浜田港にて催された海上自衛隊の護衛艦「まつゆき」一般公開、前編の続きとなる後編です。
何故かお客さんが少なくて混雑も無く、自衛官の方たちも皆親切でサービスも良く、ゆっくりと気持ち良く見学することが出来ました。
艦尾から乗艦して順路に沿って見学開始です。
艦艇後方にある対空ミサイルの短SAM発射装置(誘導弾シースパロー)のところ。
「訓練用ミサイル専用」と書かれたミサイルが搭載されてる様子を拝見。
そこから梯子のように急な階段を上がると今度はヘリコプターがあります。
海上自衛隊の哨戒ヘリコプターSH-60J
SH-60Jは護衛艦に搭載され、空飛ぶ戦闘指揮所として各種戦術を実施する。
哨戒ヘリコプターの操縦席を激写。
たくさんのスイッチや計器類が並ぶ。
このような一般公開イベントでは操縦席に座れるのはお子様限定のサービスだったりしますが、
今回は見学客が少なくて? 大人でも操縦席に座らせてもらい操縦桿を握ることが出来ました。
対潜水艦の任務遂行で飛び立つ前にサインを送る。
格納庫内では、まつゆきグッズの販売をされてました。
帽子、キーホルダー、ストラップ、ピンバッチ、ステッカーなど。 特に欲しくなるものが無かったので何も買いませんでした。
続いては艦艇の内部に潜入し、狭く急な階段(梯子?)をよじ登って艦橋に入りました。
艦橋は、艦艇甲板上の高所にある指揮所。 羅針盤、操舵装置、テレグラフなどがあります。
艦長席に座り、指揮を執ることにしました。
環境の横から外に出ますと、高性能20mm機関砲がすぐ近くにあります。
高性能20mm機関砲を動かしてる様子は初めて見ました。
※ 外野の要らない声が入ってます (弾が入ってないのは当たり前だろ)
再び艦橋経由で下に降り、甲板上に出ました。
艦艇の前方にあるアスロック発射装置。
こちらも動かしてる様子を初めて見ましたが、タイミング合わず動画は撮れませんでした。
62口径76mm単装速射砲。
対空・対艦に使用できる砲塔。 最大射程距離:16,300m
弾薬の重さは13kg
ご利益を得るため持たせてもらうとずっしりと重い。
砲塔は遠隔操作により無人化。 弾薬は甲板下の弾倉から自動的に給弾されるとのこと。
砲塔後部のハッチを開け内部の様子を覗かせても頂きました。 (内部は撮影NG)
前方、立ち入り可能のところから艦艇の先っちょ、艦首を撮影。
この先に錨(アンカー)やロープが繋がる。
次は艦艇甲板の横を歩いて3連装短魚雷発射管。
3連装短魚雷発射管は艦艇の左右に配備。
艦艇横の甲板は狭い通路のようになっており、一般公開イベントでは見物客の行列が出来たりして混雑しますが、今回は人も少なくオールクリアーな状態で撮影が出来ました。
そこから見上げたところに対艦ミサイル発車装置(誘導弾ハープーン)があります。
ひと通り見学を終えて、いったん下艦しました。
護衛艦「まつゆき」
はつゆき型護衛艦の9番艦。 艦名は「松に降り積もる雪」に由来。 全長:130m、全幅:13.6m、喫水:4.4m、排水量:3,050トン、護衛艦隊第14護衛隊に所属し定係港は舞鶴港。
少し時間を置いてから再び乗艦し、見学2巡目です。
この時にはさらに見学客が減って、人気のヘリコプターの周りもご覧の通り。
格納庫の様子。 奥でグッズ販売をされてます。
2巡目は殆ど写真撮影無しでさらりと見学し下艦しました。
無料配布のもらいものばかりですが、今回得た戦利品の数々。
パンフレット、ステッカー、シール、ペーパークラフト、メモ帳、下敷き、ペン、ポケットティッシュなど。
最後に帰り際、指定された駐車位置から係員の目を盗んでするすると抜け出し前方へと移動。
護衛艦まつゆきと愛車との記念撮影作戦を完遂。 ありがとうございました。
Posted at 2017/02/28 19:52:30 | |
トラックバック(0) |
コルベット | 日記