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Ian*のブログ一覧

2019年07月27日 イイね!

最新のポルシェに触れる。992型911に乗ってみた。

ポルシェに触れたことがあるのはたった1度。930最終型のカブリオレ。操作系の何もかもが低速では超絶重くて、動かすと意外にスムーズに動いて、生々しいクルマでした。

初めてとあるディーラーからの案内で、台風の中、初めて訪問しました。

個人所有の車両を会社が買い取ったものだそうです。


今日乗せて頂いたのは、最新の911。992のカレラ4S。四駆でした。
後ろから見ると、それこそ959?というくらいのリヤフェンダーのボリュームです。


このちょっとグリーンっぽいグレー、結構いい色です。


フロント20インチ、リヤ21インチでフロントが幅245、リヤ305。セラミックブレーキ。


その時は値段を知りませんでしたが、あとでコンフィグってみたら、だいたい2200万近い車両でした…。

標準は右ハンドルのみ、だそうです。ペダルは大丈夫といえば大丈夫ですが、アクセルが真ん中に寄っている感じはあります。年に1回、左ハンドルを受注するそうですが、手に入るかは…とのこと。

メーターは中央だけアナログ。あとは液晶。雨でしたので、そこそこ踏むと「ウェットモードを選びましょう」とクルマから注意されます(汗)。


シートはしっかり下がるのですが、ウェストラインがすごく高く、一番下げると頭しか出ません。なので視界を考えると少しシートは上げる感じになります。

馬力は450馬力。8速PDK。

運転してみると、ミシリとも言わない頑強なボディ。足はファームなんですが、角がなくて全然OKな感じ。Z4MCとは雲泥の差。

踏むとウェットでも漏らさずしっかりかかるトラクション。450馬力ともなると首への負担を感じるくらいの加速。十分以上のパワー。パドルシフトも激速。MTとの比較がアホらしくなるくらい。

ターボなんですが、めちゃめちゃくぐもった感じではなかったです。音量はそれなりにあり、スポーツカーらしくはありました。が、「NAだったら…」とは思ったのは事実で、パワーとトルクのトレドオフをどう考えるか、ですね。

で、F-typeもそうでしたが、スポーツモードだとバックファイヤの音はアクセルオフでほぼ必発。わざとらしいかなぁ…と思う部分もあり、ある回転以上でいいんじゃない?とは正直思いました。

ハンドリングは雨で市街地のためよくわかりませんでしたが、運転して違和感はありませんでした。実感が少ない???かどうかは、もっと荷重とか負荷をかけないと正直良くわからないかと思います。

PCCBのブレーキも最初に結構食いつきが良い?印象もありましたが、シートポジションの関係かもしれませんし、おそらくもっと高負荷の条件下で評価しないとフェアではないと思います。なにせ911ですから。

雨でこの反応なら安心ですし、慣れの問題なのかもしれません。

結局、ボディも乗り心地もいい感じで、パワーも正直十分以上、車両感覚や見切りもとても良く、PDKで誰でも乗れる、でも多分真剣に踏んでも十分以上に付き合ってくれそうな、まさに全方位的に良いスポーツカー、なんだろうと思います。

使い方としては、これをビジネスエクスプレスとして使う環境が許される、スポーティなのがお好みな方のデイリーでしょうか。趣味車という感じではない気がします。ある意味本来の911のあるべき姿、とも言えそうです。

このSでも十分にパワフルですし、これ以上の性能を使い切れるか?といわれると無理っぽいなとも思います。
自分目線で考えるなら素のRRで、あればMTになる気がします。

ただ、ここからはへそ曲がりの意見ですが、この「誰でも乗れる」のが、スポーツカーを「楽しむ」意味ではなんとも...と思う部分もあります。もちろん誰が乗ってもいいんですけど。

どうせなら趣味的な意味でもっとイッちゃってる、あるいはMTしかない、こだわる人向けの…という観点だとGT3とかスピードスターとかになるし、でもなんとなくポルシェの完全無欠感、ある種の冷徹さ?みたいのが、ちょっと求める方向と違う?と思う部分は、あったりします。

そう考えてみると、入り口においてあるコレのほうがいいんでない?と思ってしまいましたね。


温かみ、ちょっと変、という感じだと、枯れてきたZ4MCは丁度いい立ち位置です。

あとはやっぱり英国車、でしょうか…
Posted at 2019/07/27 21:55:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2017年07月12日 イイね!

最新世代のボルボ、V90とXC90に触れる.

ダイレクトメールを頂いていたこともあり、用事と同じ方角だったので久しぶりに訪れたVOLVOディーラー.担当の方が変わったそうです.

E83 X3は車検を取ったばかりで調子よく、2年くらいの余裕を持って奥様用のクルマは探せます.ボルボの狙い目はXC40ですが発売は来年でしょうから、まずは待つしかありません.今回はSPAプラットフォームを採用するクルマがどんな感じか、乗せて頂きました.


インスクリプションのナッパレザーは肌触りがいいです.


まずはV90.T6というガソリンツインチャージャー仕様.エグいデザインが多い昨今、最近のボルボのシンプルでクリーンなデザインには好感が持てます.残念ながらV90クロスカントリーは試乗車がない、とのことでした.


ボルボのワゴンは展示車の先代XC70に座っただけでしたが、あのシートには感動しました.V90のシートにも同じものを期待したのですが、意外にもクッションが薄い&固めで、シート座面の凹凸が結構気になる感じ.あのふっくらもっちり系の感じではなくなっていました.ブロンドカラーの明るい内装は非常に好感度が高いのですが.



走れば相当に滑らかな加速で、段付きっぽいのが全然ないのがツインチャージャーの効果らしい.足は20インチでそれなりに走行中のタイヤノイズも入って来るし、結構硬めな印象.ハンドルも小径で、以前のようなゆったり系よりもややキビキビ系の雰囲気.シートの硬さはこの乗り味に合わせた結果なのでしょう.

車内はもっとルーミーな感じを思い描いていたけど、フロントガラスは寝てるし、かなり天地方向が低い印象.なのでアップライトなポジションで乗るというより、椅子下げて背もたれを倒し気味で乗るように作ってある気がした.



だからこれがクロスカントリーになったとしても、車高が上がるだけで車内の感覚としては屋根低めで、高さ方向より前後方向のゆとり重視なのは変わらない気がする.

サイズ的にはレンジに乗るせいか大きく感じはしたけど、それほど違和感はなし.
Bowers&Wilkinsのオーディオはやっぱりよかった.イェーテボリのコンサートホールの音は聴いてて気持ちいい.選曲も北欧系アーティストを使ったりしてていい味出してた.

次にXC90に.グレードはT5.ターボのみの加給.


座った瞬間から違う.明らかにこちらの方が椅子のクッションが厚く、座面の凹凸も違和感なし.シートだけでXC系を選ぶことになりそう.これがXCの60や40にも引き継がれていることに期待しよう.

加速感はT6ほどの滑らかさはない.いわゆるダウンサイジングターボの、低回転でややのんびり、ある回転を超えるとスッと伸びる感じ.あの滑らかさを知るとツインチャージャーのT6が欲しくなるかも.

やはり車高、ストロークもあるXC90の方がロードノイズも少なく、足回りの硬さはほぼ感じない.雰囲気的としては前席の空間的なゆとりはちょっとだけレンジっぽく(でもグラスエリアは比較にならない)、水平移動みたいにスーッと曲がっていく運転感覚はX5的な感じ.後席の広さはXC90がそれら2車よりも圧倒的.でも全体の洗練度はX5の方が上かなと思う.


SPAはどんどん熟成が進むと思うので、すごく評判が良さそうなXC60にも期待.コンパクトなXC40が順当に洗練されれば、候補としては有力な1台となりそう.

今回乗せて頂いて思ったのは、手前味噌ですが3rdレンジのオートバイオってメッチャいいクルマなんだ…ということだったかもしれません.

路面を繊細にアイロンがけするかのように角を取っていく足回り、たおやかなボディの動き、もっちりしたシート、レザーの感触と香り、解放感に満ちた静かな室内、心地よい音楽…重くて飛ばせないとかブレーキが効きづらいとかあるけど、乗ってる時にドライバーに感じさせる「レンジローバーの世界観」が半端ない.それと比べるとXC90ですら、まだまだもっとこうだったら…と思える部分が見えてしまう.

派手すぎず、乗り降りしやすくて安全な奥様用マシンとしてのボルボは、ありなんじゃないかな、と.でも自分用としては、やっぱり今のクルマかディーゼルのオートバイオかぁ…みたいな予想通りのオチになって、帰ってきました.
Posted at 2017/07/12 21:43:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2016年12月12日 イイね!

インプレッサG4に乗る.

高齢になるとより安全な車でないと…というのが話題になるのは、どこも同じでしょう.

我が家でも高齢になってきた親のクルマをどうするか、悩ましい所です.

いずれ予防安全装備がついたクルマの方が安心という思いもあり、まだまだ購入は先だそうですが、一度偵察に行って来ましょう、ということでスバルディーラーへ.

訪れたのはカー・オブ・ザ・イヤー受賞が決まったあとだったためか、ディーラーは大盛況で営業の方は多忙とのこと.受付の方のアテンドで試乗することになりました.

試乗したのはインプレッサG4の2.0i-S EyeSightという、現時点での最上級グレード.
フツーのセダンですがホイールも18インチ.Z4MCと変わりません.STiのスポイラー付き.


個人的にはややペダルが内側に寄っている感じがありますが、操作には問題ない感じ.


前方視界が結構いいんです.屋根はそんなに高くないし、フロントガラスもそんなに立ってないのに、スッキリと前方、左右が見え、かつ圧迫感が少ない.これ気に入りました.


まず車内を見たり、前後の席に座ったりしたのだけど、ドアの開閉音やなんかで違和感を全然感じない.かなりしっかりしてる感じ.座ってもシートも違和感なく、サイドはやや柔らかめだけど座面や背部はそこそこ固め、みたいな、きちんと座れる感じ.

以外にハンドルが重いのね.小さな舵角でもリニアリティは結構高い.切れすぎる違和感もほとんどない.このグレードにはトルクベクトリングがあるみたいだけど、こんな街中のスピードでそれが効いているのかどうかはわからない.

フィードバックもそこそこあって実感もある.これだと欧州車と比べてもそんなに遜色ないかも.というより最近のBMWの下位(1とか3)のレギュラーモデルよりもしかしていいかもしれない.実感という意味では.18インチ、というのが関係しているかも.

アクセルの初期応答がやや過敏に感じる.もっとスーッと出てくれてもいい気がするが、パッと加速するのを好む人が多いのかも.

NAなためか素直に加速が伸びるのが良い.2Lなのに以外にパワーがある感じ.ただ、ここという所でのキレはない.アクセル強めに踏んだあと、なんとも言えない、タメというか迷い的なのがあってから加速する感じがある.ちょっと前の6ATみたいな間、というか.

レンタカーで乗った現行フォレスターの初期型は、いかにもCVTなアクセルオンの盛大な回転上昇があって、「これだからCVTはイヤなんだ」と思ったのだけど、このクルマではそんな回転だけ上がる印象はほぼなかったといっていい.

ただそれでもCVTに慣れていないから、音の大きさと加速感が連動しない印象はあった.音は全体的にうるさくはないけど静粛性高い、とは言えないかも、という感じ.

全然試さなかったけど、これでアイサイトVer.3とかアクティブ・クルコンなどは万全.歩行者衝突対策も現状トップクラスで、しかも歩行者用エアバック標準装備(下位グレードでも!)はボルボV40とこれだけ、ときた.

2WDなら車両本体で240万切ってて、1.6Lなら190万ちょい.

今時軽でも200越えがありうる時代.この安全装備としっかりしたシャシー&操作感覚でこの値段.バーゲン・プライスだと思います.


国産でセダンはトヨタが多く、トヨタ以外でとなるとスバル、マツダ、日産あたり.

でも日産だとスカイライン以上でないと予防安全は不十分、しかも価格も400万越え確実.安全性と価格のバランスを考えると、スバルかマツダ、というのが妥当な線だと思います.

他メーカーでずっと来た家族がスバルへの鞍替えOKかはなんとも言えず、そこが一番高いハードルだったりする今回のクルマ選び.

この新世代スバル、CVTだからとか毛嫌いしていましたが、そんじょそこらの輸入車が霞むくらいのレベルの高さとボルボと双璧をなすような安全装備で、ここまで来てるのかぁ…と考えを改めました.
Posted at 2016/12/12 22:12:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2016年04月16日 イイね!

やっぱりアルピナは、アルピナだった

以前の営業担当氏からお知らせを頂き、隣の県のDまで行って参りました.
建築賞も受賞されたという、開放感に満ちた気持ちのいい店内を案内して頂き…


このクルマをご体感下さい、とのことで.

アルピナXD3ビターボ.アメリカからボディをドイツに運んで、その後日本に来るクルマのため、アルピナブルーもグリーンもありませんが、このグレーもなかなかクールです.

液晶メーターのアルピナブルーがうれしい.

正直いいまして、現行BMWモデルの印象が…で、しかもSUVからアルピナを作るって、どうなのよ???...と、懐疑的に思っていました.

…ですが訂正致します.私が浅はかでした…
結論から言えば、「やっぱり、アルピナだ」としかいいようのない、甘美なクルマでした.

エンジンを始動しますが、シングルターボのX5 35dと比べてもこのディーゼルツインターボ、ディーゼルっぽいカタカタ音をほぼ感じないとと自分は思うくらい.ブリッピングの時の音はフツーに6発ターボの音で、回転上昇も素早くてガソリンエンジンと遜色なし.

最初の段差で分かったのが、20インチで扁平タイヤなのに全くそれを感じさせない足回りのいなし方.乗り心地的にも「まろやか」という表現が思い浮かぶ、角の取れた乗り味.だけどフラットさはちゃんとあり、標準モデル系の硬めで跳ね返すような無機質なフラットさではない、もう少し体温を感じるフラットさ.でもレンジのような揺れは全くない.そんな感じ.


そして荒れた路面の不整は綺麗に遮断されているのに、路面をなめる感覚は残っているという、クルマ好きのためのファミリーカーに求められる理想に近い感覚.

加速はトルクの立ち上がりが相当強くて意表を突かれる.皆さんにしっかり踏まれたせい?(笑)と思ったけど、1500rpmから700Nmのトルクが出るらしく、そりゃ強力なはず.そしてその性格を分かった上で操作すると、思うような加速を引き出せる.ちなみにしっかり踏むと、どえらい加速、します(汗).

アクセルもブレーキもとにかく操作系がスムーズで反応がリニア.まさに思うがまま.ハンドリングは交差点を曲がるような状況ではやや切れすぎる感じだったけど、ものの数分で慣れてしまった.とにかく重さ、反応、抵抗のないスムーズさ、すべてが素晴らしかった.

余談ですが、ステアリングの適度な柔らかさとラバリナ・レザーの肌に吸い付く感じ、快感でした(笑).

コーナリングも感動モノだった.
S字が連続するような所を走ったのですが、加速→減速→コーナリング→エイペックスから加速、の流れの中で、4WDなのに終始アンダーにもならず、姿勢変化は感じるけどノーズダイブもなく、コーナー後半の加速ではリヤ左右両輪が均等に沈んで、フラットさをキープしたまま強力なトラクションで次のコーナーにワープするかのような、おおよそ四駆らしくない、よく出来た、かつ超安定性の高いFRのような動きだった.

自分のE83X3に感じる挙動の重さや硬さや、以前試乗した現行X3(注:アダプティブサス等の電制付き)の「ピキピキ反応するクルマと取り残される俺」的な一体感の欠如などは、全くなかった.極端な表現ですが、「攻撃性の高い音と乗り心地をフィルタリングして、一体感と安心感を残したZ4MC」みたいなクルマに感じた.

アルピナの試乗は3台目なのですが、いつも感じるのは、流している時は非常に落ち着いた気持ちでリラックスできるし、熱い走りをしても冷静でいられること.激しい感動ではなく静かな感動で、どんな動きの時でも優雅で、「思うように動く」としか表現しようがない.「エレガンス」という表現がやっぱり似合うクルマ.

X5やフルサイズレンジほど大きくなく、奥様も運転可能なサイズ.ならば2台体制でムダがなく、またディーゼルの経済性も享受できる.内外装にはドイツ的な冷たさよりはちょっと英国的?なビスポークもあったりする.挙動はいかなる時も優雅で洗練され、同乗者の安心とドライバーの適度な喜びが絶妙にバランスされている…

お値段、1234万.好みのオプション入れたら、だいたい1300くらい.ちなみに試乗車は1400くらいとのこと.もし手元に1300あったら、レンジかこれか、悩んだだろうな… それがなかったのは逆に幸せ、といえる気もします(汗).

X3のデザイン好きではないのに、「まあいいじゃん.この乗り味があれば…」と思う自分がいました.見た目気に入らないけど乗り味は納得のXD3か、内外装がストライクのフルサイズ3rdレンジか(乗り味ちょっと不明)…

いやぁ…いい経験させていただきました… よぉ〜く考るけど、悩ましいなぁ…
Posted at 2016/04/16 22:32:59 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2015年11月07日 イイね!

新型MINIクラブマン.

案内頂いて、見に行ってきました.ついでに試乗も.
MINIクラブマン・クーパーと、


クラブマンのクーパーS.


まず、全高1470mmですが、それほど低いとも感じず、頭上にも十分なゆとりがあり、前方視界はいつものMINIの視界.ボンネットも見えてガラスも遠くて、いつも感じるけどこれは他車にはない魅力.

普及グレードのクーパーでも街中では十分なパワー感で、乗り心地も結構良い感じ.走行時の安定感、ボディのしっかり感がかなりあり、車格的には3/5ドアよりも1ランク上の印象でした.ただMINIとしての音的な元気さはあるので、元気なクルマと捉えられる人にはOK、ただただ安楽なファミリーカーとして見る人だともうちょっと静かで落ち着いたヤツを…となるかもしれません.

クーパーSはフットワークのガッシリ感がさらに輪をかけて印象的で、素晴らしく速く、音も勇ましい.きつめのカーブで踏んでもトルクステアもアンダーもほとんど感じずに曲がるのは、正直スゲェ~と思った.

ただ18インチのランフラット仕様だったためか、乗り心地は結構粗かったかも.それとS字コーナーで左右に振られた時の身軽さは5ドアにゆずる感じ.身軽さではクラブマン>5ドア>3ドアなのでしょうね.

ちなみに内装のデザインは現行のミニでは一番良いかも?と思いました.もちろんレザーの豪華仕様だったんですが.またベントレーか?(爆)というダイアモンドステッチ入りの青のレザーシートとか、それとバーガンディーのボディとの組み合わせとか、「上級編の英国流だねぇ…」と個人的に感動.


Dの方が言っておられたのですが、ミニとBMWのアクティブツアラーがほぼ同じ値段、と分かると、「ミニでそれは高い.だったらBMWの方が…」と言われると.FRのBMWのオーナーならアクティブツアラーを選ぶことはないが、そうでない方の場合はミニでは緩まない財布がBMWなら緩む、とのこと.

ただ個人的には最近はBMWよりもMINIの方がこだわりが強い部分も感じますし、アクティブツアラー(だけですが)と比較してもMINIの方が同じFFシャシーベースとして明らかに完成度は高いと思うので、FFであれば自分はBMWよりもMINIを選ぶと思います.

私もMINIに財布を緩めていないので何も言えないのですが(汗)、確かに価格的にはMINI、高いんですよね.廉価版はホントに何もついてないですし.アクティブツアラーが予防安全標準装備で、またLuxuryみたいな30-40万でそこそこいい感じになるパッケージオプションがある一方、MINIは例えばクラブマンだとレザーの電動スポーツシートに40万以上(!)払わないといけない.予防安全も今だに有償オプションのみですし.印象としてはボルボなら50-100万円くらい割安じゃないか?とか.

オリジナルのMINIって最小サイズのファミリーカーという技術革新のクルマだったのですが、今は完全に贅沢品モード全開、廉価版グレードで節約しつつオシャレなモデルを作ろうとしてもゼッタイできないオプション構成.

正直それはなんとかしてほしいかな、と.予防安全やレインセンサー、オートライト、バイキセノンくらいは標準にするとか、ボルボみたいにアイボリーのクロスシートとか、英国製らしくオシャレなタータンチェックのクロスがあってもいいのに…と思います.

あるといいな、というオプションを選んでざっと見積もるとクラブマンのクーパーでも450万オーバー(汗)でした.残価設定が強烈に良いリースを薦めて頂きましたが、1台体制なら非常に魅力的なプランだったものの、2-3台体制と考えると、なかなか踏み切れない自分が情けない.



ボンネットが見えて、圧迫感のない室内空間、内外のデザインが良くて、そこそこコンパクトで乗降性も良く、走っても楽しく安心で、明るい色の内装色が選べて、安全装備がボルボ並みに充実した、リーズナブルなクルマ.

そんな理想の街乗りグルマはないよねぇ… という結論に至り、家族車探しはしばらく凍結の予感です.
Posted at 2015/11/07 23:28:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ

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Ian*です. BMWから走りの良さを学び、そのスポーツ性の究極として直6NA&MTのBMW Z4Mクーペへ。同時に、その佇まいと世界観に惚れてレンジロー...
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