色あせていく命

今年で１６歳になる長老猫。まぁこ号が急に容態が急変し、病院へ連れて行くが、採血不能のレベルに血圧も低下。体温も測定不能のレベルに低い。

意識はあるが、エサも食べず、水分も取らない。点滴セットは貰って皮下輸液はするが、だんだん意識レベルが下がっていくのがわかる。流石に覚悟を決めるしかないか。と。
流石に寝付けず、外も明るくなった４月２４日の６時前にうとうとしかけて目が覚めて、様子を伺うと、息をしていた。夜は越えたか・・・と寄り添った６時１５分。
急に目を見開いたと思ったところでいわゆる死線期呼吸というやつが起こった。
最期は事切れるまで名前を呼びながら撫でて送り出した。
もしかしたら目覚めるかも・・・と思いながらも、冷たくなって息もしなくなった亡骸を棺にいれて布で包んでやった。

普段は寄り添わない黒姫が今日だけは近くで様子を伺っていた。

このままではいけない。先住たちが眠るお墓のすぐ近くに眠らせてやった。
仲良しのみぃ姫も寄り添ってきた。


他猫には二匹ともウマが合わないのに、この二匹だけはずっと一緒だった。

みぃ姫も１３歳になった。今度からあんたが長老だよ。

まぁこ号長い間お疲れ様。

保護当時はこんなにちっちゃかったな