
萩城跡は過去2回訪れてたんですが、指月山(標高143m)山頂にある詰丸には登ってみたことはありませんでした。
今回訪れたこの日もとても暑い日だったので過酷な登山はスルーするつもりでしたが、登山口に立ったら躊躇しつつも現場判断のアドリブで思い切って登ってみることにしました。
猛暑日に大汗掻きながら詰丸に登っています。
二の丸跡にある駐車場ポールボジションに愛車を停めています。 この奥は二の丸南門跡。
二の丸南門跡

それでは萩城跡を歩きます。
二の丸南門跡を進むとすぐに毛利輝元像が鎮座。
二の丸跡から内堀に架かる橋の先に本丸門跡。 そこに門番の料金所があります。
橋の上から左手に天守台を見る。
料金所で入場券(旧厚狭毛利家萩屋敷長屋と共通券)を買って本丸跡(指月公園)に入りました。
萩城本丸跡(指月公園)の案内図です。 今は本丸門跡にいます。

毎回思うのですが、ここは料金所(本丸門跡)を通らなくても横から入れてしまうのが不思議。
天守台に上がってみます。

画像分かり難いですが本丸内側から見ると二層構造になってます。
天守台を一層上がる。 下層は東西19.8m、南北16.2m。
天守台の上に上がりました。 高さ8m。

天守閣の礎石が並んでいます。
ここには5層の白亜の天守閣が建っていました。 (現地説明看板より明治初期頃解体前の写真)
天守台から本丸門のほうを向いて東側の内堀を眺める。
西側の内堀。 今度はあっちに行ってみます。
内堀の外側に出て天守台を綺麗に撮影。

なお、今立ってるところからも本丸跡(指月公園)に出入り可能。 地元民が散歩されてたり。
本丸跡の西側にも繋がって広々とした公園(石彫公園)があり海まで歩いてみました。

直射日光が暑いので引き返します。 猛暑日で平地を歩いても大汗状態。
本丸跡に戻って山頂に詰丸がある指月山(標高143m)の登山口前に来てしまいました。

とても暑い日だし、時刻ももう16時半だし、今回もスルーしようかと思ったんですが・・
しかし、躊躇しつつも現場判断のアドリブで思い切って登ってみることにしました。
登山口からは未体験ゾーン。 少し登ると平坦地があってここは仰徳神社跡。
仰徳神社跡に立つ重建大祖神廟記の碑。 逆光。

仰徳神社は萩城鎮護の社で石碑はその由来を記すもの。
台座の石が犬?の顔をした亀でした。
後はひたすら登山です。

「山頂(展望台なし)」の案内に山頂まで登ってもあまり期待できないのかな?と不安になる。
暑い夏の日に指月山(標高143m)山頂にある萩城詰丸を目指して大汗掻きながら登りました。

また、蚊もしつこくまとわりつくのでタオルをぐるぐる回して格闘しつつ登山。
おっと! 山頂?

山頂には何も無いかと思ってましたが、石垣や土塀があって嬉しくなりました。
山頂にある萩城詰丸跡に到達です。

想定よりもかなり早く着いて15分ほどの登山でした。
ここは矢倉門跡。

白壁の土塀と石垣があります。
土塀に開いた長方形の穴は矢狭間。
矢倉門跡を通って中へ。
二の丸
二の丸には用水槽の跡がありました。 飲料や消火用の貯水施設。
二の丸に立つ萩城要害跡(詰丸)の説明看板。
詰丸には石垣と土塀、櫓に囲まれてた本丸と二の丸があったのだそう。
二の丸からの眺望は木々の間からかろうじて。 見えないですが画像右手には萩の街があります。
二の丸の端から振り返り。 石垣の一段上にあるのが本丸。
本丸
石切り場
石切り場

フランケンシュタインの縫い目のようにクサビで石を割る矢穴の跡が点々と開いてます。
石切り場の大岩に周りに池の跡があります。

詰丸には井戸が無く、池や用水槽が飲料や消火用の貯水施設になりました。
埋門跡

本丸東側にある裏の門。
本丸からの眺望 その1

海水浴場にもなってる菊ヶ浜、そして萩の街が見えました。
本丸からの眺望 その2

日本海と島々。 見えないですが右手のほうに萩港、萩の街があります。
下山して水分補給。 指月山山頂にある詰丸には初めて登って発見もありとても良かったです。

時刻は17時過ぎでまだ明るい。 もう少し萩城跡(指月公園)を歩きます・・続く。
No.4741
Posted at 2025/08/03 06:29:30 | |
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