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2024年07月08日 イイね!

X350/358という選択

自分の中では、4thレンジローバーの乗り心地、乗り味が今の基準になっている。
2.5トンで上から押さえ、エアサスで不整をいなして、心地よい揺れを伴いつつ、滑るように走る。


X350が「段差超え以外はほぼレンジ」なのは、乗せて頂くまでわからなかった。
フォードが大金を投じて開発したオールアルミシャシー+フルエアサスの唯一の世代。
X300/308が柔らかボディ+バネサスで調和した猫足の味を、
剛性が飛躍的に上がったアルミシャシーにしなやかなエアサスを組み合わせることで再現。
劣化しにくくさびないアルミモノコック。劣化する部品を替えれば、クルマの味を長く楽しめる。

Sr.IIIやX300/308と比べ、X350/358は伝統的なジャガーらしく見えない、とも評されたりする。
その拒否反応の原因は上下に厚くなったボディと上がった全高のため。
ただ、クルマについて調べ、生産終了から10数年を経て、自分のX350/358への印象が変わる。


X350/358のデザインの美点は、XJらしさとパッケージングがバランスされている所。
ロングボディでは上下の分厚さが緩和され、クラシックなジャガーに通ずる部分もある。


最新世代にも通じる現代的シャシー構成、居住性、クラシックなデザイン要素が同居する稀有なモデル。
X350/358。デビューから長い時を経て、そんな捉え方ができるようになったクルマ。

しかも中古のジャガーは値段が安い。なぜか評価が低い。
ブリティシュ・レイランド時代の風評が、年式の浅いモデルにも影響を与えている。
これも見方を変えると、然るべきモデルで仕様と程度を選んで割安に購入して、
本体価格で浮いたお金をリフレッシュに投じ、リセットしてその良さを楽しむ…。
そういう楽しみ方ができるクルマ。

さて、これはそういう1台なのかどうか…?
Posted at 2024/07/09 14:26:26 | コメント(0) | Daimler | クルマ
2024年07月06日 イイね!

ブレイン・ストーミング

結論に行く前にあらゆる選択肢は考える。

コンパクトな足車、モダンな足車は、移動という目的は満たす。
けど、それ以外の趣味性は満たされない気がしたので、対象外に。

アストン、レンジと並ぶ3台目ということで、それらと並べてさまになるレベルを考えた。
ボディタイプから考えると、自ずとオーソドックスな3ボックス・セダンに行き着く。

W124、W126、E38などのドイツ勢も考えた。E38の端正な感じは好み。
でもやはりドイツ車。よくできているけど、どこか冷たい印象に感じてしまう。


ラインナップには共通するテイストを求めたくて、英国車で選んでいた。
今回、唯一の例外で検討したのが、アルピナ。
E46のB3、E39のB10。あるいはそれ以降のB5、D5。


なぜかというと、創始者のブルカルト・ボーフェンジーペン氏はロールス・ロイスのコレクターだったそうだ。アルピナの足回りはロールスの乗り味を目指したものらしい。ヒタヒタとしなやかに路面を捉えるアルピナの足回りが、ジャガーの猫足にも通じるテイストを持っているのは、そういった背景があるそうな。


外装青または緑、内装白系のレア仕様をUKで探していた。右ハンドルだったし。
ただ…踏み込みきれない部分があった。

それは…至極当たり前なことだけど、「見た目はBMW 」だったから。
間違いなく端正。でもどこかビジネスライク。
そのステルス性と仕立てや走りとのギャップが魅力なのだけど、
艷やかさがもっとほしい、と今回自分は感じてしまった。

3rdレンジ。前車を買い増す、という発想もあった。
実際あれはいいクルマだったと思う。アルミの4thと乗り比べも楽しいかも。


ただ、3rdのいい部分があると同時に、4thに進化して良かった部分も当然ある。
旧型の不便さを比較して感じながら乗るのがいいのかどうか?
貴重な残り1枠をそこに使うのか?は悩んだ。
UKからは惜しいスペックの個体は出ているけど、
希望のバリ物ではなかったのが選ばなかった理由。

英国モノで、RRやフライングBのように拒絶反応を起こさず、
クルマバカでない人が受け入れられるもの…

…ジャガーしかない。じゃあどれ?

X351は当然考えた。ルックス的には自分は全然OK。
ただ一度座ったことがあるけど、かなり低い。前も見にくかったと記憶している。
あと決定的なポイントが、フロントサスがコイルになっていること。
故障を避けるための採用だったのだろうか。


シュアなハンドリングは手に入れたけど、ジャガーのテイストは薄まっている、
というのがジャガー乗りの方の共通意見として聞いたりする。
希望の仕様が出ていなかったことも含めて、今回は選外に。

Sr.IIIは最高。ずっと所有するにも最適。飽きないはず。
ただ、仕事にも使おうとすると、止まりそうで怖い。
最初から動かないのはOKだけど、途中で動けなくなるのは、絶対に避けたい。
足グルマとして安心できるクルマにはさすがにならない、ということで、将来の夢とすることに。


X300/308。Sr.IIIよりも(おそらく)信頼性があり、十分にSr.IIIっぽい。
値段的にも良いし、玉数も十分にある。良さそう。


ただ…狭い?
レンジに乗るようになって、視界の広さや開放感って大事だな、と思うようになった。
乗れば間違いなくいいクルマなんだろう。モデルによってはコノリー・レザーだし。
ただ今回は、「レンジとのテイストの近似性」を重視したくなって、選外に。

という過程を経て、X350/358かな…ってことになるわけです。
Posted at 2024/07/06 20:23:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | Daimler | 日記
2024年07月03日 イイね!

新たな展開にむけて…。

レンジローバー、V12ヴァンテージAMRに加わる、もう一台。
どれにしようか、ずっと悩んでいました。

クルマ好きとしては、今のクルマがこうで、その上を目指すとすればこれ?
と考えてしまう。
その結果、自分が使うには難儀なクルマを欲しいと思うようになる。

シルバー・セラフが、おそらく良い例。
これだ!と思ったけど家族からの強烈な拒絶反応。
結局、ロールス/ベントレーは、「それを必要とする人が乗るクルマ」であり、
赤い絨毯を優雅に歩く必要がある方のクルマなのだ、と理解することに。

今の自分は何を望むのだろう?

もうカリカリに極めたスポーツカーは、いらない。
贅を尽くしたSUVでもない。
4thレンジは十分にその役目を果たしてくれている。
もうすでに53,000kmを超え、このペースで行くと数年で10万キロを超える。

新車に資本を大量投入する気も失せてしまっている。
追い金2000万払って追加分の喜びを得られるとは…やはり思えない。

UKから3rdレンジを輸入することも考えた。
ただ折からの円安。しかもUKではレンジは使い倒されている。
12〜14年落ちで、16万キロは当たり前。
そのまま入れて600万超え。整備をいれると700以上は確実。
サビの問題もある。
冷静に判断しよう、と思うことに。

クルマの仕立てとしては優雅な感じが良い。
室内も明るく。手仕事を感じられる室内がいい。
長く楽しめるクルマで、タイムレスなデザインがいい。

レンジの乗り味は好き。でももう少し軽快でもいい。

...そういえば、レンジ購入時に同行して頂いた大熊猫@さんのX350のXJ、
テイストがレンジそのものだったんだよな…

この走りって、フルアルミ・シャシーで、フル・エアサスだから?...
…ってことは、こういうクルマになるのかな?




X350/358のジャガーXJは、以前から気になってはいた。
以前のブログにも候補の一台に挙げている。

長く深く愛せるクルマは?

ただ、ルックスはSr. IIIのXJ、DD6が最高!というイメージのため、
あの厚みのあるルックスが、どうしても引っかかっていた。

とはいえ、Sr.IIIもX300/308も、低い=その分狭い、ということ。

デザインを冷静に眺めていると、視界の良さ・開放感、
デザインとパッケージのバランスをようやく理解できるようになってきた。

しかも、デイムラーもある。最終型。これ以降のデイムラーはない。
「最終型」。「最後の〜」。この言葉に弱すぎる。

勉強してみましょう。




Posted at 2024/07/03 13:14:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2024年04月14日 イイね!

ストーンガード、(なんとなく)取り付け?...うまくいかず。

飛び石上等!!って言いつつ、気にはなっているリアフェンダーのチッピング傷。

フィルムは好まないので、改めて調べると、HAM*さんとのやり取りでストーンガードを私もお取り寄せ。車購入時にもディーラーに聞いてみたのですが、「いやぁ、そういうのはないと思います」と言われて放置してましたが、結果としてはV12ヴァンテージも対応する仕様でした。

ホイールアーチライナーにドリルで穴あけがあったのですが、装着して撤去することはないし、やってみようとおもってDIYで。


で、トライしたのですが....

なんでこんなにギャップがデカいんだろう...? ファスナー届かない。
左右でライナーの位置がビミョーに違う...


スカート部分のネジ、ボディーだけだと問題ないのに、ガードのプラ部分が入るとネジが奥まで締まらない....締まったと思ったら動かすと落ちる。長さ足りないじゃん....
脱落させるわけにはいかないので、共締めは一旦せず。
長いT30、M6で20ミリ以上のネジ、あるのかなぁ...


「10ミリの穴を開けろ」とあったけど、8−9ミリ程度で開けたのですが、1箇所だけ穴が大きかったみたい...付属のファスナーがゆるい....Oh, No....


ということで、2つ〜3つくらいの留め具でとりあえず固定して途中で終了。
ファスナーは11ミリ対応のものを用意するか....


すんなり装着できないこともある、というのは本当でしたね....
対策を考えます。

ただ、これは効きそうです。一番近い場所で砂や石をブロックしてくれるので。見た目も気にならない。ネジ問題を解決したらまた山道に繰り出せそうです。

Posted at 2024/04/17 13:04:55 | コメント(4) | トラックバック(0) | アストン・マーティン | クルマ
2024年04月14日 イイね!

なりたい自分になるためにクルマを選ぶ、という話。

生活に波乱万丈がありつつも、何年かごとにクルマが欲しくなる...
ただ買い替えたいのではなく、どんなクルマを経験すると自分の人生が豊かになるか?という視点。

レンジローバーの3rd、そして乗り換えた4thのオートバイオ。
アストンマーティンV12ヴァンテージAMR
ときて、この2台ともに愛せるクルマ。

ロールス・ロイス シルバーセラフ。
究極の手仕事であり、クルマという枠を超えた工芸品として愛でられるクルマ。


デイムラー・ダブルシックス。多分シリーズ3。
美しいデザインと英国らしさにあふれる、でもドライビングも楽しめるクルマ。


頭の中で論理的に「レンジよりももっとここが...」とか、「アストンよりもこんな感じで...」みたいに考えた選択肢として妄想した結果。

クルマ好きには当然刺さる。でも特にセラフは実際に提案して、
「そんなクルマに乗るなんて...」とドン引きされるのが、一般の方の反応です。
(DD6はまだ提案してませんが...どうなんでしょうね....)

あーでもないこーでもないと悶々とする中で、こういう動画に出会う。


レンジニアスはレンジが好きで好きで仕方がない方が立ち上げたお店で、かつて3rdレンジを探していた時(ディーゼル並行輸入も検討していた)、篠田さんには真摯に質問に答えて頂いた。ここのメカだった方が今はVerdeで代表をされている。

2台のレンジ・ローバーもアストンも、そのクルマの世界観に憧れて、手に入れたいと何年も思って、自分の人生の節目で手に入れたクルマ。

Z4Mクーペやアストンなどのスポーツカー系は、自分のエゴそのもの。
これで走りたいという願望の結果。家族は興味も示さない。

一方でレンジ・ローバーは家族も愛するクルマ。自分が欲しくて選んだけど、乗った家族にもきちんと受け入れられて、レンジに乗る喜びを共有できる。

「どんな人間になりたいか?」と日々思いながら生きている中で、その象徴?として、自分の乗るクルマがあるのかな、と思ったりする。「レンジローバーみたいな男になりたい。」と自分も思う。

日々乗っていて、しんどい時でも滑るように移動してくれるレンジは、やっぱりいいな、と思う。
デザイン、乗り味、内装の仕立て、色、世界観....やっぱり自分が心地よいと思える、恐れ多いと思わず、無理せず付き合えるのは、このクルマかな...と思う。

だから、もし増車するとしたら、レンジかな...と思う。
一度売ったクルマを買い直すって、今まで一度もしたことないけど...
3rdと4thを両方持つ人って、ちょっと頭おかしい気もする。


あの3rdレンジ・オートバイオのレザーの匂いは今でも覚えている。
4thのフツーのクルマに近い感覚は快適だけど、あの緻密な操作感の3rdは忘れがたい。
重くてロールも大きいけど、あの初代に通じるボクシーなデザインは、レンジらしさを残す最後の世代かもしれない。

それを自分の思う内外の色・装備の仕様で乗りたい。外は紺か緑、中はアイヴォリーかパーチメント。できればクリアガラスで。

あとは...もしかしたらクラシック。ヴァンデンプラ?
そっちの世界はまだ知らない。


どっちも国内ものは無理そうかな....並行輸入かな...

いつなのかはわかりませんけど、車を買い替える興味が薄れていく中で、ともに老いていくラインナップに向けて、じっくり考えようと思います。
Posted at 2024/04/14 19:10:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | Range Rover | 日記

プロフィール

Ian*です. BMWから走りの良さを学び、そのスポーツ性の究極として直6NA&MTのBMW Z4Mクーペへ。同時に、その佇まいと世界観に惚れてレンジロー...
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