5月8日~10日に行きました2泊3日の仙台遠征を振り返る連載ブログの続きです。
5月9日(水)、遠征2日目。
石巻13:25発の仙石線に乗って多賀城14:29着で降り、キリンビール仙台工場の見学に向かいます。
(午前中に見学予約の電話をしてました)
5月の仙台遠征にはTシャツの上にGジャンという、すっかり春の装いで訪れましたが甘かったです。
東北地方は想像以上に寒かった。 ジャンバーやコート姿の人たち、中にはダウンジャケットを着る人もいて驚く。 なのでTシャツを2枚重ね着し、Gジャンも前ボタンを全て留めて、寒さに耐えました。
そんな中、多賀城駅前のバス亭に行くと、半袖Tシャツ1枚の男性が座ってました。 マジか?!
後で知りますが、この人は高知県から来た人でした。 キリンビール行きのバスを待っていた。
それから台湾から来られた若者のグループが7,8人。 見た目は日本人と同じで区別つかない。
最初は半袖Tシャツの人も台湾人かな?と思って、外国人ばかりに囲まれたと思い緊張する。
ほどなくしてキリンビール仙台工場行き無料シャトルバスの到着です。
バスに乗り込み、左側一番前の席に座った。
多賀城駅からキリンビール仙台工場まではバスに揺られて約15分。
15時スタートの工場見学ツアーに参加します。 約70分、無料。 遅れて日本人グループも来て、(シャトルバス以外の方法で来た?)参加者15人くらい。 日本人と台湾人とが半々でした。
工場見学ツアーは、まずゲストホールで数分の挨拶ビデオを視聴するところから始まる。
それからガイド役の担当が付きますが、ベテランではなく若手の女性でした。
若くて可愛い東北美人Sさんの案内のもと工場見学ツアーを歩きます。
一番搾りができるまで
①【素材】 たっぷり水を含ませた麦を発芽・乾燥させ、ビールの原料となる「麦芽」をつくる「製麦」を行います。
ビールの原料である麦とホップに触ってみる体験コーナー。
麦は試食してみます。 麦だけでもそのままおつまみになりそうな良い味がしました。
ホップに触れて割ってみて、良い香りを嗅いでみたりする。
厳選したホップと麦、こだわりの原料からしてこれは美味しいビールが作られるのだと思いました。
ガラス越しに仕込みの設備を拝見しました。
糖化槽、麦汁ろ過槽というのが見える。 (工場内の撮影オールOKです)
②【糖化】 麦芽を砕いて、ゆるやかに温度を上げ、「もろみ」という麦のおかゆをつくります。
③【麦汁ろ過】 もろみをろ過し、最初に流れ出たものが「一番搾り麦汁」です。
次に麦汁煮沸槽、麦汁沈殿槽というのが見えた。
④【煮沸】 ここでホップを加え、ビール独特の香りと苦みを生み出します。
反対の窓越しには大きな発酵タンクが並ぶ。
⑤【発酵】 十分に冷やした麦汁に酵母を加え、発酵タンクで低温発酵させます。
麦汁の試飲コーナーがあって、一番搾りと二番搾りの飲み比べをさせて頂きました。
一番搾りは麦汁ろ過の工程で1回目に出てくるもの。 二番搾りは一度絞り終わった後で再度お湯を足してろ過したものです。 見た目からして色の濃さが異なってました。
二番搾りは味がとても薄く美味しくありません。 それに比べて一番搾りは甘みがあって旨味を感じます。 キリンビール「一番搾り」は一番搾り麦汁だけを使った一番搾り製法で作られます。
ガラス越しに貯蔵タンクを見学しました。
冷温5℃程度で貯蔵され熟成させていく。
⑥【貯蔵・ろ過】 1~2ヶ月ほどタンクで低温貯蔵し、おいしく熟成させます。
貯蔵タンクの大きさを体験できる通路もあって中を潜ってみた。
工場見学ツアー一行は棟を移動し、製品工場(パッケージング工場)へ。
パッケージング工場にはびん詰めラインや缶詰めラインがありました。
リンサーで洗浄されたびん・缶にビールが充填され蓋締めされます。
超ハイスピードで製品パッケージのラベル印刷をするラインも見学しました。
おいしさを閉じ込める瞬間の技! 専用の機械を使い、缶に蓋をする実演がありました。
機械の動作は瞬きするほど一瞬のことで蓋締めが終わります。
ここでサプライズ! この場で蓋して作られた一番搾りビール缶をお土産に頂きました。
仙台工場限定醸造の仙台づくり一番搾りですが、蓋は貯金箱タイプになってるここだけのものです。500円玉貯金で10万円貯まるらしい。 これは嬉しい貴重なお土産となりましたね♪
また外を移動して、最後はお待ちかねビールのテイスティング試飲コーナーに向かいます。
霧雨程度の雨が降ってましたが、幸運なことにガイド役Sさんの傘に一緒に入れてもらえました♪
これが一番嬉しいサプライズでしたかね。
試飲は1人3杯(3種類)のビールを味わいます。
キリン一番搾り生ビール、キリン一番搾り<黒生>、一番搾り仙台づくりの3種類。
1杯目はご存知キリン一番搾り生ビール頂きました。
ファインアロマホップを使った華やかな香り。 綺麗な琥珀色。 雑味の無い調和のとれた味わいと澄んだ上品な旨さ。 おつまみに柿の種(チーズ味)付きました。
1杯目飲みきらないうちに、2杯目一番搾り仙台づくりいって飲み比べます。
仙台づくりは、仙台工場限定醸造の製品で宮城県産ササニシキが仕込まれすっきりとした味わい。
3種類の中で最も飲む機会が無いだろう仙台づくり。 仙台を訪れたことで得た貴重な試飲。
3杯目はキリン一番搾り<黒生>です。
焙煎した濃色麦芽の甘く芳酵な香りと旨み、調和のとれた味わい。 ほのかな甘みと後味は締りのある適度な余韻。 3種類のビールを代わる代わる飲む。 皆美味しい。
はい、ここで注目! ガイド役Sさんによる美味しいビールの味わい方の説明がありました。
まっすぐ上から注いで泡を立てる。 香りを楽しむ。 泡を味わう。 最後にビールを口に含んで味を確かめる。 そんな感じの説明だったかな。
このときSさんが実演で注いだビールは、希望者1名だけが飲めるということで自分が頂きました。
4杯目です。 ほろ酔い加減で同じテーブルの台湾女子たちと言葉の通じない会話を交わす。
試飲は本来1人3杯のところを、都合4杯も頂いてしまいました。(*^^*)
グラスに丸々一杯たっぷりを4杯です。 試飲でこんなにビールが飲めるとは思わなんだ。
程よく酔って良い気分になったところでお買い物タイムです。 何故か試飲コーナーの隣にうまいことお土産コーナーがあったりします。 工場でしか買えない限定アイテムがたくさん売ってる。
お土産コーナー前面にこれでもかと積まれた人気No1のお土産がこちら。
一番搾りビールゼリーチョコレート。
可愛いチョコレートの中にビールゼリー(アルコール入り)が入ってます。 やはりこれは欲しくなる。
形に残るものもお土産にしたい。 グラスはたくさん種類あるので、どれにしようか悩みました。
結局、一番搾りのラベルが入ったジョッキグラスを選んだ。
そして、Tシャツも1枚買っておきます。
キリンビールの長い歴史を感じるヴィンテージラベルTシャツを買いました。
他にも魅力的な限定アイテムたくさんありますが、今回は?3種類5点お買い上げです。
無料の工場見学ツアーのはずが、締めて5050円の出費となりました。
最後は、ガイド役を務めて頂きお世話になったSさんと記念の2ショット撮影が実現です。
大変ありがとうございました。(^^♪ いつかまた仙台工場を訪れたい。
キリンビール仙台工場の見学に来てみたら、とても楽しくて大満足でしたね♪
帰りのシャトルバスは16時50分発で多賀城駅に向かいます。 出発前、バスをローアングル撮影。
台湾人の若者グループは近くにあるアウトレット商業施設に歩いて行った?とかで、バスに乗るのは高知県から来た半袖Tシャツの人と自分だけでした。
バスの席はやはり左側一番前に座った。 ビールのほろ酔い加減もあり、気さくな運転手との会話が弾みました。
多賀城駅からは高知の人と一緒に電車に乗ってお互いとも宿泊ホテルがある仙台まで帰りました。
見学が終わるまで一言も話さなかったが、ビール効果で電車の中では楽しく会話を交わした。
「FDAで行く仙台遠征」のブログは続きます・・。<(_ _)>