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Ian*のブログ一覧

2023年11月05日 イイね!

クルマ界のエベレスト

スポーツカーと並び、クルマバカにとってはラグジュアリーサルーンもあこがれの対象のひとつでしょう。ただしその山は果てしなく高く険しいもの。

ロールスロイスの元デザイン・チーフのGraham Hull氏の本があり、興味があって読んでみました。

Inside the Rolls-Royce & Bentley Styling Department 1971 to 2001

そこで各世代のロールスやベントレーのデザインについて解説されていて、
シルバーセラフのデザインで目指したものが以下のように表現されています。

Solidness without heaviness  
Authority without arrogance
Elegance without effort
Presence without pomp

重苦しさのない堅牢さ
傲慢さのない威厳
無理せず醸し出される優雅さ
見せびらかしのない存在感





Graham Hull氏はシルバークラウドがロールスを最も象徴するデザインと感じ、
それが時を経て進化していったものとしてシルバーセラフをデザインされました。

最新のモデルからはそれを感じられないのは残念ですが、時代の違いなのでしょう。

この4つのフレーズに要約される在り方には、人としてもそうなれるといいな…と思わせるものでもあります。

とんでもなく困難なものでもありますが。クルマ同様に。
Posted at 2023/11/05 13:28:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2023年09月24日 イイね!

12ヶ月点検完了

アストンの12ヶ月点検が終了。

お願いしたのは、オイル交換。そして発覚したエンジンフロントカバーからのオイル漏れの修理。そしてフューエルキャップが開かない部分の調節。

フューエルキャップが開かなくなることがあります、とは聞いていました。その際はトランク内の内張り剥がしたところに紐があるからそれ引っ張って!...とのことで、ここ最近はそれでもまったく開かず、引っ張りながら蓋を押したりずらしたり?してようやく開くという形でした。


調節しました、とのことでしたが、「おそらく再発します...」とのこと。
構造的に蓋が歪むのか、フックのクリアランスがなくなるとのこと。
もし開かない時はクリアファイル的な薄いものを挿入して下さい....とのこと。

どれだけもつか、様子見しかないようです。

そしてエンジンフロントカバーのオイル漏れ。
結論としては経年劣化、とのこと。ということは何年先かわからないけど、またやってくること確定。こういうもの...と受け止めないといけないようです。

後期型(おそらくS以降)のエンジンはDB9とは違って部品点数も少なくなり、交換費用はお安くなるようです。それでも結構な費用はかかります...

今回はオイルパンからの漏れはありませんでしたが、その場合はまた結構な手間だそうです。オイルパンを外すためにフロントサブフレームを下ろし、その結果足回り下半分を外す必要があるそうで。となると修理後のアライメントも必須となる、と。その際は足回りのリフレッシュも兼ねて...くらいの心積もりが必要になりそうです。

アストンは丈夫!...とにわかオーナーとして感じていましたが、やっぱりにわかオーナーでした。順調に乗れていても、健康体の維持のためにはそれなりに掛かる...という、当たり前の事実がアストンにもありました。

...次は何が来るんだろう...しばらくは何も来ないでほしいなぁ...
Posted at 2023/09/24 22:25:01 | コメント(6) | トラックバック(0) | アストン・マーティン | クルマ
2023年09月17日 イイね!

アストンと過ごす濃い一日

連休の中日。アストンで運転の練習に。

今日は訪れる先の車のラインナップが濃かった。

朝のとある道の料金所では、MやポルシェのGT3,GT4などが集まってて。
集まってたクルマはほぼMT。

さらには、Chiltern GreenのV8ヴァンテージ(前期型)とも遭遇。
AMRとの組み合わせは、日本でここしかないかもしれない?

同じグリーンのアストンつながりで、しばし歓談。
(写真を取り忘れた…滅多にない組み合わせなのに)

定点観測地点でも911SC,NSX、ルノー・スポール・スピダー、エキシージ、エリーゼ、ケータハム7、フルチューンの32GTR…その他諸々。本当に多彩。

GTRの方と途中ご一緒させて頂いた。めっちゃ上手い。めっちゃスムーズ。
自分の乗り方の下手さに凹みつつも、運転改善のきっかけを頂いた気がする。

そして1年点検。クルマとしては5年経過。

「アストンは丈夫です」と言っていましたが…
楽しんだあとに、待っているものがありました。
オイル漏れ。上と、前と、下からも?


結構いきそうだなぁ…(汗)
Posted at 2023/09/17 20:41:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | アストン・マーティン | クルマ
2023年07月02日 イイね!

レンジ・ローバー ヴェラール

書こうと思って…思いっきり放置してしまっていた。

ボルボのXC60。デザイン的にはいいと思うし、白内装が選べるのは最近は結構貴重。
奥様が乗るクルマとしてはなかなか良い、とは思う。


ただ、自分が乗ると、色んなところが気になってきた。
フルサイズのレンジ・ローバーが比較対象なので、車格の違いか?と思っていた。
が、ヴェラールに試乗したら、メーカー思想の違いによるものかも、と思ったり。

XC60には、「クルマとして軽い印象にしよう」という意図を感じる。
ただ、実際には「軽々しい」と感じてしまう部分がある。

確かに操作系は軽いし、運転を意識させないようにしているのだけど、冷静に挙動を感じ取ると、挙動が雑かも?と言う印象を持つ。

足回りはソフトなように見えるけど、当たりはそうは感じない。「ウッ!!」とボディブローのように路面の衝撃を返すBMWではないけど、凸凹な坂を軽い箱が転がるというか、ドンガラが抑えが効かない感じでボヮンボヮンと不整を伝えてくる感じが、最近は気になっている。

あとブレーキも初期に効きそうな印象が、実は思うほど効かない?と感じたり。
フラットに止まるのかと思いきや、意外にノーズが下がる気もする。
下が軽く感じて、どっしり感をあまり感じない。なんとなく重心が高く感じる。

ハンドリングも切った印象と挙動が一致しない印象がある。
アクセルの微小な入力にもリニアな反応が少なく感じる。

気にしなくていい、ということなのかもだけど、入力と挙動が一致しない感じが、違和感になる。

ヴェラールについては、最初は「こんなんシティ向けのカッコだけレンジ」と思っていた。ところが実際触れてみると、印象がまるで変わった。


中央が凹んだボンネットとキャッスルコーナーからなる景色も、フルサイズか?と思うくらいに違和感がない。

足回りの振る舞いも、どっしりとボディの下が安定していて、不整をいなしつつ超える様子がよくわかる。
コイルサスだったのに。挙動が乱れる印象がない。
まるでフルサイズのレンジのごとく、微小な反応にもきれいにリニアに反応する。
加速、減速、コーナー、また加速などの一連の入力へのレスポンスもリニアで、違和感はない。

これってなにが違うんだろう?...って思ったら、FFベースとFRベースの違いか…と。

ヴェラールはF-paceのレンジ版だから、FRベース。フルサイズのレンジも前後は50:50になっているのと同様、多分前後重量バランスは非常に良い構成になっているはず。

ランドローバーはオフロードカーメーカーなわけで、路面が不安定な環境でアクセルのリニアな反応、傾斜があるところでの安定性やトラクションの確保は基本的な性能として担保しているはず。

それが操作に対するリニアリティの高さ、挙動の安定性、ドライバーへのクルマへの信頼につながるのかな、と思う。


XC60は基本FFベースのAWD。そういえば久しぶりにFFベースを所有したことを忘れていた。当然LRほどのオフロード性能を優先することもなく、暮らしの中で使うクルマとして作られているのがボルボなんだろうな、と思う。

当然前軸荷重が多ければ、ハンドルのリニアリティ、ブレーキでリヤ含めて沈む感覚、コーナーでフロントからリヤに荷重が移動する感覚...
それは期待しすぎってことなんだろうな...ということなんでしょうね。

昨今のEV推進路線、「クルマ」という概念から離れようとしている姿勢がこのメーカーは顕著。
コネクティビティや、デザイン・内装の見た目、車オタクとはかけ離れた多くの人にとってわかりやすい乗りやすさ?で作ってるんだろうな、と思う。

コストと開発の割り振りとして、操作に対するリニアリティなんていう旧来のクルマらしさに十分投資しているか?... と考えると…

このメーカーは多分違うんだろうな、と思う。

個人的にはヴェラールに変えたい、とアホなことを考えたくなりますが…
しばらくはXC60をバッテリー上がりさせないように動かしつつ、現状維持でいこうと思います。

最近は新しいクルマにほとんど魅力を感じなくなっています。
5代目レンジも別に無理にいかなくても…という気持ちになってきて、
むしろ今の4代目レンジの雰囲気やデザインが好ましく感じられます。

次の一手がどうなるのかはまだ自分にもわかりませんが、
「代替えし続けるモノ選び」ではない、ずっと過ごせる相棒探しみたいなのを目指したいなと思います。

Posted at 2023/07/02 15:07:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | Range Rover | クルマ
2023年05月24日 イイね!

ホンダとアストン・マーティンが組むとは…

人生最初のクルマがホンダのインテグラで(当時はVTECのは手が出なかった)、多くの方と同様、そこからF1、ホンダ全盛期に盛り上がり、高回転NAこそ最高という考えに染まった、クルマ好きになる原点とも言えるのがホンダ。

2代目で、マイケル・J・フォックスがCMに出ていたやつ。当然MTで。


そこから始まったクルマ遍歴は、その後ATのVWを経てBMWでNA+マニュアルに戻り、行き着いた今がアストン・マーティン V12ヴァンテージAMR。

そのアストン・マーティン・レーシングがホンダと組んで頂点を目指すという…
こんなこともある世の中なのだなぁ…と。

アパレルメーカーの買収と高値転売の過去から、代表のローレンス・ストロール氏のことを「アストンを英国版フェラーリにして、高値で売り飛ばしたいだけじゃないか??」と当初は思っていたのですが、たぶん相当の負けず嫌いというか、「なんとしてでも(なにをしてでも?)勝ってやる!」という強烈なモチベーションが、F1挑戦の根幹にあるのかな、という気がしてきた。

アストンF1の動画では、開発部門との会議ではメッチャ怖そうな形相で「…で、いつ勝つんだ?」と周囲に強烈なプレッシャーをかけていました。

だからこそ、本業で利益出てないのに(汗)巨費を投じてF1開発拠点と自前の風洞施設まで作り、レッドブルから多くの重要な人材を引き抜き、ヴェッテルやアロンソを迎え入れ、さらには現在のチャンピオンエンジンを獲得。

勝つために最強の要素を容赦なくそろえ、本気でトップに立とうとしている...初めた戦は徹底的に勝つまでやる、そんな強力な意志と行動がこの人の本質なのか…と今は思います。

2つの自動車メーカーをどう応援するのか、イメージが湧きませんが、アストン、日本での注目度は上がりそうですね。
Posted at 2023/05/24 16:56:05 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

Ian*です. BMWから走りの良さを学び、そのスポーツ性の究極として直6NA&MTのBMW Z4Mクーペへ。同時に、その佇まいと世界観に惚れてレンジロー...
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