車検満了日が平成17年で終わっていたこのGTO

構内走行ではとりあえず走れたが、ジャダーが凄いと出品者は言っていたが、
確かに、仮ナンつけて少し転がしたら、異常にガタガタ言う。
足回りも流石に死んでるか?と思ったが、

原因はこの放置車両ゆえの硬化タイヤ。
外してみたらフラットスポット出来ていて、タイヤがオニギリみたいになってた。
しかし凄いね。フロントが対向4ポッドキャリパー。
適当に履けるタイヤあるかと思ったら手持ちのホイール(チェイサーで使っていた18インチ)はキャリパーに当たっちゃって装着できん。
19インチのお嬢さんのスペアはあるが、GTOはフルタイム4WDなので前後異径タイヤは禁忌。
現在はワイトレかませてチェイサーに使っていた18インチを装着。
その状態で走ったらジャダーは消えた。

しかしエンジンパワーはバケモノだねこれ。
20年眠っていたのか?ってくらい、走り出しでちょっと踏んでみたらマジでトンでいきそうなくらいで加速していった。
4WDだからホイールスピンも少なく一気に路面にトラクションかかってズドンと加速していく。
90年当時で280馬力はともかく、フルノーマルで42.5kという当時最強クラスのトルクを発生させる6G72型2972ccのV6ツインターボエンジン。
お嬢さんも280馬力で37kという高出力だが、お嬢さんはどちらかといえば、張り切って280馬力って感じだが、こっちは余裕だして280馬力って感じ。
いくらかサスはへたってるか、ガタツキはある。

外装はボロボロ。34年も経てばそりゃね。オートアンテナは完全に格納されない。ひっかかってる。

致し方ないリアシートの日焼けに樹脂パーツの劣化。

純正時計は液晶逝ってる。エアコン液晶はほぼ必ずといっていいほど死ぬみたいね。

ハンドルもボロボロ。革巻きが逝ってウレタンむき出し。まぁむき出しのほうがスパルタンな感じしていいかも。ステアリングスイッチは問題なく動作してた。クルーズコントロールも付いてるが、スイッチは反応はするがアクチュエータは壊れてるのか、動作はしない。

懐かしいデカデカ車検ステッカー。ボロボロで数字は確認できない。
こりゃ、ホント骨が折れそうなマシンだわ。
でも、このくらいを愛くるしいと思えなければ、
旧車・ネオクラは所有しちゃいけまへんな。
生きる楽しみができたわい・・・
Posted at 2024/04/02 08:01:14 | |
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三菱重戦車 | 日記