前回ワイパーモジュールを交換しようとするも、
ワイパーアームが外れないためすぐに作業中断してましたが、ワイパーアームプーラーなる便利工具が届いたので改めてワイパーモジュールの交換作業に取り掛かりました。
なお、ワイパーがどのように動いてるのか?現物で初めて見て知る素人の単独作業で青空ガレージでやってます。
4年前からワイパーOFFでもワイパー位置が元に戻らない(下がらない)懸案事項がありました。
何かの拍子に戻ることが稀にありましたが、ここ1年以上はその稀もすっかり無くなりました。
しかし、ショップに頼むと20万円コースだし、ワイパーとしては使えるので放置してました。
ですが、ここでついに一代奮起して自分で直してみることに。
ワイパーモジュール(ワイパーモーターの制御基板)を取り寄せたので交換してみます。
素人見立てですが、不具合の現象的に十中八九でワイパーモジュールの不良なのかなと?
なお、ワイパーモジュールはネット通販で送料込み6,699円でした。
で、前回ワイパーモジュールを交換しようとするも、
ワイパーアームが外れないため作業中断。
トンカチで叩いたり、クレ556吹いてみたり、ドライバーでこじたり・・ 固着しきって歯が立たず。
調べるとワイパーアームプーラーなる便利な工具があると知りネット通販で注文しました。
カマロのワイパーアーム根元が最短直径30mm強なので開口部は最大50mmサイズを選択。
それが届いたので作業再開です。 ワイパーアームプーラーは送料無料で1,500円でした。
このようにワイパーアームのボルトにセットします。 (金色のアタッチメントは使用せず)
ダイヤルを回すことでワイパーアームが浮いてくる仕組み。
やはりガッチガッチで固かったんですが、便利工具のお陰でワイパーアーム外せました♪
で、もう1本のワイパーアーム(左側)にもセット。
しかし、ボンネットが邪魔で引っ掛かりダイヤルが回せないという予期せぬ事案が発生。
仕方ないので、左手でレンチを挟んでテコしつつ、右手でワイパーアームを持ち上げる力技。
ワイパーアーム左右とも外れました。 長いほうが右側、短いほうが左側。
結局、便利工具のワイパーアームプーラーは1回のみ使用。 (再び使用する機会は訪れるのか?)
ワイパーアーム2本外すとワイパーモーターを隠してたカバーが外せるようになります。
奥まったところにワイパーモーター発見。 (ワイパーモジュールはモーターにくっついてます)
ここからはワイパーがどのように動いてるのか?現物を見て学びつつ手探り状態で作業進めます。
面倒臭そうなワイパーリンクは、モーター→右ワイパー→左ワイパーの順で繋がってる。
まずはネジ2本とボールジョイントを外して左ワイパー根元の部品を取り外しました。
次にネジ1本を外してワイパーモーターを引き出す。 ここのボールジョイントを外すのに四苦八苦・・
・・してたら、リンクの相手側になる右ワイパーのボールジョイントが外れてしまった。
画像は既に取り付け直したところ。 外れなくてもいいものが外れてしまい余計な作業でした。
なんとかワイパーモーターを取り外せることが出来ました。 やれば出来るじゃないか。
ワイパーモジュールは菊穴のネジ3本で固定されてましたが、ちゃんとそれ用の工具を持ってます。
ワイパーモジュールをオープン。 血のような真っ赤なグリスが使われてました。
モジュールに付いたグリスをモーター側に塗り移す。 指先が赤くなりまるで怪我したかのよう。
古いワイパーモジュールと新しいワイパーモジュールを並べてみて。
なお、新しいほうは社外品になります。
新しいワイパーモジュールをモーターに組みました。
モーター用のボールジョイントを入れてからワイパーモーターを奥に押し込んで取り付け。
コネクターも接続し直す。 画像で浮いてるボールジョイントの先は左ワイパー用のです。
左ワイパー用のボールジョイントを入れて左ワイパー根元の部品をネジ2本で固定。
カバーを取り付けました。 ワイパーアーム2本はまだ取り付けてません。
ここでテストとしてワイパースイッチを操作。 モーターの動作音を聴きました。
ワイパーONでモーター音、そしてワイパーOFFでもモーター音がちゃんと聴こえる。
これまではワイパーOFFで元の位置に戻らなかったから、この時点で手応えを感じました。
ワイパーアーム左右2本を取り付けて動作テストです。 ワイパーONでワイパー動作繰り返し。
そして、ワイパーOFFでちゃんと元の位置に戻りました。(一番下まで下がった)
やったー! 直ったぞ!
ずっと懸案事項だったワイパーOFFでもワイパー位置が元に戻らない(下がらない)問題が解決。
ついに4年越しの悲願が達成です! ありがとうございました♪