本年1月27日を以て数ある旧車イベントの礎となり、かつ旧車乗りの
方々にとって新年会的な役割をも果たしたJCCA(日本クラシックカー
協会)が主催するニューイヤーミーティング が残念ながら幕を下ろす
ことになりました。
来年開催される東京オリンピック及びパラリンピックの絡みで開催地の
青海臨時駐車場が閉鎖されてしまうためと、旧車イベントをリードして
いく役目を十分に果たしたためなのが表向きの理由で、それも確かに
そうかもと思いましたが、JCCA自体の運営資金が枯渇しているのが
本当の理由じゃないか?ってとあるみん友さんより伺い・・・
考えてみたら、自分が毎年のように行った2000年代の中盤〜後半は
会場に展示されていた旧車ばかりか、隣接する駐車場でも旧車を数
多く見かけましたが・・・
※↓の写真は2008年の様子ですが、まだまだ盛況だったか?!

自分が最後に足を運んだ一昨年に関しては、会場に展示されている旧車の台数がかなり減っていましたし、隣接する駐車場もまた然りで、
年々軍資金の回収が困難になったと思われ、資金が枯渇している説に
大いに同感致しました。
また、別のみん友さん曰くオーナーさんの高齢化や維持費の高騰などが
理由で"旧車離れ"が進んでいるのもまた然りなんでしょうね。
まぁ死んだ子の歳を数えるほど無意味な話ですが、どうすれば良かったん
だろうか?について諸々書いていきます。
①製造年度制限の緩和
原則では1979年度までに生産された車と定められていましたが、時代と
ともにオーナーさんと共に歳を取り、そうなれば自然と減って行くでしょう
から、例えば1989年度までOKにしていたら台数減は最小限で留められる
でしょうし、なおのこと変化に富んだ展示になって来場した方々の目をより
楽しませることが出来たように思います。
②自動車メーカーの協賛
恐らく最後まで自動車メーカーと手を組んでの開催は無かったことと思い
ますが、MEGAWEBのヒストリックガレージやトヨタ博物館を有するトヨタ、
座間の倉庫を有する日産、もてぎのコレクションホールを有するホンダなど
メーカーの協賛を得られていたら・・・
少なくとも各々の所蔵車を普段展示している場所まで足を運ばずして目の
当たりに出来ますし、モーターフェスみたく会場を広く取って駐車場の特設
コース内の同乗試乗あるいはお台場の街並みをパレードランする際に同乗
できますってことにしたらイベントの魅力が増したでしょうし・・・
メーカーとしてもクルマ離れを叫ばれている現状を打破する何らかのヒントを
掴めるでしょうから、お互いにメリットが生まれようかと。
③ヤンキー車の排除
ニューイヤーミーティングの日になると、決まって何を勘違いしているのか
ヤン車で乗り付けるバカと、それを観に来るバカを見かけましたが・・・
会場周辺で騒音や排気ガスを撒き散らすばかりか暴走行為までやらかす
始末で、そのために周辺住民や観光客ばかりか純粋にNYMを楽しみにして
きた人たちにとっては迷惑極まりない話だったので、所轄の警察署と(仮に
それで不足とあらば本庁とも)連携し、各所に網を張ってヤツらの侵入を断固
阻止すべきだったのでは?と。
※ヤツらが騒音や排ガスを撒き散らしたり暴走行為を行った事が原因で、
実際にお台場旧車天国が今年から開催できなくなりましたしね。
以上3項目を可能な限り実行出来ていたらば、来年以降も場所は変われど
引き続き開催出来ていただろうから正直残念に思いますが、40年もの長きに
渡ってニューイヤーミーティングの運営に携わってきたJCCAの皆様に対して
お疲れ様でしたと申し上げねばなりませんね。
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Posted at
2019/02/14 22:28:59