Ian*のブログ一覧

この連休はようやく休みになった。

あいにくの雨だったのだけど、どうしても乗りたくてお山へ。

雨、曇り空、冬の暗い空雪、...
悪い天気の下でのスターリング・グリーン。より滋味あふれる印象。
こういう天気で映えるように、色って決まってるのだろうか...


グリップが低い環境ならそれはそれで安全マージンとって楽しめる。
花や葉が落ちていて滑りやすいけど、低速での滑り出しが楽しい。

ヘアピン立ち上がりでアクセルオンでDSC制御、なのですが、
アクセルオンとステアリングを真っ直ぐにするタイミングがバシッとあうと、
通常よりDSCの介入が遅くなり、スライドが大きめに許容するように。
リヤをスライドさせてクルッ！と回す、そんな意図があるのね。

あまり遠くないところでサクッと走って、五平餅のお店へ。


今日はちゃんと写真も用意（笑）。
まとめて箱買いされるかたもちらほら。近く250円から300円に値上げらしい。


雨だと交通量もいつも以上に少ないし、ある意味アストンらしい雰囲気で乗れるので、これはこれでいいかもしれない...と知った日でした。

相当な値段にもかかわらず、市場に出てほどなくして売れたこの個体。
ここの動画は時々チェックしていますが、AMRも出ていた。

乗ってらっしゃる方のインプレ。これがかなりドンピシャで。
「めちゃくちゃアナログ。」
「短時間の試乗で評価するクルマじゃない。」
「何年も何年も付き合っていけるクルマ。」
まさにそのとおり。

「味」なんです。
タイヤ〜ステアリング〜人の手へ伝わる生々しさ。
シャシーからバケットシートへの伝達。
エンジンの脈動。全身に浴びる音。

ご興味のある方は、ぜひ。

でも...音は動画では再現できないですね。こんなもんじゃないです。
雷鳴のように、野獣が吠えるように、山々に轟きます...
「えげつない（爆）」「けたたましい（汗）」といわれました...

ともに過ごせるのは、幸せなことです...

雑誌などでは井手さんの記事を読んだりしていたんだけど...

偶然動画を見てしまった。Hagertyでも取り上げられる存在に。

これ、Z4MのS54などとは、ぜんぜん音も吹け上がりも違う。なにこれ。

アストンと出会ってしまった結果、Z4MCを手放さざるを得なかったのですが、
このエンジンでZ4Mだったら...と、悔やまれる部分はある。

サイトもリニューアルされてた。Z4Mはチューンの対象とはなっていない様子。

E36M3のS3が販売中...
コンプリートとしてあらゆる部分がフルチューンされていることを考えると、

「妥当な値段」

と思えるようになっているのは、頭がオカシイのだと思う。
とくにV12AMRを持つ身になったあとでは。

一人のマイスターによって完璧に仕上げられたクルマって、最高の贅沢だと思う。

レンジの２回目の車検がしばらく前にあり、特に大きな問題もなく終了。

ボルボXC60は最近は問題なく走れていますが、キーが２つあり、それぞれのキーで乗るとシート位置などが記憶されているはずが、リコールに出して以降、片方のキーしか反映されない状態になっており、未だにソフトウェア的なバグの連続はかなり印象悪いです。

そんなこともあり、たヴェラールあたりが奥様用でどうかと思い、試乗する予定が、デビューフェアだったスポーツにも試乗。まず先にスポーツから。


内装的にはリヤがやや狭い。温室的な開放感も少し少ないものの、フルサイズと比較して、の話。フルサイズに似た部分が結構多い。


これですね…コスパ的には、かなりいいと思います。
高いですけど、シャシーも装備もほぼご本尊レンジと同じなのに、スポーツの仕立てなだけでかなりお得。
そういう意味で、一般的には「お薦め」になると思います。

乗った印象は大雑把に言うとフルサイズレンジの風味をかなり持ち、レンジらしいゆったり感、普通のSUV的よりもたおやかな印象はある。
ただやはりスポーツらしく、アクセルやステアリング入力への反応、段差を超える挙動など、すべての操作への反応が、より伝統的なフルサイズよりもはやい。
動きのリズムが早いというか、波長が短いというか。
そのリズム感はかなり統一されているのはさすが。
シートのクッションもフルサイズより固めの印象。

静かさは相当なもの。
エンジン音はたぶん少し聴かせる方向にしてあるけど、フルサイズと遜色ないっちゃ、ない。

旧型の方がより「一般的なスポーツSUV」っぽく、X5とかに近い印象ですが、新型はより「レンジローバーテイスト」を醸し出しつつ、ちゃんとあらゆる挙動が「スポーツのリズム」で作られてて、きちんとモデルごとの個性、差別化ができている、という意味では大したもの。

フルサイズとは異なる顧客層に向けた、レンジローバーのスポーツという名前通りのクルマだな、と。

…なんだけど、動かしたときに車体がロールする速度、重心が前から後ろに移動していく過程、段差を吸収するそのバウンスするリズムなど…これらが統一され、「ひとつの世界観」まで感じさせてくれるのが、フルサイズの乗り味。

自分はそっちに完全に慣れてしまい、そのリズム感とは違うスポーツは、「これって、レンジ？」という、似ているように見えて微妙に違う、変な感じでした。

普段フルサイズレンジに乗って、バイアスが思い切りかかってしまっている自分の場合…やはりフルサイズ一択となります。

ただこれって、それくらい新旧でレンジローバーとしての基本となる振る舞いが統一されているってことで、新しいのに乗っても違和感を感じないのって、ニューモデルとしては異例だと思う。

スポーツの試乗でしたが、「レンジローバーの味わい」をより理解できる機会でした。