←勝沼で国道20号に降りたら南アルプスは雪、根雪かな。昨日です。
山梨県立考古博物館で企画展「
甲斐市の出土品Ⅱ─双葉・竜王の遺跡─」が土曜日から開かれていたので早速日曜日に行ってきた。この辺りは埋蔵文化財の宝庫、2万年以上も前から石器を作って生活してた旧石器時代からの歴史がここにはあるんですよね。
2万年以上前の人々が固い黒曜石を砕いて作った打製石器、この時代に神津島から海路黒曜石を運び、陸路で内陸に持ち込んだ。ビーナスラインのある和田峠もこの時代の産地ですよね。日本から朝鮮半島にも黒曜石(九州産、神津島産も)が持ち込まれたけど、紀元前5,000年以前にはこの半島には生活する人はいなかった。
ナイフ形石器(打製石器)
縄文時代の磨石、この時代すでにデザインが施されている。
弥生時代に半島から鉄器と共に稲作が伝えられたと学校の授業で習った。しかし近年、米作りは大陸から日本に伝わり、日本で稲作がはじめられた事が科学的調査で証明されましたよね。博物館によっては未だに半島から稲作が伝わったと記している所があるけど、多くの博物館は近年の研究結果での説明に書き換えていますよね。
↓山梨県立考古博物館では。
古墳時代の5世紀の盤龍鏡、龍の爪の数はいつも話題になるけど、中国から日本に鏡が伝わって来た頃、龍の爪の数は3本。日本は3本だから格下なんていう論は不毛以外にないと思う。
↓5世紀の盤龍鏡。龍の爪は三本。
企画展「甲斐市の出土品 Ⅱ -双葉・竜王の遺跡- 」、一番目を引いたのは金メッキが施された飾金具や帯金具、1000年以上前の金メッキが剥がれずに残っている。下の写真、他のものもそうだけど撮影がへたくそだけで実物は美しい。
博物館駐車場で。
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博物館を後にして何処に行こうかと思って、とりあえず武田神社が近いのいってみようかと。甲府駅のそばまで来た時に「そうだ富士アイスで大判焼き」と意趣変更、早速そちらに方向転換し、酒折駅の車を停めて富士アイスへ。
富士アイスの交差点を見上げたら「
酒折宮入口」とあったので大判焼きを持ってそちらへ。知らなかったけど、蓮歌発祥の地として有名との事です。
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富士アイスで買った大判焼き、道の駅「甲斐大和」のストーブの前で食べたけど、この辺りは雪が降ったんですね、斜面に雪が残ってました。
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帰路、大垂水峠の登りはじめの辺りで10,000km。
今日も大垂水峠はブレブレ、カメラのモニターを見る訳にはいかず、あてずっぽうにシャッター押してトリミングだからしょうが無い!
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Posted at
2017/12/11 16:19:41