DTMマシンに使っている機材達は、ほとんどが90年代~00年代初頭のものばかり。
ソフトにいたってはWin95時代から使っているものだ。
そのため、うかつに新しいPC環境では使用できないものが多い。
なので、00年代初頭時代のパソコンが一番具合がよく動く・・・

だが、部品としておいて置いたボード類も、経年劣化と長期放置による部品の腐食劣化により、
相当数がゴミ状態になってしまっていた。
マザーボードは5枚ほどBIOSすら起動しなかった。
今まで使っていたDTMマシンがなんだかんだ13年もデータトラブル以外の本体系のトラブルはほとんどなく動いていたため、他の部品取りPCを起動することもなかったというのもあるが・・・

そんな中、ゴミの山の中に埃まみれで埋まっていた、2005年式のIBMのサーバーマシン。
埃を除去し、電源投入してみたら起動・・・しなかった。
どうやら、AGPバスのグラフィックは使用できない?AGPバスそのものがダメのような感じ・・・
だが、オンボードのビデオ出力に接続したら、BIOS画面を開くことが出来た。
その後、HDDを接続して、WinXPをインストール。
しばらくは各デバイスのインストールで手間取ったりトラブル起こったりしたが、
どうやらPCとしては問題なく使用できるような感じだ。
CD-Rドライブが2台ともSCSI接続なふるーいマシンだが、
ジャンクオタクだったときにフルチューンしておいたマシンなので、
その気になりゃそこそこの仕事はこなせるスペックではある。
Pen4の2.8Ghzに、DDRの1GBを二連装し2GBに、
メモリ2GBもあれば、オフィスマシンに使うのであれば今でも問題なくサクサクいけるレベル。
HDDはシステム80GBにデータが160GB。DTMマシンのHDDそのまま移植した。
だが、サーバーマシンのためか、オンボードVRAMは必要最低限レベルで、
2MBしかない。
3D画像処理はサポートされていない。
そして、ここでミス発覚。
音源のドライバ類を保管していたディスクを紛失してしまった。
メインPCのバックアップHDDはトウの昔にクラッシュしてしまっていてデータが残っていない。
Rolandのサポートサイトに飛ぶが、どうやら去年の頭に、古い機器のデバイスドライバの配給が停止され、ダウンロードが出来なくなってしまっていた。
メインのSC-8850のドライバが見つからない・・・これは困った・・・と頭抱えたが、
ズボラな私。旧DTMマシンのHDDを調べたら、デスクトップに展開したまま放置していたドライバを発見。
これで何とか事なきを得て、各音源ドライバをインストールすることが出来た。
DAWソフトをインストールしようとするが、CDキーを入力してくださいとか出たが、
そんなCDキーなんて残ってるわけ無いじゃん!どーすんだよ!と思ったが、
なぜか5秒くらい考えたらそのCDキーを丸暗記していたことを思い出し、
CDキーを記憶を頼りに入力したら一発成功。
何度も何度も再インストールくらうことがあったから、その内に頭に焼き付いてたようだ。

そして演奏も問題なく・・・いくものかとおもったのだが・・・
何度もメモリ異常のような症状がでて、再生途中にハングアップ連発。
演奏開始後、最小化しておくと問題ないのだが、
スコアエディタを開いているとたいてい1分も持たずにハングアップする。
描画に問題があるとすると、この2MBしかないオンボードのVRAMが問題なのか?
AGPバスが使えないとなると、今じゃほとんど見かけることが無い、
PCIバス接続のグラフィックボードを探してくるしかない・・・
ウチのジャンクどもの最後の希望がこのIBMサーバーじゃ・・・
まだまだ復活には時間がかかりそうだ・・・
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Posted at
2016/10/03 23:29:31