本日のブログはいつになく政治色が強く、希薄化した日本人のナショナリズムを刺激し呼び覚まします。(?)
2月22日、島根県が条例で定める「竹島の日」記念式典に出席してきました。
一般市民でも100名限定の抽選でありながら参加出来るかもしれないとの情報を知り、
往復はがきで申し込んでみたところ、なんと抽選に当選してしまい出席できることになりました。
当日、会場周辺は混雑が予想されることから、離れた場所に車を停め歩いて向かいました。
すぐに右翼団体の街宣パレードに遭遇。
カメラを向けて良いものか迷いただ見過ごしていたが、パレード最後の車両を恐る恐る撮影。
今年は例年よりも街宣車が少なく静かで寂しい印象。 竹島問題を風化させてはいけない。
もっと派手に盛り上げてほしい。
ところが、県庁前の通りに入ると騒然とした状態を目の当たりにしました。
道路は完全に閉鎖されている。
全国から応援に集まった警官隊が一台の車を囲んで人間バリケードを作っています。
「コリャア~!! 帰れ~!!」 激しい怒号が飛び交う。
韓国からの抗議団体が乗るワンボックス車。
韓国から抗議に訪れたがすぐに右翼団体ともみ合いとなり、警察が用意したワンボックス車に乗せられこの場を去るところ。
連行? 保護?
こんな騒動が毎年繰り返される。 初めてライブで観ました。
ワンボックス車が去った後は、道路の閉鎖は解除され辺りは徐々に落ち着きを取り戻しました。
「竹島の日」記念式典は午後からなので、お昼ご飯にすることにしました。
会場の県民会館向かいにランチ営業もしている居酒屋さん。
昨年4月以来の訪問。
日替わりランチを頂きました。
おかずは、スパゲティ、かれい唐揚げあんかけ、里芋煮。
白ご飯、赤出汁。 美味しかったですが、量的には腹七分目ということで。
大事な式典前なのでこれで丁度いいだろう。 どうも、ご馳走様でした(^^♪
「竹島の日」記念式典会場の県民会館です。
先月のクラシックコンサートで訪れたばかり。
少し早めに到着。
玄関前ではマスコミが生中継の準備をされていた。 開場までは1Fロビーで待ちました。
12時30分の開場時間となり受付を済ます。
警備員さんが多くおられ、普段はここに無い金属探知ゲートが設置されてるのでそれを潜る。
早々と席に着きました。(指定席)
式典が始まる頃には約500名の人たちが集まります。
事前に受け取った資料に目を通す。
何故、韓国は竹島に固執するのか。 韓国ナショナリズムは日本否定の反日思想。
竹島占拠、日本海の呼称反対、慰安婦像と、繰り返し日本否定の運動を展開。
韓国ナショナリズム唯一の輝かしい戦果が竹島占拠であり、竹島は勝利のシンボルとなっている。
13時30分の式典開始前は、ステージ上のスクリーンで竹島ビデオが放映されました。
先日、竹島資料室で観たビデオと同じ内容のダイジェスト版。
13時30分、「竹島の日」記念式典が始まりました。
主催の県知事さんのご挨拶。
来賓の方々からも次々と挨拶があった。
政府からはおんぶ視察で有名となった務台俊介政務官らが出席。
皆さんの挨拶では強いメッセージを感じますが、竹島が不法占拠されてから既に60年以上が経過し、いっこうに問題解決の糸口が見えない状況。 これまで国はいったい何をしていたのか。 いつも口ばかりで行動が伴わない印象。 問題の風化を危惧する一地方自治体の運動ではなく、国主体で日本の主張を国際社会に猛アピールし竹島奪還の機運を高めて頂きたい。
大国中国を国際司法裁判の場に引っ張りだしたベトナムと同じことを日本はできないのでしょうか。
竹島問題に関する調査・研究等に功績のあった功労者に対する感謝状贈呈式がありました。
竹島が韓国に奪われる以前に漁猟されてた漁師さんたち生存者はおらず、その子孫らによる資料提供や証言が竹島問題の調査・研究に重要となっています。
後半は講演会。
15時50分に「竹島の日」記念式典は無事に終了。
大声を出す傍聴者はおらず、式典は粛々と淡々と執り行われました。
式典に集まったのは約500人、これに対して韓国ソウルは5000人が抗議で集まったと聞きます。
完全に負けている。 そもそも日本人の多くが竹島問題に関心を持ってないので、来年以降は総理や閣僚の出席、国主体の式典開催、竹島の日を国民の祝日に制定するなど、ALL JAPANで竹島奪還の機運を高めていって欲しいところです。
さて、式典会場のロビーでは竹島グッズを販売されてました。
こんな機会にしか買えない限定グッズばかりなので、お土産に買って帰ることにします。
絵本 「メチのいた島」 語り伝える恵み豊かな島 竹島 (CDブック版もあり)
メチとはかつて竹島に生息していたニホンアシカの別称です。
竹島バッジと竹島ストラップです。
けっこうな値段がしますね。 八雲塗りという伝統的な技法が施されているそうです。
愛国心を煽るパッケージデザインのお米「日本國竹島」です。
1Kgと2Kgの2種類ありました。 右翼団体の方に人気でした。
竹島みたらし団子です。
竹島みたらし団子はパッケージに竹島シール。 あと串が竹製。
竹島饅頭「竹島ものがたり」です。
お土産に最適。 これはぜひ買っておきたい。
清酒「竹島」です。 これは初めて見ました。
無濾過純米酒(製造:青砥酒造)、アルコール度数16度、国産米使用、精米歩合65%、その他詳細スペック不明。
この中でお土産に買ったのは・・
まず、竹島饅頭「竹島ものがたり」を3箱買いました。
それと清酒「竹島」1本です。
企画品ぽい商品ですが、それでもきちんと純米なのは嬉しい。
竹島饅頭「竹島ものがたり」は1箱12個入り。
竹島の正式住所は、島根県隠岐郡隠岐の島町竹島管有無番地。
竹島の形をした饅頭です。 竹島が日本固有の領土であることを証明する日の丸楊枝付き。
中身は白あんで優しい上品な甘さでした。
今晩の呑み始めです♪
清酒「竹島」はけっこう辛口な味わいでした。
今回の「竹島の日」記念式典出席は、竹島のことをよく知り考える大変貴重な経験となりましたね。
ありがとうございました。