まさか再び訪れる日が来るとは思いませんでした。
見島ダムの20周年記念ダムカードが配布されてると知り、山口県萩市沖45kmに浮かぶ離島の見島に電撃渡航してきました!
見島に行くのはやはりダムカードを求めて渡航した2016年5月以来の2回目です。 (参照ブログ:
新たな難所に挑戦 見島ダム(前編)&
(後編))
人々が寝静まった深夜未明に半ば夜逃げ同然で自宅を出発しました。
片道230kmある萩港のフェリー乗り場を目指してひた走り朝早く萩市に入りました。
ちょっとだけ早く着いたので少しだけ萩城跡に寄ってみました。
萩城跡は日本100名城スタンプ活動で訪れた2015年以来です。 (参照ブログ:
もちろん萩城跡にも行ってみました)
今回は時間の都合もあるし、門からは入場料がいるのでお堀の外側から眺めるだけです。
それから見島渡航に備えて地元のスーパーマーケットに寄って食料を調達しました。
7年前の渡航では昼飯難民に陥ったので、その苦い経験を活かし今回は本土から食料持参します。
萩港のフェリー乗り場にやってきました。 駐車場は1回300円です。
見島行きのフェリーは9時10分発。 日帰りするには朝のフェリーに乗らないといけない。
ちょうどフェリーが萩港に入ってきました。
前回7年前に乗ったフェリー「おにようず」とは違う。 新しそうなフェリーだ。
見島航路 定期船 フェリー「ゆりや」
総トン数:273トン、全長:45.95m、全幅:8.00m、旅客定員:200名、通常速力:23ノット
後で調べてみると「ゆりや」は2019年4月に就航。 「ゆりや」の名前は見島に生息している緑色の非常に珍しい貝「ユリヤガイ」に由来し、「ユリヤガイも生息している貴重な自然や文化が残っている見島を全国に発信したい」という思いが込められてるそうです。
なお、前回7年前に乗った「おにようず」は21年の役目を終え、やはり2019年4月に第二の人生「ギリシャ」へ向かって出港したとのことでした。
乗船の図です。 萩~見島間の乗船券は片道1,970円。
離岸して出港です。 港の駐車場に停めてる愛車スプラッシュとは暫しのお別れです。
萩9:10発→見島10:20着なので、約1時間10分の船旅。 天気は晴れ、波は穏やかで凪。
見島は萩市から日本海沖、北北西45kmの海上に浮かぶ離島。 船の窓から眺める景色は序盤は島々を、中盤からは一面の日本海ばかり。 見島は渡り鳥の中継地でもあるそうで海の上を低空で飛ぶ鳥をたくさん見ました。
見島に接近中。
見島は面積7.73㎡、2017年3月末時の人口814人の島。(ウイキペディアより)
外国種の影響を全く受けていない日本在来牛の見島牛が有名。(国の天然記念物に指定)
島の形に注目。 島を右に横向けると牛の形になる気がします。
フェリーが着く港が本村と宇津の2つあり本村港に入ります。
本村港と見島ダムの距離、位置関係はこのマップの通りです。
フェリーの窓からも見島ダムが見えました。
見島ダムは全国でも数少ない離島にできたダムです。
10時20分、見島本村港に到着です。
港には何用なのか航空自衛隊見島分屯基地のトラックが待ってました。
港に着くなり、すぐに見島ダムに向かって歩き始めました。
天気は快晴・・ じゃなくて晴れてるけど気温36度の猛暑日なので全く快くない。
すぐに大汗を掻いてしまった。 適度に水分を補給しながらダム活動に勤しみます。
見島ダムの右岸側です。 でもすぐに天端は渡らない。
ダムの横にはヘリポートがありました。
緊急患者の輸送に役立つ緊急用防災ヘリコプターのヘリポート。
ダム湖の見島ゆりや湖を時計回りに歩いてみました。
夏の季節で草ぼーぼーでした。 生い茂った草が邪魔で良いビュースポットが少ない。
平成13年に堤頂の長さ300m(建設当時としては西日本最長)のダムが完成しています。
堤高31m、堤頂長300mの重力式コンクリートダム。
ダムの向こう側に日本海が見えます。 見島ダムは海が見えるダム。
オリフィスゲートレス×1門、クレストゲートレス×2門。
ダムの上流側に架かる豊水橋の上から撮影。 見島ゆりや湖の総貯水容量は12.5万㎥。
左岸側にある見島ダムの管理事務所です。
普段は無人? 作業中の人たちがいましたがここではダムカードは貰えません。
ダムカードを貰うには見島ダムに行った証拠画像を撮って町役場まで行く必要があります。
管理事務所の玄関にあった貼り紙を見て驚きました。 訪ねたこの日は7月27日なのだが・・
28日、29日、30日はダム見学会があるとのこと。 1日ずれてて惜しかった。
ダム管理事務所側からのダムショット。 しつこくダム画像続きます。
ダム湖に降りていく坂がありました。 一番下まで降りてダム湖面の目線で撮影。
ダム湖をぐるっと回って左岸側からいよいよ天端を歩くとします。
天端とはダムの一番高いところです。
見島が敢えて横向いてて(北が右向いてて)形が牛のように見えます。
見島ダムの見島ゆりや湖は平成14年度手づくり郷土賞として国土交通大臣表彰を受賞。
牛のおへそ? 見島ダムも形取られている。
天端を歩くと幾つかある見島のマンホールはおにようずのデザイン。
おにようず(鬼揚子)は子供の誕生を祝って&成長を祈って揚げる巨大な凧だそうです。
天端の中央から下を覗き込んで。 1門だけしかないからオリフィスゲートなのかな?
あれは何するものかよく分からないです。 水鳥(鵜?)が羽を休める休憩場所になっている。
アオコの発生を防ぐため水を循環させて水質改善する曝気装置ではないかと想像。
下流側です。 流れる川は細く小さく見えます。 画像左の建屋は水力発電所かな?
おにようずの広場もありました。
下流側に降りて・・ 近道は草ぼーぼーだったので大幅に大回りしてアプローチ。
やはり下流側に降りてダムの顔を撮っておきたい。
その後、またも天端に上ったりして。
危険な猛暑日でむちゃくちゃ暑い中を大汗を掻きながら歩き回ってのダム活動。
滅多なことでは来れない離島の見島ダムだからダム活動にも一層の力が入りました。
見島ダムを満喫し、再び港近くの町に戻って、満を持して萩市役所見島支所を訪ねます。
町役場の建物に入るとエアコンや扇風機があって涼しく生き返るようでした。
まずは見島ダムを訪ねた証拠画像を提示して、見島ダムの20周年記念ダムカードをげっとです!
これを貰うためにわざわざ遥々遠方からやってきました。 通常版ダムカードは自身2枚目。
それから離島カードというのも頂けました。 離島カードとはお初です。
見島ダムの20周年記念カードと通常版ダムカード、そして見島の離島カードをげっと♪
これで見島に電撃渡航した目的は達成です。 ありがとうございました♪
さて、帰りのフェリーまでまだ2時間以上ありました。 見島で何かしらの活動を続けます・・。
No.3894