが赤いライン、前回のベストが青いライン、緑色がロードスターで10切りをされている方のラインです。


今回のベストは他の2つよりもボトムスピードが落ちていますが(赤○のポイント)、それでも立ち上がりで巻き返している事がわかります(青○のポイント)。
プリウスコーナーはボトムスピードが落ちても、きっちり曲げた方が立ち上がりで有利なことがわかります。


今度は最終コーナーだけをクローズアップしてみましょう。
今回のベストが赤いライン、緑と黒のラインはロードスターでFSW10秒切りをされている方のライン取りです。


前回の反省から、最終コーナーはコレでも外側からアプローチしたつもりだったのですが、まだまだ自分のラインはプリウスコーナー以後、イン側から最終コーナーにかけてアプローチしてしまっている事がわかります。
プリウスコーナー以後、”左に寄る”ぐらいのつもりでラインを外側に移動させてやる必要がありそうです。


最後に、自分のデータと10秒切りを果たされている方の全体的な比較です。
今回のベストが赤いライン、緑色のラインがロードスターで10秒切りをされている方のラインです。


この比較を見ると、自分の詰められるポイントが、まだまだ沢山あるものの、Aコーナー・100R・ダンロップへのブレーキングの見直しが最優先だということがよくわかります。


以上で考察は終了です。
正直、想像したよりもかなり本気な考察になってしまったと思っています・・・。
今後、走行会のスタッフをやる際、「自分にデータを持ってきて頂いたら、アドバイスしますよ!」とかいうサービスを始めたらウケたりしますかね!?
冗談ですが(笑)



【オマケ】
知っている人は知っている(?)、某A氏のラインを試してみました!

もちろん、タダのミスですが(笑)
しかし・・・ダンロップまではこっちのほうが良い感じで走れているんですよね・・・勿体無い!

※走行中の「ピー or キー」と聞こえる音は風切音になります。音量にご注意下さい。
Posted at 2011/06/06 03:39:27 | コメント(3) | 走行考察 | 日記

プロフィール

「8月30日に行われる富士チャンピオレース、ロードスターレースに参戦します。その後8月31日に行われるカーメイクコーンズ走行会 in FSWに参加します。是非一緒にFSWを走りませんか!?」
何シテル?   08/07 22:18
自動車メーカーでエンジニアをしつつ、自動車レースをしています。 実車レース・ドリフト・カートとなんでもござれ! 誰よりも速い自信があります。
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