実は6年弱前までワークスチームを組んでF1グランプリに参戦していたトヨタ
ですが、実車を目にする機会になかなか恵まれず、つい先日MEGAWEBにて
久しぶりにその姿を目にした次第です(;^ω^)
※以下はトヨタ及びトヨタF1好きの方がお読みにならないことをお勧めします!
本拠地こそヨーロッパなれど、日本のメーカーってことでナショナルカラーを意識
したカラーリングを施していますが・・・
写真を見ても実車を見てもカコ(・∀・)ワルイ!!としか言い様が
無いですねぇ・・・。
それで華やかな戦績でも残していればまだ救いがあるんですが・・・
2002年シーズンから2009年シーズンまで延べ140戦以上参戦し、マクラーレンや
フェラーリに匹敵する予算を毎年かけたにも拘らず・・・
なんと1勝も出来ず、ワークス参戦ではぶっちぎりの
ワースト記録なんだそうな!!(((((((( ;゚Д゚))))))))
そこで疑問に思ったのは・・・
高額の予算を一体何処に振り向けていたか?って
ことなんだよね・・・。
普通そこまで予算をかけられたなら、速いだけでなくチャンピオン争いをリード
出来るドライバーを雇えただろうし、ロス・ブラウンとかエイドリアン・ニューウェイ
など超一流のテクニカルディレクターに仕事してもらえたろうし、現場を指揮する
監督も一流どころにお願い出来ていたでしょうが、歴代の顔ぶれを見ると全然
そんなことがないし・・・
あっ・・・そうか!
スパイ行為を働いたヤツどもにたくさん給料を払って
いたんだね!!それでなんか納得行ったわwwwww
まぁ冗談はこの辺にして・・・
予算をつぎ込むのも重要だけど、しっかりした人材を
揃えなければ勝てなかったのも当然だろうね!!
後に所属ドライバーだったヤルノ・トゥルーリさんがトヨタが勝てなかった理由を
とあるインタビューで答えていた話を見つけたので転載します。
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「トヨタF1の成功を阻んだのはひとりの男だった」トゥルーリQ&A
トヨタが成功できなかった責任はハウエットにある
「トヨタはハイブリッドの第一人者だ。彼らには技術があるし、彼らに向いたレギュレーションが
採用される今、戻ってくれば嬉しいね」とトゥルーリ。
「でも注意しなければならないのは、適切な人材を選ぶことだ。前回は結果を出せなかったが、
その際の過ちはドイツでチームを運営していた人間に問題があったからだ」
その人物の名前を聞かれたトゥルーリは、TMG社長を務めたジョン・ハウエットであると答えた。
「ジョン・ハウエットはあのポジションにいるべき人間ではなかったと思う。その根拠を挙げよう」
「私はハウエットに対し、ロス・ブラウンとエイドリアン・ニューエイのどちらかを獲得するよう勧めた。
そうしたら彼はどうしたと思う? 友達のマーティン・ウイットマーシュのところに行ってアドバイスを
求めたんだ。ウィットマーシュはこう言った。『やめておけ。ロスは技術面で強い人間ではない。
ニューエイは興奮しやすい』。その結果ハウエットは、“お友達”のマーティンがそう言ったからと
いうので、ふたりのどちらも取らないことを決めた」
「だが普通に考えて、マクラーレンの人間が、ライバルチームの人間に対して正しいアドバイスを
するだろうか?」
「技術陣営の上層部には(パスカル・)バセロンが起用され、彼が技術的な決定を下していた。
だが彼はタイヤ屋だ。クレバーでインテリジェントな男だが、その役職にふさわしくはなかった」
「それから技術面でラルフ・シューマッハーに頼るという過ちを犯し、2年を無駄にした。間違いに
気付き、僕の考えに従うようになると、すぐによくなった」
http://as-web.jp/news/info.php?no=53333
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やはり人ありき(言い換えれば適材適所)なんだろうなぁ・・・
現在WECに参戦しているトヨタチームが昨年はマニュファクチャラーズタイトルを
獲得したにもかかわらず、ル・マンで勝てなかったのもそこだろうし、今年は更に
厳しくなるのは自明の理なので、来年以降に向けて去年も書いたけど・・・
寺田陽次郎さんを招聘し、アドバイザーとしてではなく
ジャン・ トッド氏(現FIA会長)のように、マシン開発や
チームの指揮または運営(FIAやACO?)との交渉事
など色々見てもらった方がいいんじゃないか?と。
さもなくば、参戦を止めるまでル・マンに関しては・・・
って話になるだろうね、申し訳ないけど・・・。
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Posted at
2015/06/13 22:26:29