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Ian*のブログ一覧

2014年12月29日 イイね!

今年も終わり.また新しい年に向けて

まだ仕事,ではありますが…

去年は後厄でホントにいろんなことがあり大変でしたが,今年は無事一年を過ごせそうです.Z4Mは順調で.パンクはありましたが安く修理して回復.X3はVANOSのボルトリコールと切れかけの電球による漏電がありましたが,Dラーにて完治.

もろもろの条件で選んだX3については奥様は気に入っていますが,私は飽きはじめていて,ランドローバーへの変更を画策開始.鋭意情報収集中でした.

…が,ちょっと状況が変わった結果(詳細は触れません),新車縛りで考える必要がなくなり,メーカー,車種,新車,中古,販売店も含めて,すべてフラットな目線で再検討,となりました.気持ち的にはディスカバリー・スポーツ新車オーダーで決まりかけていたのですが…

ただしドイツ車一辺倒もさすがにつまらないですし,英国車を主軸に仏車,国産を絡めるラインナップを検討しようかなと思っています.

昔のブログの書き直しみたいですが,2台または3台体制?での車両構成を考えると,次の3パターンくらいを考えます.

1.このままX3とZ4Mでしばらく行く
・これが一番安い(笑).無駄がない.妻も運転慣れているし.燃費が街中で6km/h…
・シートヒーターなくて寒いけど…
・内装黒いのは,変えたいなぁ…
・パノラマサンルーフは子供の評判良し.


2.新車でディスカバリー・スポーツのディーゼル+Z4MC
・調べるとクルマとしてはかなり良さそうで,新車で買っても悪くないと思う.
・オプション+諸費用で650は超えそう.
・名古屋だと販売チャンネルが2つ,全部で3店舗と多い方ですが,クルマ業界の常?でいろんな話はあるようで…(汗),どこで買うか?は実際各店で見て,体験してみる必要あり.


3.中古で3rdレンジローバー・ヴォーグ購入+足グルマでX3維持,Z4MCとの3台体制
・一番夢がある(笑).
・先代でオークションなら600位?でフルサイズレンジ(2010年以降の最終型)に手が届くはず…
・名古屋にはランドローバープロショップもあり,メンテは大丈夫そうな気がする.
・できればオートバイオグラフィーでフルレザーだけど,予算オーバーだろうね…
・3人家族でSUV2台+2シーター,合計20気筒,10700ccの暴挙…
・X3をマツダデミオやCX-3,ルノーキャプチャーなどにダウンサイズしちゃう?+200以上の予算は?


当然狙うは3つめ(爆)の3台体制.最終的に憧れのクルマなのは間違いない.わざわざ回り道しなくてもいいかな,という気分になってきた(笑).実際今まで新車を買ったのは1台しかないし,初期の値落ちが終わった中古を買って楽しむのは,自分に合ってる気がする.

3台体制だと,車両以外の駐車場,ガス代,税金etcの維持費はボディブローの様に響いてくるでしょう.とはいうものの,来年以降のネタがレベルアップした,とでも考えることにしようかな,と前向きにとらえる年の瀬です.

こんなバカなことを考えていられるのも,皆が健康で,毎日過ごせているから.
家族は大事にしないとね.

皆様良いお年を.
Posted at 2014/12/29 18:08:10 | コメント(4) | トラックバック(0) | Range Rover | 日記
2014年12月25日 イイね!

あっぱれ!

モーターヘッドって雑誌,買ったことあるんですがやんちゃそうな雑誌だな...とは思っていましたが...

これはあっぱれ.良くここまでやったな,と.オープニングが最高(笑).




BMWも儲けてるんだからさ,これぐらいのことを単独でやって下さいよ.

アジア全体に発信すればBMW Japanの存在価値を示せるのに.
Posted at 2014/12/25 13:31:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2014年12月21日 イイね!

BMW GINA Conceptから考えるZ4Mのデザイン

(以前にもクリス・バングルのことは書きましたが,また書きたくなりましたので…)

GINA: Geometry and function in “N” Adaptation
(無限の適応能力をもつ形状と機能,みたいな意味でしょうか)


おそらくこのモデルこそがZ4の原点であり,クリス・バングル時代のデザインの最も象徴的なコンセプトだと個人的に思う1台です.


このモデルは多くのコンセプトカーの「数年後の当社のデザインはこんなですよ」などというものではなく,「既存のカーデザインの常識をどこまで壊せるか」というチャレンジそのものでした.

車体を布で作るのは常識で考えればムリ,となるのですが,このチームの考えは安全性はフレーム構造でクリアし,伸縮性の布ボディにすることでプレス行程での数十の金型を省略し,ボディ製造,修理のコスト,時間、環境負荷を大幅に削減するための技術革新ととらえていたようです.彼らの試算では金型がなくなることでCO2排出量は1/10とのこと.


また布にすることでクルマのボディやシート形状など内外装を継ぎ目なしに自在に形を変えることができ,クルマと人が「ジェスチャー」でコミュニケーションできるようにする,という意図もありました.事実このクルマ,ウィンクするんですよね.


クリス・バングルの講演を聴いた時のことをブログでも書きましたが,この人は自動車メーカー1社のデザインチーフ程度でおさまる感じじゃなく,まるで大学教授のようでした.講演はまるで大学の講義か学会の講演さながらでした.


アート,文化,産業革命などの変遷を踏まえてカーデザインの過去,現在,未来について語り,没個性的な大量生産品をもたらした工業技術を,デザイナーの力でマテリアルから製造工程まで含めて進化させることができれば,工業製品でありながらより人間的な,アートの領域まで達するような製品ができるのではないか,「マシーンワールドとヒューマンワールドの融合」がテーマでした.

これも含めて一連のコンセプトが提案したのは,とても数年後のBMWのデザインなどで収まる話ではなく,
・ボディは鉄でないといけないのか?
・なぜ左右対称でなければならない?
・なぜ内装,外装ともいつも同じカタチでないといけないのか?
・車と人のジェスチャーにコミュニケーションは?
・カーデザインに各国,民族の文化をどう表現する?


(BMW X Coupe 2001)

など,これまでのクルマ作りをデザインで根本的に変えようというものばかりででした.「ここがスポーティで...」という話ばかりのデザイナーが多い中,デザイン論が話せる希有な方だと思います.

しかもそのプレゼンテーションは抜群に上手くて.自分がこれまで聴いた中で冗談抜きで最高の講演でした.プレゼンの中で繰り返された「既成概念を壊せ.もっとフレキシブルに発想しよう」というメッセージは,今の自分にも確実に残っています.


デザインに話を戻します.

Z4のドア,そしてZ4Mのボンネットのラインを出すために,新しいプレス技術まで開発させたそうです.Z4のフェンダーライン,Z4Mのボンネットラインは,GINAのピンと張った布の下からワイヤーを当てた,鋭角的な凸ラインに酷似しています.この布ボディのラインをメタルボディでどうやって表現するか,という試行錯誤の結果がZ4のデザインなのだと思います.


「良いデザインは簡単に描けるデザイン」ともいわれますが,Z4Mは少ないキャラクターラインで,それらのラインがバンパーとボディの分割線も含めてほぼすべて一筆書きのように連続し,あるべき所に線があります.Z4は当時のBMWのもっともデザインコンシャスなモデルで,結果として当時のBMWデザインを象徴する,かつもっとも練られたデザインだといえると思っています.



このGINAは2008年に発表されましたが,2001年には完成していたそうです.まるで手の内を明かすような,会社のデザイン哲学を象徴するようなコンセプトカーを発表するのはおそらく異例だと思います.

彼がBMWを辞めた理由は明かされていませんが,このような考えのデザインチーフと収益性を重視する経営陣との間に対立が起こり,結果としてBMWから離れることになったのではないかなぁと,個人的には想像しています.そしてこれを公にしたのは,クリス・バングルがBMWを辞めるまえに「オレたちはこれぐらいのことを考えてたんだぜ.もうこの後には関われないけど…」という意思表示?とも思ってしまいます.その後のモデルにZ4のような突き抜けた感じが見られないのが,それを示しているような気がするのです.

個人的には,i8も含めての現行BMWモデルで,E85/86 Z4, Z4Mほどのデザイン的完成度のものはないかも,と思っています.また「進んでいるけれども完成度が高かった」ために,最新モデルとならべても古くささを感じさせることはほとんどありません(唯一フロントエンドがGINAのようなものだったら…とは思いますが).

それ故に,最もラディカルなコンセプトカーと非常に近いデザインを持つZ4Mは,その古典的なフォルムと唯一無二のメカニズムとが相まって,現在の評価は低いものの,フューチャー・クラシックとしてのポテンシャルは,実は高いのではないか,と思うのです.

Posted at 2014/12/21 18:26:02 | コメント(5) | トラックバック(0) | Z4MC | 日記
2014年12月17日 イイね!

JLRからの新たなハイテク装置 360バーチャル・アーバン・スクリーン

ドイツ御三家を含むライバルに対抗すべく開発を進めることで,ある意味手っ取り早くトップに立てそうな分野が「ハイテクガジェット系」.

JLRは以前かなり進んだヘッドアップディスプレイを発表していましたが,新しい物がまた出てきています.
その名も「360バーチャル・アーバン・スクリーン」.

つまりピラー部分がスクリーンとなっており,車外カメラの映像をそこに投影して,死角を全部なくしましょう,という機構.歩行者や自転車,クルマなどの注意が必要なものをハイライトして表示させたり,また混雑した市街地でのナビの誘導を助けるように「幽霊車両」(爆)を投影して,その後についていくようにしたりする機能のようです.



映像をみてると,車外カメラの物体の認識に加えて,ドライバーの顔の方向を車内のカメラかセンサーで感知して画像の投影を制御していたり,またナビの地図情報やウィンカーなどの車両情報などもピラーへの映像オン・オフに反映させている感じですね.

強調する表示が逆に他への意識を薄れさせる気がしなくもないですし,幽霊車両(何とかならないのか?この表現)を追尾することに夢中になって逆に危なっかしくないか? という気もしますが,車体のデザインの自由度も増すかもしれませんし,予防衝突安全装置などと組み合わせると市街地での事故はかなり減らせそうな気もします.

以前紹介したオフロードのクルーズコントロール装置も2015年モデルから装着可能になってるようですし,JLRはかなり攻めているようですね.実装されるのはいつになるでしょうか.

あとはこういうハイテク装備が,「ちゃんと」機能し続けることが,大事ではありますが…(汗)
Posted at 2014/12/17 22:18:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | Jaguar Land Rover | 日記
2014年12月16日 イイね!

レザーシートの,不都合な真実?

今まで買ったクルマでレザーシートが装着されているのは,Z4MCだけ.後のクルマはすべて布シートでした.特にこだわりがなかったんです.

しかし歳を取りシートヒーターの誘惑には逆らえなくなって,「今度買う時はレザーシートにしようかな…」と思うようになった今日この頃.

先日のJLRのフェアでレザーの香りに溺れ(爆),その後いろいろ調べてみました.

以前出たレンジローバー・ヴォーグのウェストミンスターという限定モデルがあり,それは座面,それ以外,ハンドグリップなどの部位に分けて3種類のレザーを使い分けていたそうです.だとすれば現行レンジのオートバイオで場所ごとに質感が変わっていたのもおそらく同じことなんだなぁ,と.



で,レンジローバーのカタログ添付のスペック表を眺めていたら,小さい文字で書かれた次の文章が目にとまりました.

「オックスフォード・レザー:本革シート(シートの側面,背後には合成皮革を使用しています)」

…へ? どぉゆぅこと?

「セミアニリン・レザー:本革シート(シートの側面,背後にも本革を使用しています)」

…マジで?ってことは,1300万近く出しても,”フルレザーシート”じゃないってこと?
…フルレザーにしたければ,1800は払え,ってことっすか…


それからさらに調べてみましたが,ランドローバーの名誉のためにいえば,別にこの会社に限ったことではなく,今では自動車メーカーにとってごく一般的な仕様らしいのです.

ちなみにレンジローバー・スポーツでも,記載内容は同じ.
ディスカバリースポーツではレザーのグレード関係なく,側面,背面,ヘッドレストも人工皮革.

イヴォーク,ジャガーF typeの日本版カタログではそれらの記載をみつけることができず.ジャガーXJ, XFのUS版にもそれらの記載は私にはみつけられず.

BMWも3シリーズ,5シリーズとも,インディビジュアルのエクステンデッド・ファイン・グレイン・メリノレザー仕様は側面,シートバックの背面,ヘッドレスト,ドアパネルのインサート,センターコンソールとアームレスト,インストゥルメントパネル下部も含む,という記載があり,おそらく「普通の」レザーだと,それらの部分は合皮の可能性高し.しかも英語版のカタログには記載があるのに日本版にはそれらの記載が一切ない…

ネットサーチしても,ドイツだろうがどこだろうが,シート側面や背面が合皮は当たり前,みたいですね….国産がそういう感じだ,というのは何となく知っていましたが,高価格の輸入車でも,状況は一緒だったんですねぇ…  知らなかった…

シートの側面や後面を合成皮革にするのはおそらく耐久性も考慮してのことだと思いますので,いいこともあるのだろうと思います.しかし,(座面と背部)x4の範囲の本革がグレードが変わるだけで,数十万も簡単に値段が変わるもの,なんですね.範囲が大きいから,ハンドバッグのこと考えたら妥当なこと,なのかもしれませんが…

そりゃぁ合皮の部分がぜーんぶ本革になれば,あれだけの香りの違いに,なるよなぁ〜.

先日のフェアに行った後,一緒に行ったみん友さんとまた話した時に,

「だからさ,こだわる人は今でもSZ系のロールスとかベントレー(例えばシルバースパーとかターボR辺りのこと)を探して買ったりするのよ…」と言っていた意味が,ようやく分かりました…


まぁレザーシートってもののイメージがリセットできたので,よしとするべきか…

まだまだクルマについて勉強しないといけない部分って,結構ありますね…
Posted at 2014/12/16 21:06:19 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマのコラム | 日記

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Ian*です. BMWから走りの良さを学び、そのスポーツ性の究極として直6NA&MTのBMW Z4Mクーペへ。同時に、その佇まいと世界観に惚れてレンジロー...
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