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Ian*のブログ一覧

2021年01月31日 イイね!

クルマ好きの「このクルマで最後にする」は当てにできない…

クルマを所有する、クルマを楽しむ、これからどうしようか…と最近考えることがあります。
ただ欲しいクルマを買って乗り回せばいいだけ、なんですが…

いろいろな制約があるなかで、一番コントロールできないのが、「時間」でしょうか。

保管場所や予算は増やす方法もあったりしますが、仕事に注力する場面が増えるほど、家族が犠牲になり、そこを確保しようとすると、趣味の時間はなくなります。

そんなこんなで、Z4MCはほとんど乗れていません。
乗るのはしんどくない。毎日長時間乗り続けるのは、しんどい車だけど。
売ることになるかもしれない、とは、10年前には考えもしなかったけど…

車を買う時に口走る、
「これが最後。一生モノにするから…」というクルマ好きの言葉は、やっぱり当てにならない。
成長とともに変わるのであれば、そういうこともあるよな、と、今は思える。

今の自分のあり方だと、

所有している。
シートに座って、見て、深呼吸する。
エンジンをかける。
軽く流す。

仮にそれだけでも、心が満たされるようなクルマ。
そのうえでしっかり走らせれば、クルマとの対話、深い歓びと感動があるクルマ。

そんな感じのクルマが、今欲しいクルマ、かなぁ。

そんなクルマは、そう簡単には出てきません。

改めて、「自分が欲しいクルマって、なんだろう?」と、年式・車種を問わず、思いを巡らしていますが…

たぶん、目標は「恐竜時代の象徴」のようなものになるのかなぁと、思います。
Posted at 2021/01/31 18:05:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | アストン・マーティン | クルマ
2020年09月08日 イイね!

アストンの本質...Aston Martin Works

自分は007のファンでもなんでもないので、ガジェット付きかどうかはあんまり興味がないのですが、56年前のクルマの生産ラインを改めて作る。かつてそれを作っていた場所で。
これってやっぱ、すごいわ。


自分がここで注目したのが、30年、40年生産ラインで働いていたような職人の方々の知識と経験を、ちゃんと次世代に伝承し、どの世代のアストンもずっと楽しめる体制を確保することに真剣に取り組んでいるのが、素晴らしい。

スーパーレッジェーラ構造のフレームはモダンな技術で防錆処理を徹底しつつも、そこに被せるボディーパネルは70年前のイングリッシュホイールでハンドメイドされ、いくつものパーツを溶接し、まるで1枚から叩いたかのようなボディにして,
フレームにアルミ板を巻き込んで固定する。ボルトオンや接着ではなく。

ボディだけで500時間、1台4500時間の人の手仕事で作られる工芸品。
いまのDBSで220時間...めっちゃ手かかってる....

ふと思ってしまった...これ、絶対事故れないわ...とんでもない...

DB4GTのステッカーのような部分も全部ハンドペイントで、レザーの縫製などのトリム制作も同じ場所。

塗装部門も休みなく24時間稼働、1人が1台をハンドペイント。

ZFはオリジナルの5速ギアボックスを当時の型から新たに制作。当時そのままの乗り味に拘り、タイヤも当時と同じパターンのものを新たに制作依頼。意気に感じて喜んで協力するパーツメーカー。

Goldfinger DB5のプロジェクトが、結果としてDB5に対する新たなパーツ供給も可能にしている。

ポケモンの絵の入ったペンケースのように、映画仕様の色柄のヴァンテージで商売するのもいいんだけど....

職人の方の手仕事で作られる、このAston Martin Works.
アストン本来の精神は、やっぱり、ここだよな...と改めて思います。

いつか行きたいなぁ... いや、絶対、行こう。

Posted at 2020/09/09 00:29:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | アストン・マーティン | クルマ
2020年01月18日 イイね!

アストン・マーティン、現行ヴァンテージに乗る。

アストン・マーティン。これまで、ただただ憧れだけを持っていたメーカー。
所有する現実味を考えることもありませんでしたが、遠い遠い目標として、想像することくらいは、できるようになってきたかも。

当然触れたこともないわけで、乗ってみなけりゃ、肌に合うかもわからない。
ということで、ディーラーに伺いました。

ヴァンテージ。サメの口みたいなグリルはもうちょっと上手くデザインできたかも…と思うけど、全体のプロポーションは見事としか言いようがない。Z4MCがフォルムとしてはちょっと破綻してるのと比べ、バランス、ラインともに文句なし。


フロントからリヤまで、後ろ下がりでアーチを描く部分なんか、最高。伝統を受け継ぎつつ、新しいデザイン。


内装は、個人的にはオーバーデザインと思う。とくにセンターコンソール辺り。ヴァンキッシュやヴァンテージ最終の内装がスイッチ類もシンプルで良かった。



レザーの紺、白のコントラストステッチは大好き。



サンバイザーのこんな所がちゃんとメタルなのは、さすが。こういうこだわりは大好き。


メーターは、やはりアナログのほうが古くならない、と思う。


エンジンかける音は、かなりいい。低回転だとちょっと音が籠もる感じだけど、上まで回せばそんなにターボっぽく感じなかった。Sは静かで、S+がフラップ開いていい感じ。トラックモードはバックファイヤ連発し過ぎで、さすがにここまでしなくても…。

ダンパーはフツーにSでいい気がした。街中だし。Z4MCと比べるとものすごく乗り心地がいい(というかZ4Mは異様に硬い)。
992の911もそうだったけど、それよりもまろやかに感じる。普段遣いできるのは間違いなし。

ボディーは強烈に硬そう。ハンドリングは軽めで、多分クイックな気がした。ちょっとステアリングフィールはよくわからない感じだったけど、それなりのステージでプッシュしないと本性が見えないくらいレベルが高いんだと思う。

パドルで操作すれば思い通りの、というかかなりの加速。992ほどには強烈ではなかった気もするけど、十分に速い加速、レスポンスも素晴らしい。

Z4MCとの比較でいうと、幅が広めで視界はやや見づらいけど、全然違和感なし。

2000万円台のクルマに言うことではないけど、普段使いに最適なスポーツカー。
通勤、買い物、街乗りでも快適で問題なく、かつ本気で踏めば、相当すごいことになりそうな感じ。


ただパドルで誰でも乗れて、乗り心地も良く、操作系も軽めで、あまりに間口が広く、敷居が低すぎる印象になる。いや、価格とイメージの敷居の高さは十分以上か。

DB11とヴァンテージだと、DB11のほうがレザーの香りがいい気がした。違いがあるかも。
内装はDB11のほうが落ち着く感じがした。

これがどれくらいアストン風味が濃いのか、比較対象がないからよくわからない。AMGとの近似性についても、AMGに触れないとなんとも言えないかも。
(あとでyoutubeで確認したら、結構アストンV8っぽく音を差別化しているのは分かった)

Z4Mの自虐的な乗り心地には辟易しつつも、今時珍しいダイレクト感はとても貴重。

でもそこまでダイレクトでなくてもいいから、もう少し重厚感があり、内装含めた雰囲気も楽しめて、スタイルがあるクルマ、かつMT含めた操作や乗りこなしの流儀を楽しめるクルマ、を求めたい気持ちもある。

そういう意味では、多分この新型のヴァンテージ、すごくいい車だとは思うけど、こだわって楽しめるクルマ、ではない気もする。MTになるAMRは、どうなのか…うーん…

あるいはV12ヴァンテージ、そのS? ヴァンキッシュ? DBS? DB9?
V12? V8でもいい? やっぱりNA、なのか?

悩みは深まるばかり。でも、アストンには居心地の良さを感じることができた。

方向性は間違ってなさそうな気がする。
あとは「本当はなにが欲しいのか?」をよく考えること、ですかね。
Posted at 2020/01/18 21:09:31 | コメント(6) | トラックバック(0) | アストン・マーティン | クルマ
2019年09月04日 イイね!

超絶カッコよくなったV12ヴァンキッシュ25 by Callum

ジャガーのデザイン責任者を引退したイアン・カラム。

自らの名前を冠した「CALLUM」を興し、アストン・マーティンDB7をデザインした本人が、同じくデザインしたV12ヴァンキッシュを再びリデザインしたクルマ、アストン・マーティン ヴァンキッシュ25 by Callumを発表しました。


ヴァンキッシュはアストンの旧工場であるニューポート・パグネルで、手作業で叩き出されたアルミボディパネルを持つ最後の車種。

イアン・カラムが今の解釈で、全てに渡って新たにデザイン、モディファイしたのがコレ。

オリジナルとはトレッドも異なり、スタンスが超カッコいい。足回りも新設計。ホイールは自身がデザインしたオリジナルのまま、20インチへサイズアップ。グリルはモダンになり、NEWデザインのヘッドランプ、XKと共通のドアミラーもこの車両のために新たに制作されています。


パワーも60馬力上がって580bhpに、トルクも全域で上昇、ノイズももっと切れよく、大きくなっているそうです。

リヤも巨大なディフューザーで空力を改善し、後ろからの迫力も最高。


さらにいいのが内装。シート位置も下げられて低い位置となり、デザイン的にも20年前のものから大きくアップデートされています。イアン・カラムが名付けたabstract tartanという模様で内外が彩られ、時計は外して持ち出すことが可能だそうで。




V12ヴァンキッシュはアストン・マーティン・ワークスでもATからMTにコンバージョンできますし、これはめちゃめちゃかっこいい。

標準仕様のアストン・マーティン以上にハードルが高い存在ですが、「マスプロダクションよりもビスポークを大事にしたい」イアン・カラムの自分の作品の第2章。


シンガーポルシェのアストン版とも言えますが、55万ポンド!!!...という値段だそうですが…

こんなクルマの楽しみ方、いいっすよね…

Posted at 2019/09/04 13:29:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | アストン・マーティン | クルマ
2016年07月04日 イイね!

頑固者.孤高の存在.だから惹かれる

世界に大きなショックを与えた英国ですが、クルマの世界でも独自の雰囲気ですよね.

アストン・マーティンはこう宣言したそうです.

「世界で最後までマニュアルトランスミッションを搭載するスポーツカーメーカーであり続ける」

アストン・マーティン V12ヴァンテージS.超シンプルなV12FRスポーツ.

スピーカーから出る疑似ノイズや後輪ステア、トルクベクトリング、DCT、ターボ、ハイブリッドなどのブラックボックスはほぼなし.

さすがにいつかターボになるでしょうが...
主流がどうとか…流行がどうとか…効率的とか利益率とか…

そんなもん、知ったことか.スポーツカーってのは、こういうもんだ.

タイムじゃなく、乗って楽しい.耳が喜ぶありのままの音.ドライバーが主役.

EU離脱を選んだ英国民の本心は知りませんが、「カネのために自主性を捨てる」ことがガマンできない、という気概もあったのかな、と.

人と同じようなものを選ぶ、世の流れに追従する、というのもありでしょうが…
やっぱりそうじゃないだろう…流れに逆らっても譲れない所ももたないと…

めっちゃ芝居がかった動画ですが…


MT.FR.ルックス.そして何よりもV12のエンジンノート…

クルマそのものもそうだけど、この反逆児的で孤高の雰囲気にすっごい惹かれる.
Z4MCも同じテイストがあるけど、やっぱり好きなんだろうな.こういうクルマ.
Posted at 2016/07/04 23:32:15 | コメント(5) | トラックバック(0) | アストン・マーティン | クルマ

プロフィール

Ian*です. BMWから走りの良さを学び、そのスポーツ性の究極として直6NA&MTのBMW Z4Mクーペへ。同時に、その佇まいと世界観に惚れてレンジロー...
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