今回の作業を一言でいうなら・・・
この鬼!悪魔!
自分でまいた種とはいえ、本当に大変だった。
配管は終了したが、コンプレッサーの大問題に直面。
だけどもういまさら後に引けなくなってしまった。
壊れてもともと。そうなったらもうあきらめよう。
そう。強引ぐマイウェイのスイッチがフルスロットル状態になってしまった。
わーははは!切るぜ切るぜどんどん切るぜー!!!!後のことなんて知るもんか!うはははは!!

下のステーは外側にオフセットさせるためには引っかかって邪魔になるため切断。
そして、上側の留め金もオフセットさせるために1センチ強切削。
これ以上切ると強度問題があるからな・・・

みよ!この強引さ!

オフセットさせたことでベルトをかけることに成功したぞ!!
ただプーリーポジションが全体的に内寄りにオフセットしちゃってるので、油断するとスーチャー駆動ベルトにぶつかる。
そしてエンジン始動試験・・・
ギャリギャリギャリギャリ!!!
(゜Д゜)
下側のステーを切ったため、コンプレッサが少し下に沈んでいるため、
テンショナーのステーに直撃。
ものすごい金属音を立てていた。
ええい!そんなこと想定済みじゃい!!

ぶつかっていた部分を少し削って逃げ場を作った。
これで安心して回る・・・
ベルトをかけて・・・
テンションを張って・・・
始動試験・
しゅー・・・
お?
しゅー・・・カリッ・・・カリカリカリカリ・・・
カリギャリギャリギャリ!!!!
(゜Д゜)
ベルトのテンションに負けてさらに沈んで接触。
削って組み付けてまた接触して削って組み付けてまた接触してけry
以下5時間の格闘。
もうすでに日は沈んで真っ暗に。
合間に店のあんちゃんのハイエースのオイル交換もやってたとはいえ、
微調整だけで何テイクしたかわからん。気がついたら本当に5時間くらいかかってた。

もう見るも無残に切り刻まれたブラケット。
コンプレッサ位置も変わったからテンショナーのポジションも変わる

元のテンショナーはベアリングが壊れたので、農機用のテンションプーリを強引に組み付けたオリジナルテンショナー。
こいつも1時間くらいポジションあわせにかかってしまった。
ベルトが鳴く鳴く。ただでさえプーリーがオフセットしてて張力が不安定だというのに。

ガス注入してからも接触という事態が起こってもうコンプレッサ外すことも出来ないから本当に疲れた。
だがやっと接触しないでテンションも効いているポジションへつけることが出来た。
ただ、相当ベルトにかかる負担が大きくなる。
予備のベルトを早いうちに発注しないと・・・
オルタネータも回ってるからベルトが切れたら大変なことになる..
オイルとガスをさらに注入し、コンプレッサーも動作安定してきた。
圧が下がらないようなので大きな漏れなどはない模様。
コンデンサも正常運転している。
本当は動画で撮ってみたが、あまりにも暗くて何も見えなくなってしまった(´・ω・`)
とにかくマグネットクラッチも正常で動作し、温度センサーも正常に作動して、コンプレッサーのオンオフもされるようになった。
今日も熱帯夜だが、思わず「寒っ!」ていってしまったくらい冷えてますwww
さすが軽バン。広い車内を冷やすためでかいコンデンサーつけてたりするだけあって
冷房能力は高いなwこんな冷えるんだw
吹き出し口が結露してるもんw
一度走行チェックもしてみたが、
走行の負荷でもベルトが脱落したり接触したりという異常はなかった。
いやはや・・・昨日の昼あたりからは半分あきらめというかなんてことをしてしまったんだと頭を抱えていたが、
無理矢理だが突破することができたようだ・・・
まだ異常が出る恐れはあるが、とりあえずこれで一段落した。
疲れた・・・木曜の帰りがけからスタートして全部あわせて30時間近く格闘していた・・・
クルマ屋に換算したら15万円コースじゃないかwww
ガス代と工具代はかかったけど、全部で1万以内には収まった。
まあ畑サンバーは5万で買った車なんだがなw
うん、もう二度とやりたくないね。
おまけ
プーラーボルトをおっかいてしまって完全終了したコンプレッサ。
どんなになってるか分解してみた

ふたを開けてみたら真っ黒に変色したオイルが出てきた・・・けど何か量が少なすぎる?

ベーン部も真っ黒に。だけど削れていたりする様子はない。
もしかしてただオイルが抜け切ってて異常発熱してただけなのかもしれない?
んだが、いまさらどうすることも出来ない。だってボルト折れてプーリ回らなくなってるんだもん!
教材になったと思って・・・
Posted at 2012/08/26 22:28:41 | |
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