• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2016年11月06日

NAエンジンじゃなくても、いいかも?


まさかこんなことを言うようになろうとは、思ってもいませんでしたが…

Z4MCに搭載されているのは、皆さんご存知のS54エンジン.直6エンジンの最高峰、3.2Lで343馬力を絞り出し、ロングストロークながらほぼ8000rpmまで回る、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー合計6回受賞の名機.

このエンジン、レッド付近ではやや苦しげになるものの、下から上まで轟然と吹け上がる様は圧巻で、しかも低速からのトルクも十分あり、日常的使いやすさと豪快な吹け上がりが同居しています.そして直6の音色はいうまでもなく素晴らしい.


なのでこれまではNA最高!直6バンザイ!でここまできています.

…なのですが、レンジに乗るようになってから、ちょっと考えが変わりつつあります.

AJV8 Gen III.別名AJ133と呼ばれる5.0L V8直噴スーパーチャージドエンジン.510馬力、トルク625Nm、フルサイズレンジを0-100km/hまで6.2秒で加速させるパワーとトルク.2.6tのクルマの加速がZ4MCの1.2秒落ちってことですから、これってとんでもない数字.


さすがに静止時からの加速ではやや最初がもたつく印象ですが、中間加速はまさに怒涛の加速という言葉そのもの.高速で合流や追い越しの場面では、あらかじめ1つシフトダウンしておいて加速すると、巨大なトルクの波で押される感じです.

で、このエンジンは低回転からわずかなアクセル操作にも繊細に反応し、NAとの違いがほとんどわからないほど.上は確か6500rpmまで(だったと思います)で、S54のような高回転型ではありませんが、低回転から全域で怒涛のトルクが味わえます.しかもスーチャーのミャーミャー系の加給音はほぼ皆無で、バリトン系のV8ノイズのみ.

これまでNAの専売特許だと思っていたリニアな反応が5Lスーパーチャージドでも手に入ることを知ってしまうと、S54は音の素晴らしさと高回転までの伸びがあるものの、このエンジンですら低速トルクが少なめ、と感じてしまうのですね.

こんなことから、最近はスーチャーってのはアリだな、と思うようになっています.

Z4MCは見た目、エンジン、安全性、日常性のバランスが非常に良く、そうそう手放せません.

ですが、スーパーチャージャー搭載のスポーツカーも、いいんではないか、と思う今日この頃です.



ま、いろんな意味でそう簡単に買い換えられるものでは、全然ないんですけどね(笑).
ブログ一覧 | クルマのコラム | 日記
Posted at 2016/11/06 20:57:19

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

今日の朝飯は〜😋👍
一時停止100%さん

楽天・日本株3.8倍ベアⅢ
京都 にぼっさんさん

皆様、おっ疲れ様です。❣️豚そばめ ...
skyipuさん

A PIT SHINONOME P ...
morrisgreen55さん

アイスの賞味期限って
パパンダさん

速そうな車展示
Team XC40 絆さん

この記事へのコメント

2016年11月6日 21:15
はい、罹患決定ww
コメントへの返答
2016年11月6日 21:23
英酷車病、ですかね(笑).

FRPボディで受動安全の懸念もあるので、簡単にOK出るはずないですが...

伏線はありまして、中古のホンダの大学生時代、食い入るように眺めてたのはケイターハムの雑誌だったんですよね.スーパーカーでもポルシェでもなく.

その頃から、多分こういう変な路線が好きだったんだと思います(笑).
2016年11月6日 22:12
軽ターハム、これの方がそそられますけどー!
コメントへの返答
2016年11月6日 22:15
そう、そっちの方が良さそうにも感じますよね.

ま、年取ってハードコアだけどエアコンとかついてるエクシージがいいか、本当に何にもついてない軽ターハムがいいか、今からはよくわからないです.

軽ターハム、さすがに妻がOKするとは、考えられないんですよねぇ.
2016年11月7日 23:33
///Ivanさん、こんばんは。

宝珠の直6エンジンを搭載しているモデルに乗っているオーナーさんからこのタイトルは堪えますね。
しかも、高い知見のある///Ivanさんの発言ですから・・・

ブログにはしていませんが、再びE46M3に乗ってみてS54エンジンの良さを掴み始めたところなのです。
2,000rpmを超えればレッドゾーンまでタコメーターが等速で上昇していきますし、室内には4,000rpmあたりからはメカニカルなエンジン音が響きます。

スーパーチャージャーはNAの強化版と考えれば許容範囲でしょうか。
いや、F82M4はターボラグが感じられず・・・

とはいえ、一度はV12エンジンという夢は捨てきれません!
巻き返しのブログも一つお願いします。
コメントへの返答
2016年11月8日 0:32
ラガーあきさん、こんばんは.

レンジはATなので加給を意識しづらいのかもしれません.MTならやはり人工的な感覚がわかるのかも.

またレンジではまず上まで回さないですから、スーチャーのデメリット(抜けるような高回転がない)を感じないだけ、かもしれません.

パワーの盛り上がりならターボでしょうが、私は踏み始めからの繊細なリニアさを重視するので、やはりターボよりもスーチャーの方が好みな気がします.

音的にはまず間違いなくNAだと思うんです.特に直6NA、V12ならなおさら...

S54の良さは、S85にはない荒々しさだと思います.8250rpmまで回すことを前提に隙なく設計されたエンジンとは異なる、制限の中でパワーアップを迫られ、振動や上の苦しさも承知で極限まで持って行ったレースエンジンのような荒々しさ.

しかもS54の良さは、がっつり踏まないと本当の良さは見えにくいです.

多分日常的に触れてるせいで、慣れてありがたみを忘れている、とも思います.が、低回転からのトルクの分厚さとレスポンスは、また違った魅力なんですよね...

直6NA、という記号だけではなく、車全体のパッケージからくるメッセージが大事、というのも答えの一つだと思います.

サイズや重さという意味でも、このエクシージV6は魅力的ですが、買い替える予定はありませんので、ご安心ください(笑).


2016年11月8日 6:03
ZなMの会のツーリングで参加される方というかZ4M、Z3Mオーナーの方ってかなりの率で2輪でガンガン走ってた方が多いのですが、宴会で話題になったのが「Z4Mって2輪の感覚に近いよね!」という認識でした。そもそもFRって後輪でコーナリングをコントロールできるのが魅力なんですが、Z4Mの場合4000rpm越えた領域のピックアップが鋭いのでより高精度にコントロールできるのが魅力です。まるで右足と後輪が直結してるかのような感じで走れるのが快感です。レブ付近まで回転の上昇感が鈍らないのも魅力。
ウチのはROM弄って上の苦しさをすっきりさせてるのでさらに良いです。
伊豆を2日間駆け抜けて「ヤッパS54最高だわ」と思いました。
トムスのスーチャーチューンの86に試乗したことパリますが、上がやっぱ伸びない。S54の突き抜けるような感覚はスーチャーには難しいんだとそのとき思いました。

IDINGのケーブルワイヤースロットルに試乗したことありますけど、アレはさらにしびれるレスポンスでした。
お金さえあればS54をIDINGさんで弄ってもらいたいですが・・・
コメントへの返答
2016年11月8日 8:32
なるほど、バイク、ですか...

実際しっかり走るとなると4000付近から7000ちょい中心で乗る感じになってますね.このあたりがこのエンジンの一番美味しい所なのは同感です.

スーチャーだとここから2000rpmくらい全体に下げて、全体にトルクをさらに盛った感じかな、となんとなく思ったのです.

中盤までモリモリくる感覚がいいか、下が比較的薄め?(といってもそこそトルクはありますが)で上に行くほど盛り上がる感じとどっちがいいか、それぞれの魅力があって、単純な優劣とも言いにくい感じがしますが、どうなんでしょうか...

そうでした、IDINGがありましたね...

重さ、サイズ、エンジンそのものの魅力...色々絡んだ結果がそのクルマの面白さでしょうね.

最近ご無沙汰なので、山、走ってきます(笑).

プロフィール

Ian*です. BMWから走りの良さを学び、そのスポーツ性の究極として直6NA&MTのBMW Z4Mクーペへ。同時に、その佇まいと世界観に惚れてレンジロー...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

BMW MINIを乗り継いでみて。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/27 10:01:13
BMW i3はワインディングスペシャリストなのか? 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/04 19:43:22
レストア趣味にハマってきて… ウッドパネル磨き 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/07/26 05:56:58

愛車一覧

ランドローバー レンジローバー ランドローバー レンジローバー
“Don’t change it. Just make it better”と言われ、開 ...
ボルボ XC60 ボルボ XC60
新たな家族用。 ブロンド内装が白眉。 元ベントレーのインテリアデザイナー、元VWの敏腕デ ...
デイムラー デイムラー デイムラー デイムラー
2007年デイムラースーパーエイト。 X358ですが、X350バンパー仕様に。 4.2リ ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation