
ロシア(ウラジオストク)海洋国立大学の大型帆船「ナジェジュダ号(NADEZHDA)」が浜田港に寄港し、大変貴重な一般公開がなされるとの情報を知り浜田港に駆け付けました。
ロシアの船舶としても、帆船そのものにしても、自身にとって初の見学の機会となりました。
なお、先にブログ化した「
舞鶴(未到達)遠征:ロシア海軍艦艇&帆船みらいへ一般公開 in 舞鶴」でも見学の機会がありましたが、豪雨災害と重なり目的地に辿り着くことも出来ませんでしたし、そもそもこのロシアの帆船「ナジェジュダ号」一般公開のほうが舞鶴よりも先のことだったりします。 (当ブログは時系列に沿ってません)
ロシアの帆船ナジェジュダ(NADEZHDA)がやってくる in 浜田港

夜はライトアップも。 停泊期間中、3時間だけ一般公開の場が設けられました。
この大変貴重な機会を逃すわけにはいきません。 ナジェジュダ号に会いに浜田港を訪れました。

一般公開の開始時刻までは寄港岸壁に入れませんので、まずは離れた場所から眺めています。
ロシア(ウラジオストク)海洋国立大学の大型帆船「ナジェジュダ号(NADEZHDA)」

船籍:ロシア、建造:1991年、排水トン数:2,297トン、全長:109.4m、マスト高:49.5m、帆装形式:3本マスト・フルリグドシップ
このような立派な帆船を見るのは初めてでした。

美しい帆船の姿に見惚れ、マストのあまりの高さに驚く。
なお、ナジェジュダ号は競争タイプ(競技レース)の帆船であり、このような帆船は世界に30隻しか存在せず、そのうちの5隻はロシアの帆船です。 日本でいうと海王丸が同様の帆船です。
ナジェジュダ号寄港の貴重な機会に愛車との記念撮影をしています。
大変楽しみな一般公開が始まるまで、まだ少し時間がありました。
すぐ近くに海上保安部の巡視船が停泊してるので見に行きました。

大きな巡視船と小さな巡視船が見えます。
巡視船「いわみ」

船型:1000トン型巡視船
番号・船名:PL71 巡視船いわみ
所属:浜田海上保安部
全長:92メートル
総トン数:1,250トン
巡視船「あさま」

船型:高速特殊警備船
番号・船名:PS205 巡視船あさま
所属:浜田海上保安部
全長:約50メートル
総トン数:約220トン
巡視艇「やなかぜ」

船型:20メートル型巡視艇
番号・船名:CL111 巡視艇やなかぜ
所属:浜田海上保安部
全長:20メートル
総トン数:26トン
巡視船「いわみ」の前で記念撮影。

巡視船「いわみ」はブログ「
当選の知らせ続々」で既報の通り、応募した体験搭乗の抽選に幸運にも当選してましたが、残念ながら台風12号のため体験搭乗が中止になってしまいました。
ロシアの帆船ナジェジュダ号と海上保安部の巡視船を見てたのですが、ここで思いがけない光景を目撃することになりました。
なんと、このタイミングで海上自衛隊の艦艇が入港してきたのです。

えっ! 何故?! よもやの出来事にとても驚きました。
試験艦「あすか」でした。

試験艦「あすか」は、5月の
たまの港フェスティバルでの一般公開で見学したばかりの艦艇です。
実は、ここ浜田港でもこの週末土日に一般公開が開催される予定になってはいました。

しかし、それが予定よりも1日早い入港となったというのです。(後で知りました)
タグボート2隻に押される試験艦「あすか」

帆船を見に来たら、偶然にも海上自衛隊艦艇の入港シーンを見る機会に恵まれラッキーな展開。
・・・。 これは? もしかして?

ナジェジュダ号の後ろに寄せるのか?
押して押して寄せた。
浜田港で、ロシアの帆船ナジェジュダ号と海上自衛隊の試験艦「あすか」が並ぶ異色の共演。

まさかこんな光景を望めるとは。
一仕事終えた浜田港のタグボート「いわみ」と
同じく「みすみ」です。
ナジェジュダ号と試験艦「あすか」とカマロ。
ナジェジュダ号とカマロ号。
ナジェジュダ号を見に来て、試験艦「あすか」にも遭遇するとは本当に驚きでした。
海上自衛隊 ASE6102 試験艦「あすか」

基準排水量:4,250トン、満載排水量:6,200トン、全長:151.0m、最大幅:17.3m、深さ:10.0m、喫水:5.0m、主機:LM2500ガスタービンエンジン2基2軸、出力:43,000PS、速力:27ノット(約50km/h)、乗員:72名+試験要員100名
試験艦は、開発隊群司令の下、防衛装備庁及び海上自衛隊の新型装備品等の試験支援を主任務としています。 他の艦艇に装備する兵装やシステムなどを試験運用する艦載兵器実験艦。

試験艦という艦種は日本国内で(恐らく世界でも)唯一この「あすか」だけで同型艦は存在しない。
ナジェジュダ号と試験艦「あすか」をバックに撮影しまくりました。
ロシアの帆船ナジェジュダ号+海上自衛隊の試験艦「あすか」+海上保安部の巡視船「いわみ」

異種の3隻を一度に見れて嬉しい。
もちろんカマロも入れての撮影も。
さて、この後は本日の主役であるロシアの帆船ナジェジュダ号の一般公開です。

ロシアの船舶としても、帆船とてしても、見学するのは初めての貴重な体験となります。
また、短い時間ながらロシア人(ウラジオストク海洋国立大学の学生たち)との交流も貴重です。
臨時の一般駐車場に停めました。

ここで「ロシアの帆船「ナジェジュダ号」一般公開in浜田港」のブログは後編へと続きます・・。<(_ _)>
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Posted at
2018/08/07 16:02:06