2016年02月15日
いのちって、本当にあっけないんだね。
今日の朝、隣の家のお婆さんが亡くなったという連絡が入った。
私がガキの頃から世話になったどころか、オヤジもガキの頃から世話になっていた、
ずーっとウチと付き合いのあった朗らかなばーさんだった。
オヤジのことを坊や坊やと今でも呼んでいた。
小学校の帰り道よくお菓子とかもらってたっけなぁ・・・
今でも、毎日のように朝は顔をあわせていたし、
もう90歳を超えていたのに、毎日ウチのとなりの店まで3往復はするくらい、
元気に歩き回っていたのに。
今月の頭に、様子がおかしいと、見に行くと、倒れていたので病院に運び込まれた。
肺炎を起こしていたという。
このお婆さん。もうずっと一人暮らしだった。一緒に住んでいた唯一の家族の姉妹が、もう十数年前に亡くなって以来、ずっと一人。
跡取りとなる子供も親戚も、いない。
本当に一人だけになってしまったのだ。
だけど、毎日ウチと隣の店と、すぐ横にある運送会社に顔を出してはいつもおしゃべりをして、人とのつながりというのはそこそこあったのだ。ちょうど私が会社に出て行くタイミングでウチに顔出してたからね。
だから、運送会社に勤めてる友人から、ばあさんが様子が変だという話を聞いて、
隣の店も心配して電話をして、あわてて様子を見に行ったら寝込んでいたという。
これが本当に独居だと、孤独死になってしまうのだろうか・・・
一度、心臓の調子が悪い。ということで病院に入ったことはあったけど、
それ以外では病気らしい病気なんてしなかった、毎日散歩もかかさない、
タフで元気なばあさんだったのに、いざ亡くなった。という話を聞くと、
本当に、命ってあっけないものなんだな・・・という気持ちになった。
そしてやっぱり寂しいね。
本当に親戚というものがいないので、葬儀などはどうするのか、部落みんなで付き合いがあったので、どういった形にするのか・・・
ウチが一番付き合いがあったので、ウチの母親とオヤジが火葬に行くらしい。
本当にお世話になった。
ご冥福をお祈りします。
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Posted at
2016/02/15 22:49:19
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