
これ、私のバイブルでした、中学後半から高校時代にかけての。
私が小学校時代に一番影響と言うか、衝撃を受けたマンガは以前ブログでネタにした「マカロニほうれん荘」ですが、同じ少年チャンピオン掲載のこのマンガ、いわゆる青春の入り口と言うか、思春期の象徴ですなぁ、私にとって。
その当時、このマンガを見てバンドに憧れた青少年って多いと思いますよ。
何を隠そう(隠さなくてもいいけど)、この私がそうですもんね。
でも、もう25年以上前の作品になるんですね。
内容は要するにバンドを題材とした、ちょっとほろ苦さもある青春の日々、って感じかなあ。
出てくる音楽は、ちょっとブルースっぽかったり、骨太のロックっぽい感じなので、ヘビメタ指向の私とはちょっと路線は違いましたが、それでも何て言うのかな、まだバンドやってなかった時は、これ読んで悶々とした想いを抱えていたような気もします。
登場人物はほとんど高校生なんだけど、今思うに、すごく大人びていると言うか、老けてると言うか・・・
見た目もそうだし、考え方も。
まあ、昔の高校生の方があらゆる意味でしっかりしてた、社会的に大人に近かった、っていうのもあるかも知れないんだけど。
これね、主人公のケンジのヒサコに対する想いや、その切ない気持ちを自分に感情移入して見てた人って絶対多いと思うんですけど。
あと、そのヒサコの昔の彼氏って言うんじゃないんだけど、なんだろう、特別な存在のクニさん、だったかな、哀愁を漂わせていて、それでいて男らしさは捨ててなくて、二人が再接近しそうだった時のケンジの心理って言うのかな、読んでるこっちが切なくなってきましたよ。
読んだことある方にはわかると思いますが・・・
ちなみに、画像でヒサコが持っているキーボード、ヤマハのCS-01って言うモノフォニックシンセサイザーなんですけどね、これ当時3万2000円って言う超破格値だったんですよ、もちろん安いって意味で。
ミニ鍵盤で、どっちかって言うと当時のお手軽キーボード、ポータサウンドに近いキャラクターが与えられてたんですが、ストラップをつけてショルダータイプにもなるし、笛みたいなブレスコントローラーで音を変化させられたりと、当時はかなり人気がありましたよね。
うーん、この作品に出会ったおかげで、自分の高校生活の方向性が決まったし、結果としていい思い出になってます。感謝しなきゃですね。
あー、こういうネタ書くと、ホントにバンドやりてぇ!ですよ。
今まで何回も言ってるだけで、結局何の行動も起こしてなかったりするんですけどね(汗)
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Posted at
2009/08/10 01:29:51